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クラウドファンディングを成功させる秘訣とは?【経験者が解説】

こんにちは!

リタワークスのインターン、アリシアです。

今回のコラム記事はクラウドファンディング成功の方法について書かせていただきます!


私は今年、フランスでアジアの文化について学ぶイベントを企画し、イベントの開催費用6,000ユーロ(約77万円)を4か月ほどの資金調達により獲得しました。


当初はファンドレイジングについて全くわかりませんでしたが、いろいろな試行錯誤の結果、予想以上の資金を集めることができました。


今回のコラム記事では目標金額を達成するために私が取り組んだことや、注意したことを紹介いたします。


▽目次

  1. 1.まずは、誰・何のためのプロジェクトなのかを明確にしよう。

  2. 2.プロジェクトの重要性をどのように訴えかけるか。

  3. 3.プロジェクトを成功させるためにできること。

  4. 4.SNSを活用して多くの人を巻き込む。

  5. 5.最後に、感謝を伝えよう。

1.まずは、誰・何のためのプロジェクトなのかを明確にしよう。

クラウドファンディングを立ち上げる前に、するべき準備には色々なものがあります。


まずは、「どんなプロジェクトを立てるのか」「誰・何のために立ち上げるか」という幾つかの質問について考えてみます。


その上で、資金調達の対象者を誰にするのか、どのような方法で資金調達をするのか、どのように広げていくかを考えるとスムーズに進みやすいです。


例えば、「国内だけか、世界中に広がるプロジェクトか」「普段から応援してくれている方から支援を募るのか、広く新しい支援者を募集するのか」という資金調達のターゲットを決めて進めていきます。


そして、プロジェクトの内容と方向性を決めた後、プロジェクトに適合しているクラウドファンディングのサービスを選ぶことも大事です。

※後ほど説明しますが、「All or Nothing」と「All In」のどちらのクラウドファンディング制度を利用するかなど

2.プロジェクトの重要性をどのように訴えかけるか。

どのサービスを使用するか決めた後は、プロジェクトの紹介ページの内容を考えます。


「自分たちのプロジェクトが社会にとってどれほど重要で、やりがいがある活動か」という問いに答え、支援者にもその想い、意思を伝えます。NPO設立の背景またはそのプロジェクトの意味を物語のように紹介すると、好感を抱いてくれます。


例えば、「私たちは何をしているか」、「私たちはどんなプロジェクトをしたいのか」、「このプロジェクトのきっかけは?」、「達成したい目標」、「集めた寄付金で課題をどのように解決したいか」というアウトラインをもとに私はストーリーを書きました。


さらに、可能な範囲でリターンを用意するなど、プロジェクトに参加するメリットも付け加えて、素敵なプロジェクトに仕上げます。


プロジェクトの説明文と同様に、写真も重要です。印象的な写真が多ければ多いほど、インパクトがあり資金調達の成功にも繋がります。特に、厳しい現場の写真や感動的な写真など感情を揺さぶるような写真を見ると、手伝いたい感じがして、プロジェクトに参加してくれる可能性が高まります。


可能であれば動画も投稿することで団体の活動についてよく理解してもらえます。


最近では、印象的な写真やクオリティの高い動画を使ってビジュアル面にまで力を入れたプロジェクトも多く、文章の内容だけでなく、「いかに魅力的なプロジェクト見せるか」という視点も重要です。

3.プロジェクトを成功させるためにできること。

クラウドファンディングには、「All or Nothing」か「All In(Keep it all)」という大きく2つの仕組みが存在します。



「All or Nothing」は期間内に目標金額を達成しなければ1円も資金を受け取ることができません。

逆に「All In(Keep it all)」は集まった分だけ受け取ることができます。


例えば目標金額が100万円で、残念がら99万円までしか集まらなかった場合、次のようになります。

All or Nothing:受け取る金額 0円

All In(Keep it all):受け取る金額 99万円


「All or Nothing」と「Keep it all(All In)」にはそれぞれメリット、デメリットがあります。

自分たちのプロジェクトについて深く考えてみて、どちらのクラウドファンディングの仕組みが適しているのかしっかり考えましょう。


日本のクラウドファンディングサービスでは、「All-or-nothing」が主流ですが、プロジェクトに合わせてふさわしい方法を選んだら、もっと効果的なクラウドファンディングになります。

 

クラウドファンディング開始前に、寄付してくださる支援者をあらかじめ集めておくことも必要です。

クラウドファンディングでは、集まっている寄付金額がそのプロジェクトの注目度を表すことになるので、開始後すぐに寄付してもらえるようにお願いしておきましょう。


そのために、団体の支援者やボランティア、過去に寄付してくださった方、その他関係者にメールなどでお知らせし、「できれば開始日の●月●日に寄付してほしい」とお願いしましょう。

直接会う機会があるのであれば、その時に直接お願いするのが一番良いです。


既に繋がりのある方のうち、どれだけの人が寄付してくれるのか、寄付者数と1人当たりの寄付金額を予想することができれば、目標金額も立てやすいです。

 

4.SNSを活用して多くの人を巻き込む。

クラウドファンディングを開始したら、SNSなどを上手に使って告知を行いましょう。


団体のホームページがある場合、クラウドファンディングの紹介やプロジェクトの報告を積極的に発信してください。


FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを使っている場合は、プロジェクトの流れや進捗を報告するだけでなく、目標達成までの計画を共有することで信用を得ることができます。


さらに、写真や動画を投稿したら、支援者の興味を集めることができるでしょう。写真や動画は、団体スタッフと受益者両方の顔が見えるものを選ぶとなお効果的です。


広告を打つ予算がある場合は、SNSの広告機能を使って、社会課題に興味を持つ方にターゲットを絞って広告を打ちしましょう。


私は、イベントを企画した時に、Facebookの広告機能を使って、町の住民やアジアに興味を持っている人に対して、PRを行いました。


ターゲットを絞ることで小さい予算でも広告をすることができたので、ぜひ一度試してみてください。

 

SNSでできることは、他にもあります。


ヨーロッパではSNSを使う芸能人、タレント、インフルエンサー(SNSにおいて、有名になった方)やユーチューバー(Youtubeで動画を投稿する方)を使って、企業の商品やNPO・NGOのキャンペーンや活動の促進をすることが多くなりました。


日本でも同じようにSNSの有名なインフルエンサーのサポートを得ると良いと思います。インフルエンサーは強いファンベース(ファンクラブ)を持っていて、NPOのプロジェクトや活動をもっと広めることができます。


インフルエンサーと繋がるためには、SNSで調査をする必要があります。インフルエンサーが持つファンベースと団体の価値観が合致しているかを確認してから、プライベートメッセージで連絡を取ってみましょう。


最近、多くのインフルエンサーがいるSNSはInstagram「インスタグラム」です。Instagramは写真の投稿が中心ですので、インフルエンサーは写真を使って商品やサービスを宣伝します。


日本ではあまりない例ですが、このようにインフルエンサーやメディア、企業、ユーチューバーとの繋がりを作り、プロジェクトの支援者を集めることがヨーロッパでは行われ始めています。

 

5.最後に、感謝を伝えよう。

最後に、支援者の方々にプロジェクトの進捗や寄付金でできたことを連絡するのが大切です!


心を込めて支援してくださった方々や、信用していただいて寄付してくださった方々は、寄付金がどのように使われたかということに興味をを持っています。


ですので、協力してくれた感謝を込めて、活動の報告をすることを忘れないようにしましょう。


あなたのクラウドファンディングが成功することを祈っています。


ここまで読んでいただきありがとうございました♪


(執筆者 アリシア ブロンデル)

 
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