IT導入補助金2023の申請を随時受付中。
最大2年分、補助率3/4まで

寄付募集ページを彩る「信頼」と「共感」

「寄付募集ページを作成したいけど、何を書いたらいいの?」とお悩みの方も多いと思います。

社会課題や団体の活動成果を伝え、読み手に「この団体を応援したい!」と思ってもらうには、いかに読み手の「信頼」を醸成し、「共感」まで導けるかが重要です。

今回は「ACTIONフレームワーク」を用いて、「応援したくなる」寄付ページの作成方法をご紹介します!

1.「共感」と「信頼」を導く「ACTIONフレームワーク」とは

「ACTIONフレームワーク」とは、「応援したくなる」寄付ページを作成するための要素の頭文字を組み合わせたものです。それぞれの要素を以下の表にまとめました。

ACTIONフレームワークは、以下の2点が鍵です。

① 団体の活動に「共感」してもらう

自団体が取り組む課題について数字や写真を用いながら紹介し、
【Only one】なぜ団体の活動が必要なのか、
【Change】団体が社会に与えるインパクトは何か、
【Imagination】受益者の良い変化
を説明します。多くの非営利組織が存在する中で、「この団体に寄付しよう」と思ってもらうためには、その団体の独自性を押し出すことが重要です。

②「共感」とともに「信頼」してもらう

社会課題を理解しても、読み手は、「この団体はちゃんと活動しているのだろうか」、「寄付をちゃんと使ってくれるのだろうか」と不安があります。それに対して、
【Trust】団体の具体的な活動実績や活動への想い、
【Network】支援者や協働団体の紹介
を書きましょう。

さらに、寄付ページ自体を読んでもらうためには、
Attention】つかみ
として、読み手にインパクトを与えるキャッチコピーや写真を冒頭にもってくることも大切です。最後までページをスクロールしてもらえるように、読み手の心に残る問いかけをしましょう。

 

これら全ての要素を寄付ページに入れる必要はありませんが、できるだけ多くの要素を入れることで、読み手に伝わりやすくなります。


ちなみに、副次的な効果ですが、ACTIONフレームワークの作成を通して、自団体の良い点や今までの成果などを団体内部で共有することができ、モチベーションの向上にもつながります。一度、団体のメンバーで取り組んでみてはいかがでしょうか。

2.「寄付する」につながる締め

寄付募集ページの最後には、「寄付をしよう」と思ってもらうために、寄付への導線をつける必要があります。つまり、明確に「寄付のお願い」をすることです。寄付のお願いには、以下の2つの表現方法があります。


①”課題解決”のための寄付のお願い

こちらは、緊急を要する課題など、特定のプロジェクトの寄付募集を実施する際に適しています。社会課題が深刻な状況であることを伝え、支援が必要であることを訴えます。


(例)残念ながら、現状ではまだ支援が足りていません。このままでは、〇〇となってしまいます。(社会課題の)解決のためには、更なる支援が必要です。みなさまの温かいご支援をお願いします。

②寄付を通して、”課題解決を一緒にする仲間”になるためのお願い
こちらは、マンスリーサポーターの募集など、寄付を全般的な活動に充てる時に適しています。寄付者と団体を「あなた」と「わたし」で切り離すのではなく、「私たち」や「一緒に」という言葉を用いながら、一体感を醸成することが大切です。私たちで、今ある社会課題を解決し、より良い社会を作りために行動しましょう。と訴求します。

(例)ご支援によって、〇〇をすることができます。社会課題のためには『私たち』の行動が不可欠です。私たちと一緒にできることからはじめてみませんか。みなさまのあたたかいご支援をお願いします。

寄付ページの最後のお願いの表現次第で、実際に寄付をしてくれるかが変わります。読み手に、一歩踏み出そう、と思ってもらえるように、想いを込めて書きましょう。

 

3.事例紹介

参考事例として2団体紹介します。
一つ目は、特定非営利活動法人ジャパンハートさんのマンスリサポーター募集ページです。

注目すべきは、最初のメッセージと写真Attention)です。
パッと一言で、団体の活動理念や必要性を感じ取ることができ、惹きつけられます。

その次の、社会課題や活動への想いも、読み手目線の
分かりやすい言葉で書かれています。
ジャパンハートさんを支援することによって、寄付者自身の未来にも変化をもたらしそうなワクワク感を感じさせます。


二つ目は、コングラントを利用しているNPO法人タオ・オーガニック・ファミリー・ユニオンさんのファンドレイジング(寄付募集)ページです。

言葉の使い方や写真の色合いから、団体の温かさや活動を通して広がる生徒さんの笑顔が感じ取れ、共感できる点が多いです。


活動を始めたばかりで活動実績では少し弱さがありますが、団体の理念や活動開始までの準備段階を正直に表現することによって、「応援してみたい!」という思いにさせてくれます。

 

4.まとめ

社会課題の解決への想いは、必ず広がっていきます。「ACTIONフレームワーク」で出てきた各要素を通し、読み手の「感情の波」を作り出しましょう。そして、「支援者にどうなって欲しいか」に考えを集中させ、寄付募集ページの最後の部分を完成させましょう。

コングラントでは、想いが伝わる寄付ページが簡単に作成できます。

みなさんも寄付募集の第一歩を踏み出しましょう!

{% BLOCK NAME=column_fukui %}
決済手数料のバナー
オンラインでの寄付のバナー

メールマガジン登録非営利活動・寄付集めに役立つ情報を受け取る

メルマガに登録する

その他のお役立ちブログ

  • 新年度スタート!コツ集をフル活用してファンドレイジングを強化しよう

  • コングラントメンバーが選ぶ、真似したい!寄付募集ページ特集2022

  • 数字で見る、2022年のコングラントでのファンドレイジング

今すぐ資料請求をする

まずは資料請求・お問い合わせから。
ご不明な点などはお気軽にご質問ください。

ずっと無料、まずは新規登録

新規登録時は有料プランでの登録、
翌月末まで無料で有料プランをお試しいただけます。