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【NPO向け】学生インターン募集のメリット+募集方法3選!

はじめまして!NPOチームの恒本です。

株式会社ディスコが発表した「2020年卒特別調査 インターンシップに関する調査」 によると、大学生の8割以上がインターンシップへの参加経験があります。

中でも「関心のある社会問題に深く関わりたい」「社会貢献を仕事にしたい」などの理由から、NPOでインターンを始める学生が増えているようです。

今回は「NPOにとって学生インターンを募集するメリット」、「募集方法」について調べてみました!

 

目次

2.1 人手の確保

2.2 団体の将来の担い手育成

2.3 社会問題解決につながる市民参加

3.1 自団体のSNSやホームページから告知

3.2 求人募集サイトに掲載

3.3 大学でインターンシップ情報を掲載

1. NPOでインターンしたい学生が増加

SDGs推進の流れや、国内での社会起業家の増加などの理由から、NPOを含むソーシャルセクターで働きたい学生は増加しています。

そのためか、NPOによるインターン募集も活発に行われています。


表1:「社会への貢献意識」推移(令和2年1月調査)_データから筆者作成


(出典:内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当「社会意識に関する世論調査」https://survey.gov-online.go.jp/r01/r01-shakai/2-1.html


表2:年齢別ー社会への貢献意識(令和2年1月調査)_データから筆者作成

 該当者数 

 思っている 

 あまり考えていない 

 わからない 

 18~29歳 

456

59.9

35.3

4.8

30~39歳

548

68.2

29.4

2.4

40~49歳

881

69.4

27

3.6

50~59歳

919

70.9

25.7

3.4

60~69歳

1,000

65.6

32.6

1.8

70歳以上

1,588

53.8

43.5

2.8

(出典:内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当「社会意識に関する世論調査」https://survey.gov-online.go.jp/r01/r01-shakai/2-1.html


約6割の若者が「何か社会のために役立ちたい」と回答しています。


インターンシップは就業体験を通して、仕事や業種、社会への理解を深めることが目的です。学生にとって、NPOでインターンするメリットは「経験」「成長」「やりたいことの発見」「人脈作り」等が挙げられるでしょう。


  • ・興味関心のある社会問題に実践的に取り組むため。

  • ・ソーシャルセクターで将来働きたいため。


そのような理由でNPOをインターン先に選ぶ学生さんもいるようです。

 

2. NPOにとって学生インターンを募集するメリット

NPOが学生インターンを募集するメリットは何でしょうか?

こちらでは例を3つ挙げました。

(1) 人手の確保

「人手不足」の課題を抱えているNPOは多いかと思います。

団体の事業を学生インターンが担当することで、人手の解消にも繋がりますし、学生にとっても成長に繋がります。

(2) 団体の将来の担い手育成

実際に「あるNPOにインターンをしていた学生が、大学卒業後、そのまま団体に就職した」や「企業で働いていたが、やりたいことと一致せずインターンしていたNPOに就職した」という話は耳にしたことがあります。

学生インターンを募集、団体に深く関わっていただくことで、次世代の育成に繋がります。


就職だけでなく、「元々インターンしていた団体に寄付したい」と将来の団体支援者になっていただける場合もあります。

(3)社会問題解決につながる市民参加

団体にとってだけでなく、ある社会問題の解決を担う次世代の若者の育成にも繋がります。

学生がインターンシップに参加することで、専門的な知識やスキルが身に付きます。そして団体にとどまらず、社会全体に促す社会問題解決のプロフェッサー育成にもなるでしょう!


また学生インターンを募集することで、団体に関わっていない外部の方との新しいコミュニティを広げることもできます。

3. 学生インターンの募集方法3選

今回は3つ、学生インターンの募集方法を挙げました。

ぜひインターンを募集する際にお役立てください!

(1)自団体のSNSやホームページで募集

メリット

・費用がかからない

・取り扱っている社会問題に関心の高い学生が集まる
デメリット

・団体を知らない学生に情報が届かない


自団体が持つSNSやホームページでの掲載が、最も費用を抑えられる方法です。

団体に関心がある学生が訪問するので、マッチング度は高くなるでしょう。


▽ホームページでの掲載例(認定NPO法人フローレンスさま)


(出典:https://florence.or.jp/staff/cat_staff/Intern-graduate/


(2)求人サイトに掲載する

メリット

・多くの学生の目に情報が触れる

・団体を知らなかった学生からの応募がある

デメリット

・費用が高い場合が多い


続いて求人サイトでの募集です。

学生が最もインターンシップの募集情報を目にするのは、求人サイト経由だと思います。

いくつかサイトをピックアップしました!


activoでのインターン募集ページ

(出典:https://activo.jp/articles/74172


activo
(https://activo.jp/)

NPO/NGO向けの国内最大の求人サイト。

幅広いテーマの団体が登録している。


掲載料:無料

プラン:フリープラン、有料プラン(ライトプラン、プレミアムプラン)

ボランティア募集とNPO職員・アルバイト募集で違いあり。

詳細リンク


DRIVEインターン
(https://drive.media/intern )


IT分野やソーシャルセクターに強い。

「実践型」+「長期」のインターンシップを掲載。


掲載料:無料

マッチング料:108,000円(税抜)/1名採用につき

+別途でオプションの追加可能


資料掲載リンク


PARTNER 
(https://partner.jica.go.jp/PartnerHome)


JICAが運営する国際キャリア総合情報サイト。国際協力がテーマ。

掲載料:不明

 

Wantedly
(https://www.wantedly.com/ )


大手からスタートアップの企業、地方自治体、NPOなど35,000社以上が登録。

インターンシップ掲載数は約1万2000件以上。


掲載料:4.5万/月~(プランによって価格が変動)

成果報酬:なし


資料ダウンロードページ


(3)大学でインターンシップ情報を掲載

メリット

・多くの学生の目に情報が触れる

・費用が安い

デメリット

・掲載できない場合がある


最後に大学での募集です。

大学にはキャリアセンターやインターンシップ窓口があります。

そちらに求人票を提出すると、大学の掲示板等にインターンシップ情報が掲載できます。

しかし求人票を掲載できる条件があるため、揃わない場合は掲載できません。

多くの場合、大学のHPに求人表に関する記載がありますので、そちらをご確認ください

さいごに

いかがだったでしょうか?

今回は「NPOにとって学生インターンを募集するメリット」、「募集方法」をご紹介してきました。

今回の記事が、団体さまに合ったインターン募集方法の発見にお役立てできれば幸いです。

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