寄付DXシステムのコングラント、サービス開始から7周年を迎えました
こんにちは!リタワークス新入社員のおかだゆか、略してお粥です。
社員のみなさんからは未だあだ名で呼んでいただけたことがないですが、これから浸透させていくつもりです。
さて、このページに訪れてくださったあなた!
ということは、「NPOの運営方法に何か疑問を感じて」いるのですね?
会社ではまだまだ新人のわたしですが、大学時代に1年半の間、市民活動支援センターでNPOや市民活動をされている方々のお悩みをお聞きしてきた経験を活かして、できる限りあなたのその疑問が解消されるようなコラムをお届けしたいと思います。
▽目次
国際協力や環境問題、子ども支援など、NPOが取り組む社会の課題は多岐に渡ります。そして、社会の課題が目の前にあるわけですから、その解決のためにはやらなければならないことがたくさんあります。
とはいえ、毎日現場で活動をしているわけにもいきません。NPOも一般企業と同じく、パソコンに向かって経理や人事といった事務仕事をする必要があるからです。
ただでさえ人手の少ないNPO業界。活動を行うための業務と事務作業を並行して行っていると、大事な「活動を発展させていくための仕事」にまで手がつかなくなってしまいます。
かといって新しく人を雇えるほどの資金があるわけでも、人を育てられるほどの時間があるわけでもない…。
そうしてNPO運営に関するお悩みサイクルはぐるぐると回っていってしまいます。
そこで、次はそんなお悩みサイクルをどこから断ち切っていけばいいのかについてお伝えします。
人手も時間もお金もないないのNPOがまず取り組むべきなのは「お金」です。
NPOがお金集め、つまり資金調達をすることをファンドレイジングといいます。
これは、寄付募集や、助成金申請、事業委託、収益事業の実施といった資金集め全体のことを指しますが、会員や支援者といった団体の仲間=ファンを集めることでもあります。
資金調達ができれば、人を雇うことができます。人を雇うことができれば、業務の分散化ができ、時間を作ることができます。すると、「活動を発展させていくための仕事」にも取り組むことができるようになります。
それでは、どうすれば資金は調達できるのでしょうか?
NPOの資金調達は、
1.寄付収入
2.助成金・補助金
3.事業収入
この3本柱をバランスよく保つことがよいとされています。
その中でも、使途が比較的自由であり、明日からでも取り組み始めることができる「寄付収入」について、どのように行えばいいのかお伝えします。
寄付募集にまで積極的に取り組むことのできているNPOはそれほど多くはありません。とりあえずホームページの中に寄付募集や会員募集のページを設けたものの、お問い合わせはほとんどなく…という団体様も多いのではないでしょうか。
NPOの寄付募集には2つの“チカラ”が必要です。
それが、「広報力」と「事務力」です。
そしてそれぞれの“チカラ”にもポイントがあります。
次はそれぞれのチカラのポイントについて解説します。
①寄付募集にまつわるエピソードを充実させる
ホームページは24時間不眠不休で働いてくれる営業マンです。せっかくホームページに寄付や会員の募集ページを設けたなら、募集にまつわるエピソードを充実させましょう。
・どういった想いをもって、どんな活動をしている団体なのか
・どんな社会の現状を課題に感じているのか
・なぜ寄付を募集しているのか、どういったことに資金を利用するのか
といった内容を更新するのがおすすめです。
とはいえ、ホームページの更新がなかなかできていない、自分たちでは更新ができずに困っているという団体もあるかと思います。
そんな団体様は「コングラント」のファンドレイジングページ作成機能をご利用ください。
最初から資金調達をするのに最適なデザインができあがっており、更新もワードを編集するのと同じような感覚で作成が可能です。
そして現在このファンドレイジングページ作成無料サポートを実施中!
30分の電話ヒアリングを通して、ファンドレイジングコンサルタントが資金調達のできるページを無料でご提供します。
こちらのファンドレイジングページ作成機能は無料でご利用が可能です。
登録はこちら(https://congrant.com/user/register)から。
②知り合いが知り合いに伝えていってくれるようにする
インターネット上で寄付募集をし始めたからといって、全く関係がない人からの寄付があるということはほとんどありません。
大事なのは、知り合いに寄付をしてもらうことです。
インターネット上で資金を募る「クラウドファンディング」も、支援をしてくれる人は知り合いの知り合いの知り合いまでといわれています。
つまり、自分たちだけではなく、寄付をしてくれた知り合いにも広報を手伝ってもらえるよう工夫することが大事です。
そのために、「クレジットカード決済」の導入は欠かせません。
ホームページから寄付・会員申込書を支援者にダウンロードして記入をさせたり、銀行口座の掲載のみして支援者に振込に行かせてしまうようでは支援の輪は広がっていきません。
コングラントなら国内のクレジットカード主要5ブランドに対応しています。
また、クレジットカード決済の画面に支援者情報を入力する箇所があり、支援者が寄付をするのに必要なのはこの情報の入力だけ。
さらにコングラントでは決済画面で支援者が入力した情報が、自動的に支援者管理画面に反映されるのでNPO側が支援者情報を入力する手間はなし。
そして領収書の発行までを自動的に行うことができます。
(コングラントの支援者管理画面例)
③打ち上げ花火で終わらせないよう団体のファンを増やす
資金調達ツールとして有名なのは、目標金額と実施期間を設定して行う「クラウドファンディング」です。
クラウドファンディングは、団体自体への寄付方法というよりも、いちプロジェクトの活動内容に対して寄付を募る方法です。
しかし、継続的に活動を続けるためには、団体の運営費にも使用できる持続的な支援が必要です。
コングラントでもクラウドファンディング型のページは作成できるのですが、資金調達ツールとして珍しいのが「単発寄付」と「継続寄付」の常設募集ページが作れるということ。
ホームページ内で分散してしまっている活動内容を一枚のページにぎゅっとまとめることで、支援者が団体のことを分かりやすくなるのみでなく、団体自身も説明がしやすくなります。
そして、そのページを常に公開し、支援のお願いをし続けることで、団体は発展していきます。
NPO運営には、社会の課題を解決する活動に注力することも重要ですが、それと同等に、団体を発展させるための広報やファンドレイジングといった活動に取り組むことも大事です。
そのためには人材や時間といったリソースが必要ですが、NPO運営に関するお悩みサイクルを断ち切るには、まずお金に関して取り組むべきです。
なぜなら、資金調達をすることで、新しく人を雇う予算や、団体を発展させるための活動に割く時間も作ることができるからです。
そして、資金調達を行うには広報力と事務力が必要です。
広報力を高める、支援を集めるための想いの詰まった団体紹介&寄付募集ページが作成でき、領収書の発行や支援者情報の管理など、事務力もカバーできるNPO向けの総合管理ツール「コングラント」は完全無料のフリープランと登録から翌月末まで無料でお使いいただけるお試し期間があります。
登録はこちらから!
https://congrant.com/user/register
(執筆者 岡田 有加)
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