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【NPO向け】クラウドファンディングサイトの新型コロナウイルス支援4選

こんにちは、インターンの畑山です。

この記事では、クラウドファンディングサイトが行っている新型コロナウイルスに伴うサポートプログラムをご紹介していきます。

主に今回は、NPOやNGOなどのソーシャルセクターが活用できるサイトを選んでいます。


そもそもクラウドファンディングってなに?という方は、こちらの記事をご覧ください。

CAMPFIRE

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(画像出典:https://camp-fire.jp/channels/covid-19-support)


・2011年設立

・掲載プロジェクト数 34,000件以上

・累計支援金 210億円以上

(2020年5月11日時点)

(出典:CAMPFIREホームページ https://camp-fire.jp/)

 

国内クラウドファンディングの中で、国内最大級の掲載数を誇っているCAMPFIREでは、「新型コロナウイルスサポートプログラム」を行っています。

 


【内容】

サービス手数料12%→0%

決済手数料 5%のみ (ALL-IN方式およびALL OR NOTHING方式)

 

【期間】

2020年7月31日(金)AM11:59:59までにフォームからエントリー

2020年8月31日(月)AM11:59:59までにプロジェクトページ作成後の初回申請

2020年10月30日(金)までに公開

 

【要件】

・新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、イベント中止・自粛を発表したアーティストやイベント事業者、飲食店舗、宿泊施設などをはじめ経営・生産に大幅な支障をきたした事業者であること(※第三者による応援プロジェクト、現在公開中のプロジェクトは対象外)

・収益の損失などが発生していること

・上記が客観的に証明できる情報の提出

・プロジェクトの内容が公序良俗に反しないこと



また、CAMPFIREでは通常のサービスとして、有料で早期振り込みサービスがあります。

 

【早期振り込みサービス】

・支援総額が20万円未満の場合 → 早期振込手数料 1万円 (税抜)

・支援総額が20万円以上の場合 → 早期振込手数料 支援総額の5% (税抜)

おおよそ1〜2週間の間に振り込み。

(詳細はこちらをご覧ください。https://help.camp-fire.jp/hc/ja/articles/232012507-G-6)



CAMPFIREの特長としては、国内最大級のクラウドファンディングサービスであることから、支援者が多く、不特定多数の人に見てもらいやすいということです。

5月2日のプレスリリースでは、今回のプログラムによりさらに支援者が増加したと発表しています

プログラムへの申し込みは現在(2020年5月2日時点)までに約2,900件、資金調達を開始したプロジェクトは850件、支援者数は延べ15万人、集まった支援総額は14.5億円と多くの事業者・支援者が集まり、市場環境の変化が利用者急増に起因しています。

(出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000272.000019299.html) 



また「CAMPFIREいつでも相談ルーム」では、サポートスタッフがクラウドファンディングの始め方や、プロジェクトの立て方、効果的な広報活動についてのアドバイスも行っています。

クラウドファンディングが初めてという方には心強いサポートですね。



CAMPFIREの新型コロナウイルス支援についてはこちらをご覧ください。

 

READYFOR

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(画像出典:https://readyfor.jp/projects/covid19-relief-fund?utm_source=pj_share_twitter&utm_medium=social)


・2011年設立

・掲載プロジェクト数 10,000件以上

・累計支援金 100億円以上

(2020年5月11日時点)

(出典:READYFORホームページ https://corp.readyfor.jp/)

国内初のクラウドファンディングサービスであるREADYFORでは、「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」を行っています。




【内容】

感染症の専門家とREADYFORが手を組み、感染防止対策を支援する基金です。クラウドファンディングで得た支援金を公募で決定した助成先に届けるというプログラム

(ALL-IN方式のみ)

【期間】

基金の募集

2020年4月3日(金)〜2020年7月2日(木)23時まで 

助成決定時期

 第1期 決定時期:2020年4月15日(水)頃

 第2期 決定時期:2020年5月13日(水)頃

 第3期 決定時期:2020年6月11日(木)頃

 第4期 決定時期:2020年7月16日(木)頃

※日時は予告なく変更する可能性がございます。

【対象と支援内容】

・介護施設、障がい者施設、保育所、学校、放課後学童保育等へのマスク等必要物資の支援費用

・医療機関へのマスクや手袋、ガウンなどの医療用防護具、水や毛布などの救援物資、人工呼吸器やベッドなどの医療器具の支援費用

・医療用防護具、医療器具などを生産するための事業経費

・保健所、医療機関、介護施設、障がい者施設、保育所、学校、放課後学童保育等の新型コロナウイルス感染症対応に関わる人件費

・新型コロナウイルス拡大感染症の影響を受け、社会的孤立が懸念される子ども、青少年、保護者、高齢者、低所得者などを支援する個人・団体等の活動費用

・新型コロナウイルス感染症の予防、診断、治療のための研究・開発費用

・その他、各個人・団体・事業者・医療機関・自治体などが新型コロナウイルス感染症対応を実施する上で発生する費用

【手数料】

サービス手数料 0%

決済手数料 5%




このRESDYFORの基金の特長は、東北大学大学院歯学研究科の小坂健教授が発起人代表を務めるほか、「有志の会」には多くの感染症対策専門家が参加している点です。

医療分野の関係者が関わっていることから、自分たちが寄付した支援金が本当に必要なところに届けられるという信頼感があります。



ケイスリー株式会社の「10万円給付金の寄付に関する意向調査」によると、

寄付の意向を示した人の中で、

・寄付自体は難しいことではないが、どこにどれだけ寄付をするのがいいのか悩む。

・リアルなニーズの声が聞きたい

• 寄付を必要としている、というメッセージを発してほしい


という声があることが分かりました。

毎日テレビ・新聞などのマスメディアからSNSまで多くの情報が飛び交う中、寄付先を決めることは難しい状況にあります。

READYFORの基金は、寄付の「社会的ニーズの大きさ」「寄付金の使用用途が明確である」この2点から支援者が寄付しやすい仕組みになっています。



READYFORの新型コロナウイルス支援についてはこちらをご覧ください。

 

MOTION GALLERY

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(画像出典:https://motion-gallery.net/blog/suportprogram)


・2011年設立

・掲載プロジェクト数 2,500件以上

・累計支援金 30億円以上

(2020年5月11日時点)

(出典:MOTION GALLERYホームページ https://motion-gallery.net/)

クリエイティブな活動の資金調達に特化したクラウドファンディングサービスである「MOTION GALLERY」では、新型コロナウイルスの影響で中止もしくは延期となったイベントや施設を支援するクラウドファンディングプログラムを実施しています。




【内容】

サービス手数料0%

決済手数料 5% (ALL-IN方式のみ)

【期間】

申し込み期間

2020年2月27日〜2020年5月31日

審査期間

申し込みから1営業日以内に本プログラムの適用有無を連絡

公開期間

公開準備ができたものから順次公開

振込期間

プロジェクト終了日の翌月末日に支援金を振込

※早期入金が必須の場合は予めの相談

【対象】

・イベント及び興行の主催者及び関係者

①主催するイベントが新型コロナウイルスの影響により中止もしくは延期になり、会場費や運営費等の損失もしくはオンラインによる代替開催の為の新規費用が発生した。

②イベントの内容が公序良俗に反しない。

・休館を選択された映画館・美術館・劇場・イベントスペースの運営者の方々、休業を選択された飲食店や宿泊施設の方々

①主催するイベントが新型コロナウイルスの影響により営業・興行を一時中断した。

②営業・興行を一時中断したことで機会損失が発生した。

③ 事業内容が公序良俗に反しない。

・新型コロナウイルスの影響で営業に損害を受けた飲食店・宿泊施設等の運営者の方々

①予約キャンセルなどで営業に損失が発生した。

②事業内容が公序良俗に反しない。

・新型コロナウイルスの影響で営業に損害を受けた飲食店・宿泊施設等の運営者の方々、及び医療従事者にお金や物資を届ける事を目的とした活動を行う団体の方々

①事業内容が公序良俗に反しない。




MOTION GALLERYの特徴は、「クリエイティブ」な活動へのクラウドファンディングに焦点を当てているため、芸術・音楽に関心がある支援者が集まりやすいという点です。

芸術・音楽活動を応援したいと思い、このサイトに訪れた人々から共感を得ることができるかもしれません。



MOTION GALLERYの新型コロナウイルス支援についてはこちらをご覧ください。

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(画像出典:https://congrant.com/jp/covid-19/index.html)


・2017年設立

・ファンドレイジングツール導入団体数 502団体

・現在の寄付総額 505,482,730円

(2020年5月15日時点)

(出典:congrantホームページ https://congrant.com/jp/index.html)

私たちコングラントは、非営利活動に取り組む団体の寄付募集・管理を応援するファンドレイジングツールです。

クラウドファンディング専用サイトではないものの、「新型コロナウイルス緊急支援制度」としてクラウドファンディング機能の無償化を実施しています。




【内容】

・利用料0円(最長90日間)

・決済手数料4.8%+銀行振込手数料440円(税込)

(ALL-IN方式のみ)

・寄付金を無料で早期入金(3営業日以内)

【期間】

未定

【要件】

・新型コロナの被害状況にかかわらず営利事業における寄付募集、商品やサービスの販売目的ではないこと

・法人・団体のホームページがあること(SNS・ブログサービス不可)

・ホームページ上での下記の情報を公開している。

 活動内容または実績、団体所在地、団体名、連絡先(電話番号・メールアドレス)、代表者氏名、財務情報

・過去実施したクラウドファンディングの実績(閲覧可能なWEBページ)

※非営利法人以外(営利法人および任意団体等)は、寄附のクラウドファンディングを非営利法人に代行依頼することで利用可能。



コングラントのクラウドファンディングの特長は、決済手数料(4.8%)の安さと、早期入金が可能な点です。

一刻も早く寄付金を事業にあてたい中、3営業日以内に口座に入金されるサポートはありがたいですよね。

また、オウンド型であることも、ほかのクラウドファンディングサービスとは異なります。

オウンド型であれば、自団体のホームページ上にクラウドファンディングページを設けることができます。
ホームページに直接アクセスしてもらえることで、団体の詳しい活動内容やブログなども見てもらいやすくなり、団体のことを詳しく知ってもらうチャンスになります。
一時的な寄付だけでなく、継続的な支援も期待できるかもしれません。



コングラントの新型コロナウイルス支援についてはこちらをご覧ください。

さいごに

今回の記事では、いくつかのクラウドファンディングサービスの新型コロナ対策支援についてご紹介してきました。

 

・サポート内容

・申請要件

・サイトの雰囲気

各サービスごとに特長があり、団体の規模や用途によって最適なサービスが異なってくると思います。

 

紹介したプロジェクトや制度は、一部の説明を抜粋したものです。それぞれのサイトから再度、詳細を確認していただき、団体に合ったサービス(プラットホーム)を選んでいただきたいと思います。

 

私たちコングラント一同や、ここで紹介させていただいたサービスを運営する方々もきっと、一人でも多くの人の支えになりたいという思いで日々活動しています。

 

ぜひ、今回ご紹介した制度をお使いいただき、お役に立てればと思います。

 

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