夏休みの子育て家庭を応援する「県下一斉フードパントリー2025」
山口県内のこども食堂などの運営者からなる「山口県こども食堂・子どもの居場所ネットワーク」はコロナ禍の2021年から「県下一斉フードパントリー」として、夏休みに子どもたちだけでも食べることのできる食品の配布を毎年実施しています。
特に、今年は1,160家庭分の申込のほとんどが2~3時間で定員となるなど、物価高騰により家計に苦しむひとり親家庭等からのニーズを強く感じました。

暑い夏のエアコンの電気代、夏休みのこどもたちの昼ごはん
毎日暑い日が続き、必要不可欠なエアコンのための電気代、給食のない夏休み中のこどもたちのお昼ごはんは困窮世帯にとって、大きな心配となっています。実際に、山口せわやきネットワークが山口市内でひとり親家庭にお弁当を配布する際のアンケートによると、124家庭のうち、53家庭(42.7%)が「夏休み期間中のこどもへの弁当など昼食の無料提供を希望する」という回答がありました
山口県内に200カ所以上のこども食堂がある
山口県内の13市5町にこども食堂があり(残る上関町は開設予定)、毎週や毎月、長期休暇など、開催頻度はそれぞれ違いますが、特に夏休み期間中は、月1回などの通常の開催とは別に地域のこどもたちに「お昼ごはん」としてお弁当を配ることができます。
丸久と「応援包括連携協定」締結記念の『寄付付き弁当』として8月1日から「こども応援弁当」を販売


協定締結を記念して、㈱丸久は8月から寄付付き弁当として、県内各店舗で「こども応援弁当」を販売し、弁当1個あたり10円をこどもたちを応援するこども食堂に寄付されることになりました。弁当の種類は季節ごとに変わりますが、特に、8月はこどもたちのお昼ごはんにもなる「おむすび弁当(税込み410円)」です。
8月「おむすび弁当」2,000個をこども食堂を通じて、ひとり親家庭などのこどもたちに「こども応援弁当」を配ります!
この「こども応援弁当」を利用して、夏休み期間中に、各地域のこども食堂が丸久の「おむすび弁当」をひとり親家庭などのこどもたちのお昼ごはんとして、お届けしたいと思います。
例えば、1回あたり20個(20人に)を2回配るこども食堂が50カ所ある、つまり20個✕2回✕50カ所=2,000個を配布の目標として取り組みます。
寄付金の使い道について
いただいた御寄付は「おむすび弁当」2,000個の代金として使用します。目標を上回る御寄付をいただいた場合は、こども食堂を通じてこどもたちのために使わせていたただきます。
今回は県ネットワーク(山口県こども食堂・子どもの居場所ネットワーク)の事務局として、認定NPO法人山口せわやきネットワークがクラウドファンディングを行いますので、御寄付は税制優遇の対象となります。
寄付の募集期間は8月1日から8月31日まで、目標金額は82万円です。よろしくお願いします。