新型コロナウィルス感染症の危機を乗り越え、「私」「地域」「世界」をつなぎ、最も影響を受け支援を必要とする人や地域と一緒に前に進んでいくための基金です。そして、SDGs達成の道につながる基金でもあります。 新型コロナウィルス感染症の危機を乗り越え、「私」「地域」「世界」をつなぎ、最も影響を受け支援を必要とする人や地域と一緒に前に進んでいくための基金です。そして、SDGs達成の道につながる基金でもあります。

2020年6月1日から寄付募集をスタートした
「私と地域と世界のファンド:みんなおんなじ空の下」基金では、
ファンドの趣旨に賛同いただき、様々な形で応援をいただき、大変ありがとうございました。

みなさまからのご支援の総額は、7,960,448円となりました。

また、2020年8月、上記を原資として助成プロセスへと移行し、
支援総額から管理費18%を引かせていただいた
6,522,000円を 以下35団体に支援させていただきました。
(「地域」\4,053,000/ 23団体 「世界」\2,469,000/12団体)

現在の
支援総額

7,960,448

地域への寄付

4,053,000

世界への寄付

2,469,000

地域+世界への寄付

6,522,000

尚、支援先については、「みんなおんなじ空の下基金 支援先選定委員会」 による審査を経て、
審査基準に基づき決定しましたことをあわせてご報告いたします。

支援団体と助成金額の一覧表

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みなさまからの応援、お気持ちは、大阪・関西のNGO/NPOの活動を通じ、
コロナ下において、 影響を受け困難な状況にある方々・地域につなげることができました。

支援団体の実施報告

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【支援団体】五十音順

アイキャン、アジア協会アジア友の会、いくの学園、大阪教育文化振興財団、大阪YWCA、小山田小学校区子ども食堂 チャイルドシート、カウンセリングスペース「リヴ」、関西いのちの電話、ここ、KADOMA中学生勉強会、子どもアドボカシーセンターOSAKA、子どもネットワーク ワルツ、CPAO JAE、すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK)、ダウン症ファミリー総合支援めばえ21、団欒長屋プロジェクト、チャイルド・ケモ・ハウス、D×P、テラ・ルネッサンス、トゥギャザー、日本国際飢餓対策機構ハンガー・ゼロ、日本クリニクラウン協会、日本国際民間協力会NICCO、PHD協会、フェア・プラス、FAIR ROAD、Future Code、フリースクールはらいふ、Bokk Jambaar、ママコミュ!ドットコム、み・らいず2、みんなの未来かいたく団、やんちゃまファミリーwith、RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)

【支援先選定委員会審査委員】五十音順

沢田薫氏 一般財団法人大阪市男女共同参画のまち創生協会
新田英理子氏 一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(SDGs JAPAN)
山元圭太氏 合同会社喜代七

基金運用における会計報告

みんなおんなじ空の下基金実施団体では、以下3名の士業関係者に協力いただき、2021年3月16日、3月31日に本基金運営における会計チェックを実施いたしました。問題となる点はありませんでしたので、本基金の会計報告とさせていただきます。

【会計チェック実施者】

税理士 秋岡安 氏
公認会計士 辻井芳樹 氏
税理士 中山麻衣子 氏

【会計チェック項目】

No.チェック項目確認資料
収入 1 収支報告書における収入金額は、実際の入金額・入金内容に基づき記録されているか 収支報告書、通帳、預金元帳
2 地域創造基金さなぶりからの助成金が「助成交付依頼書」に基づき入金されているか 助成交付依頼書
3 上記以外の個別の寄附金が、領収証(控)により裏付けられているか 領収証(控)
4 領収証(控)が連番管理されており、網羅性に問題はないか 領収証管理台帳、領収証(控)
支出 5 収支報告書における支出金額は、実際の支出額・支出内容に基づき記録されているか 収支報告書、通帳、預金元帳
6 審査会で決定された助成先に対して漏れなく正確に助成金の支出が行われているか 助成団体リスト(審査会資料)
7 管理経費は、請求書等の根拠資料により裏付けられているか 請求書等
8 不要な支出内容が含まれていないか 通帳、預金元帳
その他 9 残余資金がファンド運営管理団体(3団体)に適切に配分されているか 通帳、預金元帳
10 残余資金配分後の当ファンド管理通帳の預金残高がゼロとなっている 通帳、預金元帳

末筆となりましたが、この間、みんなおんなじ空の下基金を応援し、
SNSのシェアやリツイート、チャリティイベントへの参加、
そして、一緒にファンドレイズをしてご寄付いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

コロナ下での市民社会の活動と現場の声に引き続き関心を寄せていただけますと幸いです。

2022年3月
みんなおんなじ空の下基金
関係者一同

助成金の申請は終了しました。

助成金の申請は終了しました。

現在の
支援総額

7,960,448

目標金額

15,000,000

地域への寄付

2,676,000

世界への寄付

690,000

地域+世界への寄付

4,594,448

Messageメッセージ

新型コロナウイルス感染症は、私たちの社会と世界を一変させました。
日本に暮らす私たちの生活も大きな影響を受けています。

新型コロナウイルス感染症によって命をなくされた方々と、そのご家族に心からお悔やみを申し上げます。また、感染された方々が順調に回復されることを切に願います。私たちの毎日の生活のため、そして健康と福祉を守るために仕事を続けてくださっている皆さまに、心からお礼を申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の拡大を食い止めると同時に、命と生活が守られ、平穏な毎日が戻るために、私たちができること

大阪、関西で、市民の皆さまと一緒に活動を推進してきた大阪ボランティア協会、泉北のまちと暮らしを考える財団、そして関西NGO協議会から、皆さまにお願いがあります。

外出制限や社会的距離政策は必要な対策ですが、既に厳しい状況に置かれている人たちは、そうした対策に十分に対応するための条件を欠いています。外出制限やテレワークが長期間にわたると、家族間のストレスが高まり、家庭内暴力(DV)の増加と悪化に結びつきます。家庭が、子どもにとって安心できる場所ではない場合もあります。

非正規労働者をはじめとして、何の保障もなく雇用が打ち切られる恐れに直面している人たちがたくさんいます。技能実習生が解雇された事例も報告されています。真っ先に、そして最も強く影響を受けるのは、外国籍で女性あるいは障害者で女性といったように複数のアイデンティティから複合的な影響を受ける人たちです。

また、社会を覆う危機的な状況と先が見えない不安は、特定の人たちへの差別意識や偏見に満ちたデマを誘発する危険性があります。それはさらなる社会の分断につながりかねません。 さらに、感染拡大を封じ込めるための対策が、市民の自由な活動や人権の制限につながることも懸念されます。

さらに、「開発途上国」と呼ばれる国や地域にも、厳しい状況におかれている人たちがたくさんいます

世界の医療体制が整わない国では、パンデミックは人々の健康にさらに深刻な影響を与えます。日々の食糧や手を洗うための安全な水が手に入らない地域は世界中にあります。

「コロナ以前(Before Corona)」の日本の経済と社会は、グローバル化した世界との結びつきと、そこからの恩恵によって支えられていました。グローバル化した社会でのパンデミックは、グローバルな対応でしか解決できません。そして、グローバル化した世界での「コロナ以降(After Corona)」は、共存と共生と連帯なしには不可能です。

“私”も大変です。
そして、“私の周り”、さらに“世界”にも大変な人たちがいます

2020年は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成期限である2030年に向けた「行動の10年」の最初の年です。そしてパンデミックの克服には、「誰ひとり取り残さず」に持続可能な社会を実現するSDGsの理念で対応することが大切です。

この100年に一度とも言える危機にあたり、私たち、世界と日本で活動してきた市民社会組織(NGO/NPO)が訴えたいのは、このメッセージです。自分を大切に、そして地域の方々を大切に、そして世界の人々にも思いを寄せ、より平和で安定した社会をめざすために、皆さまの思いを託していただけないでしょうか。

皆さんから頂戴したご厚意は、「国内」「国際」そして、「国内と国際の両方(50%を国内に、50%を国外)」という形の支援として必要な方々に届けます。SDGsを推進する大阪そして関西から、地域と世界に心を寄せ共に未来をつくるために皆さまのご参加をお願いします。

Schemeこの基金の仕組み

「私と地域と世界のファンド:みんなおんなじ空の下」は、地域(国内)、世界(国外)で様々な課題、ニーズに応えるために活動するNPO/NGOに寄付を届けるための基金です。

  • 支援するエリアを選ぶ

    「地域(国内)」「世界(国外)」、「地域+世界」の3つから支援するエリアを選びます。

  • 選んだエリアで活動するNPO/
    NGOに
    寄付が届く

    あなたが選んだエリアで活動するNPO/NGOに対して審査を経て寄付金が届けられます。
    「地域+世界」を選んだ場合は、「地域」と「世界」にそれぞれ50%ずつ支援が分配されます。

  • NPO/NGOからの報告が
    ウェブサイトに掲載される

    あなたの寄付金がどのように役立ったのか、活動の報告をウェブサイトに掲載します。

確定申告をすれば、寄付した
金額の約4割が返ってきます。

この基金への寄付は、寄付金控除の対象となります。
確定申告を行うことで、(寄付金の額の合計額- 2,000円) × 40%の金額分、所得税が還付されます。
寄付金控除の詳細はこちら

ご寄付を(公財)地域創造基金さなぶりの口座で受け取ることで、公益財団法人格に基づく税制優遇が適用されるよう、「47コロナ基金 大阪」として事業指定を受けています。集まった寄付は、プログラムの運営管理に必要な経費(20%)※を引かせていただき、公募にもとづき「支援先選定委員会」で審査を行い、団体に助成金(助成目標総額1200万円、申請上限額30万円)として助成されます。

受領した寄付金は、基金設置団体である公益財団法人地域創造基金さなぶりが、私と地域と世界のファンド事へ助成の運営管理費として活用し、「私と地域と世界のファンド運営管理団体」を構成する特定非営利活動法人関西NGO協議会、社会福祉法人大阪ボランティア協会、一般財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団が共同で実施する、新型コロナウィルス緊急支援基金「私と地域と世界のファンド:みんなおんなじ空の下」NPO/NGO助成事業に活用されます。

※プログラム運営経費
congrant 4.8%
公益財団法人地域創造基金さなぶり 5.2%
私と地域と世界のファンド運営管理団体 10%

図解図解

もっと詳しく
5 分でわかる!大阪・関西発の
本ファンドのしくみとは?

Areaエリアを選ぶ

私たちの住む地域にも、海の向こうの世界にも、様々な課題があり、困難に立ち向かう人々がいます。このファンドでは、今あなたが必要だと思うエリアを選んで寄付をすることができます。

  • 地域

    私ができることで、
    大阪の支えあいを応援する

    大阪・関西において、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて困難を抱える人を対象とした支援です。
    影響を最も強く受ける、既に厳しい生活状況にあったり、日頃ごろから特別な配慮が必要な人を応援する団体に助成を行います。

  • 世界

    海の向こう側に広がる
    地域の緊急課題を支援する

    世界で新型コロナウイルス感染症拡大によって切迫した状況に追い込まれている人や地域を対象とした支援です。活動規模は小さくともコミュニティに寄り添い、今の状況に誰一人取り残さないことを大切にして開発途上国で緊急人道支援を行う団体に助成を行います。

  • 地域+世界

    国境なく、地球に暮らす私たち共通の
    課題を共に乗り越える

    新型コロナウイルス感染症拡大によって困難な状況に直面している国内の人、国外の人を対象にした支援です。
    同じ空の下でいのちを繋げていくことを分かち合うために寄付の半分を大阪・関西で活動を行う団体に、もう半分を日本国外で活動を行う団体へ助成します。

協賛企業

  • 真如苑

    真如苑

  • 大阪商工信用金庫

    大阪商工信用金庫

実施主体

私と地域と世界のファンド運営管理団体 順不同

  • 社会福祉法人大阪ボランティア協会

    社会福祉法人 大阪ボランティア協会

  • 特定非営利活動法人関西NGO協議会

    特定非営利活動法人 関西NGO協議会

  • 泉北のまちと暮らしを考える財団

    一般財団法人 泉北のまちと暮らしを考える財団

ウェブサイト作成・運営システム提供

  • リタワークス株式会社

    リタワークス株式会社

  • コングラント

    コングラント

基金設置協力

  • 一般社団法人全国コミュニティ財団協会

    一般社団法人
    全国コミュニティ財団協会

  • 公益財団法人地域創造基金さなぶり

    公益財団法人 地域創造基金さなぶり

協力団体

  • 特定非営利活動法人関西国際交流団体協議会

    特定非営利活動法人
    関西国際交流団体協議会

  • 特定非営利活動法人大阪NPOセンター

    特定非営利活動法人
    大阪NPOセンター

賛同者の声

  • 理事長 三木秀夫

    特定非営利活動法人 関西国際交流団体協議会 理事長 三木秀夫

    今、このときこそ、誰一人取り残さない社会の実現を。あらゆる壁を超えて、最も弱い人にこそ助けが届くように。このファンドがその大きな力になることを期待し応援します。

    今、このときこそ、誰一人取り残さない社会の実現を。あらゆる壁を超えて、最も弱い人にこそ助けが届くように。このファンドがその大きな力になることを期待し応援します。

  • 理事長 三木秀夫

    特定非営利活動法人 大阪NPOセンター 代表理事 金井宏実

    共に助け合い・支え合うファンドレイジングづくり応援しております。大変な状況で、つながりあい、のりこえていくファンドレイジングになることを期待いたします。

    共に助け合い・支え合うファンドレイジングづくり応援しております。大変な状況で、つながりあい、のりこえていくファンドレイジングになることを期待いたします。

  • 代表理事 三輪敦子

    特定非営利活動法人 関西NGO協議会 代表理事 三輪敦子

    パンデミックを乗り越えた先の世界を、誰もに居場所があり、誰もが安心できる、温かく公正で持続可能な社会にしましょう。そのための思いが集まる基金にしたいと思います。

    パンデミックを乗り越えた先の世界を、誰もに居場所があり、誰もが安心できる、温かく公正で持続可能な社会にしましょう。そのための思いが集まる基金にしたいと思います。

  • 理事長 早瀬昇

    社会福祉法人 大阪ボランティア協会 理事長 早瀬昇

    厳しい時だからこそ大切な助け合い。市民団体への寄付はボランティアの力との相乗効果で、寄付の力が何倍も大きくなります。皆さんの大切にしたいテーマを選んで、今です!

    厳しい時だからこそ大切な助け合い。市民団体への寄付はボランティアの力との相乗効果で、寄付の力が何倍も大きくなります。皆さんの大切にしたいテーマを選んで、今です!

  • 代表理事 宝楽陸寛

    一般財団法人 泉北のまちと暮らしを考える財団 代表理事 宝楽陸寛

    地域には、様々な社会課題に対応できるNPOが一つしかない場合もあり、組織を失うと代替措置を行うことは困難です。そんな状況を回避するためにみんなで支えよう!という本ファンド。大阪・関西からこの新しいチャレンジの輪が広がりますように。

    地域には、様々な社会課題に対応できるNPOが一つしかない場合もあり、組織を失うと代替措置を行うことは困難です。そんな状況を回避するためにみんなで支えよう!という本ファンド。大阪・関西からこの新しいチャレンジの輪が広がりますように。

  • 代表取締役 佐藤正隆

    リタワークス株式会社 代表取締役 佐藤正隆

    今回のパンデミックは日本国内だけでなく海外も状況は深刻です。ここ大阪・関西から発信し、利他の心を地域・世界に広げていきましょう。この基金を通じて、多くの個人の方との繋がりが結束し、新しい社会の礎となることを願っています。

    今回のパンデミックは日本国内だけでなく海外も状況は深刻です。ここ大阪・関西から発信し、利他の心を地域・世界に広げていきましょう。この基金を通じて、多くの個人の方との繋がりが結束し、新しい社会の礎となることを願っています。