学校法人フレンド恵学園

1日33円から始められるサポーター会員!すべてのこども達に【幸せなこども時代】を。

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サポーター
14
46%
目標人数 30
paid
支援総額
39,500円/月
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残り
21
2024年12月31日 23時59分 まで
私たちのファンドレイジングの目的は、社会を変えること。【すべてのこども達に《幸せなこども時代》を】。これが、創立50周年を迎えた私たちの新しい目標です。 教育界において常に語られることは、こども達の「能力」。しかし、不登校や若者の自殺、イジメの低年齢化など、深刻な問題を抱える社会において、こども達の「幸せ」を最優先に考えたい。 共感をもとに仲間を集め、社会を変えていきたい。ぜひ、仲間の一員になってください!こども達のため、本気で社会を変えていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

はじめに(代表よりご挨拶)

こんにちは。学校法人フレンド恵学園・理事長の伊原康史です。

You can read in English here!

先代の理事長である母、伊原恵が7年前に他界し理事長職を継いだのですが、20代後半までぼくは教育とは無縁の世界に住み、この法人を継ぐつもりもなかった。母は決して強制はしなかったが、教育が素晴らしい仕事であることをぼくに伝え続けてくれました。

教育に携わるようになった当初は失敗の連続でした。15年ほど前、園長職を任せられ約4年半務めましたが、120名いた園児が30数名まで減少するなどリーダーとしての責任を果たせず、園を離れました。その後、紆余曲折あったのですが、2年後再び園に戻ってくることに。9年前のことです。

失敗と挫折を経て、こどもに対する考え方(教育観)職員に対する考え方(経営観)が変化しました。現在、ぼくは《相手を信頼し、任せる》ことを大切にしています。そして、母が言っていた通り、この仕事の素晴らしさを実感し、情熱を傾けられることが大きな喜びとなりました。

ぼくが教育に携わるようになってからの20数年間、こども達の置かれている状況は悪化しています。こども達にはなんの責任もない。一日でも早く社会を変えなきゃ。ここ数年、そのようなことを強く感じるようになりました。

【すべてのこども達に《幸せなこども時代》を】。本気で実現させたいと思っています。

「大人の都合」を優先したくない

こども達を取り巻く状況は「非常事態」です。「社会全体がこども達を虐待している」と言うのは言い過ぎでしょうか。

[自然欠乏症候群ゲーム][ゲーム・スマホ依存][地域格差][不登校児童生徒数30万人][若年層の死因第一位は自殺][いじめのピーク=小学2年生][自己肯定感の低さ]などのニュースや調査からも、幸せなこどもの姿を想像することはできません。

私たち大人が経済性や合理性、利便性など「大人の都合」を優先していることが、こども達を苦しめています。子育てや教育の面でも、大人の都合を優先する限り、《こども主体の教育》は実現できません。こども達のwell-beingも二の次になったままになるでしょう。

こどもがこどもらしい、幸せな日常を

学校法人フレンド恵学園50周年トレイラーより、フレンド森のようちえん・森のがっこうの様子

主体的であること

こども主体の共育・保育は、私が考える《こどもを信じる》《こどもに任せる》ことに繋がっているのかもしれません。ただし、これを実践することは簡単ではありません。ベネッセコーポレーションが行った調査結果(2024年「これからの保育を考えるための園基礎調査」)から明らかになったように、《“子ども主体”を尊重している園》は全体の約2割のみです。

浦河フレンド森のようちえんの園舎には壁がほとんどありません。そのような環境での保育そのものが簡単ではないことに加え、こども主体の保育を行うということは更に難しいのかもしれません。でも、同時に思うことがあります。難しいからこそ、試行錯誤があり、やりがいや楽しさも生まれる。(こんなことを言ったら、先生たちに怒られるかもしれません。「勝手なこと言ってる」と。)そして、こども達の主体性を尊重するためには、まず、大人の主体性が問われます。ぼくは胸を張って言えます。うちの先生たちは主体的であると。先生たちは常に対話をしながら(保育中はインカムも利用して)、こども達を尊重する共育・保育を実践しています。

「一番好きなのは、こども第一主義なところ」

やりたくない子は無理強いせず、こどもの意見を尊重し、気持ちを受け止める。新園舎になってからは、こども達が縦割りで遊ぶことが増えました。壁も仕切りもない園舎ですから、先生たちもこども達にとって何が良いかを、自分たちで考えて実践しています。話し合いを重ねて、情報を調べて、今まで以上に保育に対して向き合っている気がします。その結果、こども達が楽しそうにしてくれているのが嬉しいですね。(みさ先生より)

私たちの哲学について

学校法人フレンド恵学園は、雄大な自然に恵まれた北海道浦河町に根差しています。私たちが携わる乳幼児共育・学童共育(こども時代の共育)は、人生の土台づくりの共育であるという自覚をもち、真にこども達の幸せにつながる実践を行い、社会に貢献することを目指しています。

私たちの実践と環境づくり

2021年 児童発達支援・放課後等デイサービス事業所「こどもの森 うらここ」を開設。
2022年
 「浦河フレンド森のようちえん」に園名変更。新園舎移転。広大な森での活動を開始。
2023年
 姉妹校・オルタナティブスクール「フレンド森のがっこう」を開校。
2023年
 保育園留学・がっこう留学を本格始動。

幼保連携型認定こども園 浦河フレンド森のようちえん

0歳児から5歳児のこども達が通う幼保連携型認定こども園。2022年に竣工した木造平屋建ての園舎は同年「北海道赤レンガ建築賞」&「北海道建築賞」をダブル受賞しました。また、2024年「2024ウッドデザイン賞・最優秀賞(農林水産大臣賞)」を受賞。斜めに伸びる柱を組み合わせた「立体トラス構造」を採用し、間仕切り壁のない解放感あふれる大空間を実現。壁で囲まれた保育室がないうえに数多くの柱が床から伸びるなど、常識を覆す園舎はデザイン性に優れるだけでなく、こども達のイマジネーションや美意識を育む場になっています。

一般の幼稚園として45年以上の歴史を重ねた後、2022年より森を所有する「森のようちえん」として新たなスタートを切りました。《すべてのこども達に自然体験を》という想いをもち、全スタッフが力を合わせてチャレンジを続けています。

オルタナティブスクール フレンド森のがっこう

2023年6月に開校したオルタナティブスクール。《新しい価値を生み出すがっこう》として、こども達のwellbeingを最優先しながら、新しい学びを追求しています。

ようちえんに隣接する土地に建つモンゴル・ゲルとビニールハウスが学び舎です。森での活動はもちろん、火おこしや馬の世話など、身体を使った学びを大切にしています。初年度は小学生のみを対象としていましたが、現在は中学生・高校生も参加できるようになりました。2024年、北海道大樹町に拠点を持つ東京大学memu earth lab(メムアースラボ)と【新しい時代の新しい学び】をテーマにした共同研究を開始。《アート》と《手の感覚》をもとにした体験型学習を実践、研究しています。

児童発達支援・放課後等デイサービス事業所 こどもの森 うらここ

2021年に開設された児童発達支援・放課後等デイサービス事業所。事業所名の「うらここ」は、地元「浦河(うらかわ)」の「うら」と、雅語で「ブランコ」を意味する「ふらここ」を合わせた造語です。《地域を愛し、愛されますように》《ブランコを一人で漕いだり、誰かと一緒に乗ったり、誰かに背中を押してもらったり、行ったり来たりしながら、楽しく成長できる場所でありますように》という願いを込めています。
《身体を使った遊び》《自然体験》《アート》
を通した「根拠のある丁寧な子育て」を目標に掲げ、こども達を応援しています。

私たちの活動について

【自然】

2頭の馬が住む約8ヘクタールの広大な「かしわの森」の麓で私たちは活動しています。半世紀以上もの間ひとの手が入らなかった森は現在、こども達の《育ちと学びのフィールド》です。森ではこども達の五感が刺激され、たくましい身体と頭、生きる力が育ちます。山菜やきのこ、樹液、薪や木材なども含め、有形無形の多様な恵みを与えてくれる森をさらに豊かにして次世代につなぐため、多様な人々と協働しています。

【多様性】

「保育園留学・がっこう留学」は多様性を生む実践の一つです。年間を通して、留学園児・児童を国内・海外(シンガポール、タイ、スイス、米国、ベトナム、イギリスなど)から受け入れています。インターンシップの受け入れも行っています。海や山、川がある豊かな自然環境のもと、多くのこども達・若者に《自然から学ぶ体験》を提供しています。

【地域】

私たちの活動がまちづくり、地域課題の解決につながることが願いです。所有する森や施設を地域資源として捉え、地元の人々の積極的な活用を促しています。また、マルシェやコンサートなどイベントの開催も地域の人々の交流を生む取り組みとして大切にしています。

【食育】

「安心・安全」「手づくり」「地産地消」の考えに根ざした食事を提供しています。名産の日高昆布や鰹節、小魚でとる出汁。地元の特別栽培米。地元のパン屋さんが作る道産小麦のパン。手間をかけた美味しい食事はこども達の心も育てます。自然農法による野菜づくりや森のクッキング、味噌づくりなどを通した食育も行っています

保護者からのメッセージを紹介させてください

お兄ちゃんは「森のがっこう」、妹さんが「森のようちえん」。スイスから3週間の短期留学に来てくれた後、お母さまから頂いたメッセージです。

他にも沢山のメッセージを頂いています。

なぜ継続的な支援が必要なのか

仲間とともに大きな夢を実現するために

「こども達に最高の環境を用意したい!」「地域の活性化につながる《ランドマーク》をつくりたい!」という想いから、総工費6億円(法人負担3億円)の新園舎を建設し、あわせて広大な森や2頭の馬を取得するなど、周辺環境の一体的な整備を進めてきました。そして、この営みはこれからもまだまだ続きます。

私たちのような学校法人の運営資金の大半は、補助金で成り立っています。(※無認可の学校である「フレンド森のがっこう」の補助金収入はありません。)しかし、私たちの夢である「すべてのこども達が【幸せなこども時代】を謳歌できる社会」の実現に向けて、チャレンジし続けるためには、補助金だけに頼ることはできません。日本中・世界中から仲間を募り、寄付を通した応援をもらってこそ、夢を実現できる。そう信じています。

成功するかどうかは重要ではない

社会を変える。それは途方もない道のりかもしれません。母がよく使っていた武田鷹山の言葉。「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」。やってみないと始まらない。やってみようと思うところからしか始まらないと思うのです。

本法人の実践が社会に広がることにより、【すべてのこども達が《幸せなこども時代》を謳歌できる社会】の実現につながると信じています。私たちの想いに共感していただけましたら、ぜひ仲間になってください。すべてのこども達のため、本気で社会を変えていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

寄付金の使い道について

共育活動、自然体験活動、啓蒙活動、そして地域社会との連携といった活動費。新しい学びに関する研究費。森林整備などの環境整備費等に使わせていただきます。

サポーター特典について

サポーターのみなさまには、年に数回「サポーター限定ニュースレター」をお送りいたします。また、不定期の「サポーター限定茶話会」をオンライン開催いたします。

団体情報
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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