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クレジットカードからの寄付がNPOのピンチを救う!?事例4選

こんにちは!フランスから来たリタワークスのインターン、アリシアです。

この記事に訪れてくださって、ありがとうございます。

 

今回の記事には毎月寄付をもらう継続的な寄付(マンスリーサポート)について、ご紹介します。クレジットカードでの寄付募集も当たり前になり、継続的な寄付を集めるNPOも増えています。

今回の記事では継続寄付のメリットや、毎月一定的な寄付を集めるためにどんな方法があるのかをご紹介します。

 

▽目次

1. 継続的な寄付の特徴

2. 継続寄付で気をつけたいこと

3. 継続寄付を募集するNPO・NGOの事例

4. まとめ

 

1. 継続的な寄付の特徴

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継続寄付とは、毎月定額を寄付する仕組みで、NPOにとって継続寄付は安定的な収入源になりえます。オンラインでの寄付受付のハードルが以前より低くなったことで継続的な寄付も受け付けやすくなりました。

継続寄付は毎月500円〜1000円などの金額で少し気軽に寄付ができるので、「今すぐ大きな金額で寄付はできないけどこれから長く応援していきたい」という方にはとてもフィットする支援方法です。

1回の寄付額は単発での寄付よりも少ないかもしれませんが、それが2ヶ月、3ヶ月、1年、2年…と続けば相当な額になります。

さらに、毎月定額で入ってくる金額がある程度予測できるので、寄付収入の計画が立てやすいというメリットもありますね。

 

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2. 継続寄付で気をつけたいこと

継続寄付を受け付ける際、新しい支援者を募集することも大切ですが、もっと大切なのは今の支援者を大切にして長く応援してもらうことだと思います。

継続寄付は支援者の都合で途中で解約することもできます。毎月寄付をしているのに定期的な報告等がなければ寄付者は団体に対して不信感を抱いたり、活動に興味を失ってしまうかもしれません。なので、NPO側は寄付者に対しての感謝の姿勢や活動報告をしっかりと行う必要があります。

さらに、支援者が活動に参加できたり、支援者・スタッフ間で交流できるファンコミュニティのようなものをつくることができたら、継続寄付をもっと続けようと思うようになったり、金額の増額をしてくれる支援者も増えるかもしれません。

 

継続寄付では管理が難しくなることもあります。年1回の寄付者であれば領収書の発行も1回でよいですが、継続寄付であれば1年で12回分です。これに関しては、領収書を毎回発行するのではなく、年に1回にまとめて送るという対応をしているNPOが多いように思います。

継続寄付を行う場合は寄付の管理や領収書作成をサポートしてくれるツールを使うのがおすすめです。

 

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3. 継続寄付を募集するNPO・NGOの事例

継続寄付といっても、いろいろな集め方があります。

継続的な寄付を募集している海外や日本のNPOの事例をいくつかご紹介します。



  • Médecins sans frontières 「国境なき医師団」

国境なき医師団は毎月の寄付を集めるために、継続的な寄付のやりがいを上手に伝えています。「なぜ継続的な支援をするか」という質問に答えながら、毎月の寄付金がどのように使われているのかをちゃんと説明しています。

フランスのサイトを見ると、一年間毎月10ユーロ(約1,280円)を寄付する時に、352回分のはしか予防ワクチンを提供することができると言われています。
(URL : https://www.msf.fr/agir/soutenir-nos-actions)

  • NPOカタリバ 

教育系のNPO法人カタリバにも毎月の寄付をすることができます。カタリバは支援者に子どもたちのストーリーを共有して、継続寄付による支援者が何を支援しているかを明らかにします。

寄付金額の魅せ方にも工夫があり、1ヶ月1000円ではなく1日33円という表し方をしてハードルを低くしています。

(URL : https://www.katariba.or.jp/donate/)

  • WWF「World Wild Fund for Nature(世界自然保護基金)」

WWFのサイトで毎月寄付をしたい方は上記の事例と違って、会員に登録する必要があります。

月に1,000円、5,000円、10,000円の寄付金があり、それぞれの金額の寄付を1年間続けると何ができるかを明らかにしています。1,000円なら、チリの海を守ることの重要性を地域の人に一回普及することができます。5,000円なら、ロシアでケガしたトラが回復できる場所を6日間支えることができます。そして、10,000円なら野生動物を守るために、2週間のパトロールをすることができます。

(URL : https://support.worldwildlife.org/site/)

  • ユニセフ

フランスのユニセフのサイトにて毎月の支援ページがあります。毎月12ユーロ、15ユーロ、20ユーロを寄付することができます。継続的な寄付をしたら、貧困状態にある子供達の医療手当、教育、栄養など促進できます。

毎月1回の寄付をする結果を報告されていて、15ユーロなら100人の子供達にポリオのワクチンを接種することができると言われていて、毎月の小さな金額の寄付でも子どもたちの人生に大きな影響を与えることが書かれています。

4. まとめ

 安定したNPO運営のためには、継続的な寄付は重要な収入です。活動資金やスタッフの交通費、人件費に当てることもできます。

ハードルが高いと思われがちな継続寄付ですが、お知り合いや友人にお願いして、まずは毎月1人ずつでも、寄付者を増やしていきましょう。月1,000円の寄付でも1年で12,000円、10人集まれば120,000円です。

そして、自分たちの団体に共感して、ずっと応援してくれるサポーターができます。

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継続寄付を募集するなら、クレジットカード決済の導入は不可欠です。

通常はクレジットカード決済を導入するのにも、審査等で手続きが必要ですが、コングラントなら即日でクレジットカード決済機能付きの寄付募集ページを作成できます。

パソコンを使うのが苦手な方でも簡単に使え、さらに最大60日間無料お試しできますので、この機会に是非お試しください!




(執筆者 アリシア ブロンデル)

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