「みんなのこども食堂 活動応援クラウドファンディング」第2回勉強会を開催しました
コングラント株式会社は、東京都のスマートサービス実装事業「Be Smart Tokyo<Inclusive>」の一環として推進する「みんなのこども食堂 活動応援クラウドファンディング ~つながる、広がる、街の拠点~」において、【2026年09月15日】に第2回勉強会を開催しました。
本勉強会には、東京都内でこども食堂を運営する 5団体様(1団体欠席)にご参加いただきました。
各団体が実際に作成してきたクラウドファンディングページを持ち寄り、お互いに紹介しながら、より想いの伝わるページにするための意見交換を行いました。
1.第2回勉強会の目的
「みんなのこども食堂 活動応援クラウドファンディング」では、東京都内でこども食堂を運営する5団体が、2026年10月1日から一斉にクラウドファンディングに挑戦します。
クラウドファンディングで支援を募るためには、活動内容を紹介するだけでなく、「どのような課題があるのか」「なぜ今、寄付が必要なのか」「寄付によって何を実現したいのか」を、活動を初めて知る人にも分かりやすく伝えることが重要です。
そこで第2回勉強会では、各団体様が作成したクラウドファンディングページを実際に見せ合い、第三者の視点から意見をもらうことで、ページの内容をブラッシュアップすることを目的としました。
また、同じ東京都内でこども食堂を運営する団体同士が、それぞれの活動や日頃抱えている課題について情報交換し、横のつながりをつくることも今回の勉強会の目的の一つです。

2.活動の「リアル」をどう伝える?掲載写真等について議論
当日は、各団体の自己紹介をしたあと、クラウドファンディングの過去の成功事例の紹介・ページ作成時のポイントをお伝えし、そのあとそれぞれの団体が作成してきたクラウドファンディングページを各団体様に紹介していただきました。
今回参加する5団体は、いずれも「こども食堂」という共通点を持っています。
しかし、実際にそれぞれの活動について話を聞いてみると、活動する地域や利用する人、活動の特徴、団体が抱えている課題はそれぞれ異なります。
各団体がクラウドファンディングで実現したいことにも違いがあり、その違いをどのようにページ上で表現すれば、それぞれの団体らしさや活動への想いが伝わるのかについて意見を交わしました。
また、ページを見せ合う中では、クラウドファンディングで使用する写真や画像をどう選ぶかについても意見交換が行われました。
クラウドファンディングでは、文章だけでなく写真も、活動の雰囲気やそこに込められた想いを伝える重要な要素です。
一方、こども食堂という活動の性質上、子どもたちのプライバシーへの配慮から、顔が写った写真をWeb上で使用することが難しい場合もあります。
そのため、AIで生成したイメージ画像を活用する選択肢もありますが、使い方によっては、実際の活動の様子や団体ならではの雰囲気が伝わりにくくなってしまう可能性もあります。
そこで今回の意見交換では、子どもの顔を掲載することが難しくても、普段こども食堂を開催している部屋や、食事、準備中の様子など、実際の活動を感じられる写真を活用できるのではないかといったアイデアが出されました。
プライバシーに配慮しながらも、その団体だからこそ伝えられる「活動のリアル」をどう表現するか。
実際にページを見ながら、具体的な工夫について考える時間となりました。
3.ワークの合間にも生まれた、こども食堂同士の交流
今回の勉強会で印象的だったのは、クラウドファンディングページについての意見交換だけでなく、ワークの合間にも自然と団体同士のコミュニケーションが生まれていたことです。
例えば、自治体によるこども食堂への対応の違いや、日頃活動する中で感じていることなど、クラウドファンディングの枠を越えた話題についても会話が広がっていました。
異なる地域で活動しているからこそ、
「自分たちの地域ではこうしている」
「こちらの自治体では、このような対応になっている」
と、それぞれの経験や情報を共有する場面も見られました。
勉強会後のアンケートでも、参加団体からは「リアルな話が出来て良かった」「対面は安心します」といった声が寄せられています。
同じ東京都内で活動していても、普段はそれぞれ異なる地域で活動しているこども食堂が、一つの場所に集まって話す機会は決して多くないかと思います。
クラウドファンディングについて学ぶだけではなく、同じ活動に取り組む団体同士が横につながり、日頃の悩みや工夫について気軽に話せたことも、今回の対面勉強会ならではの時間となりました。

4.「次にやること」が少しずつ具体的に
今回の勉強会では、実際にページを作り、他団体から意見をもらうことで、クラウドファンディング開始に向けて各団体がこれから取り組むべきことも、少しずつ具体的になっていきました。
勉強会後のアンケートでは、
「やるべきことが良く分かりました。」
「計画についてフワッとしていたものがやや明確になった。」
といった声も寄せられました。
また、アンケート回答者4名(3団体)のうち、勉強会の満足度について3名が5点、1名が4点と回答しました。
一方で、「初めてのことでまだまだよくわからない事ばかりです」という声もありました。
クラウドファンディングへの挑戦が初めての団体にとっては、プロジェクトの魅力を言葉にすることだけでなく、実際にシステムを操作し、ページを作成・設定していくことも一つひとつが新しい経験です。
今回の勉強会でも、クラウドファンディングページの内容だけでなく、運用画面の基本的な操作について確認する場面がありました。
コングラントでは今後も、ページの内容や寄付募集の方法だけでなく、実際のページ作成・運用まで、それぞれの団体の状況に合わせて伴走していきます。
5.10月1日、一斉クラウドファンディング開始へ
第2回勉強会を終え、各団体は今回得た意見や気づきをもとに、クラウドファンディングページの作成と最終調整を進めていきます。
5団体によるクラウドファンディングは、2026年10月1日(木)から12月10日(木)まで一斉に実施します。
本プロジェクトでは、コングラントが1団体あたり寄付額50万円までの決済手数料を全額免除するほか、ファンドレイザーによる個別伴走サポート、全3回(残り2回)の勉強会などを通じて各団体の挑戦を支援します。
今回のクラウドファンディングを、一時的な資金調達だけで終わらせるのではなく、こども食堂が新しい支援者と出会い、これからも地域で活動を続けていくためのきっかけにしていくこと。そして、東京都内のこども食堂が横につながり、一緒にクラウドファンディングに挑戦することで、地域全体にこども食堂を応援する輪を広げていくことを目指しています。
10月1日のクラウドファンディング開始に向けて、コングラントも各団体とともに準備を進めてまいります。

参加団体
WISHむさしの
NPO法人 EGAO TOKYO
NPO法人すたーでぃあむ
Besties Mission イクテュス
(クラウドファンディングには食育カフェEDENも参加します。)
※50音順
※敬称略
会場提供
第2回勉強会は、サイボウズ株式会社様の東京オフィスをご提供いただき、開催いたしました。
会場: サイボウズ株式会社 東京オフィス
住所: 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー27階

「みんなのこども食堂 活動応援クラウドファンディング」とは
「みんなのこども食堂 活動応援クラウドファンディング〜つながる、広がる、街の拠点〜」は、東京都のスマートサービス実装事業「Be Smart Tokyo<Inclusive>」の一環として実施する取り組みです。
東京都内のこども食堂5団体が一斉にクラウドファンディングに挑戦し、コングラントが決済手数料の免除や個別伴走、勉強会の開催などを通じて、各団体の資金調達を支援します。
クラウドファンディング実施期間:2026年10月1日(木)〜12月10日(木)
参加団体:5団体
目標金額:1団体あたり20万円〜50万円
「みんなのこども食堂 活動応援クラウドファンディング」特設サイト