経済的・環境的にしんどさを抱える高校生を対象に、完全無料で、プログラミング学習支援・キャリア教育を行うCLACKさま。コングラントでクラウドファンディングを行い、267名の方から支援をいただき達成！その時に感じたコングラントのメリット・クラウドファンディングで大事にしていることをお聞きしました。

ーはじめに、団体の概要を教えていただけますか？

主な活動は、経済的に困難を抱える高校生を対象にしたプログラミングの学習支援とキャリア教育です。
ビジョンとして、「生まれ育った環境に関係なく、将来に希望を持ってワクワクして生きていける」ことを目指しています。

ーどのような経緯でコングラントを導入したのですか？

50人の高校生にパソコン・Wi-Fiを提供し、学習をサポートするプログラムの実施を決め、必要な資金を調達するためにクラウドファンディングを企画しました。

寄付プラットフォームを選ぶにあたって、手数料が4.8%で振り込みが3営業日以内（緊急支援制度適用）である点や決済フォームを考慮して導入を決めました。
また、コングラントが大阪の企業で、支援を届けたいのも大阪の高校生であり、相性が良いと感じたのも一つの理由です。 

ークラウドファンディングを実施する上で工夫した点はどこですか？

クラウドファンディングは、事前準備が重要です。
その中でも、戦略的な投稿・声掛けリストの作成はぜひやってほしいと思います。

まず投稿に関しては、媒体ごとに投稿できそうな内容をリストアップして、どういう日程で投稿していくかをある程度固めておきます。
クラウドファンディング期間の最初と最後の3日間は盛り上げるところであるから、それ以外の期間でどう小さい山をつくるかが鍵になります。

もうひとつが、声掛けリスト。ぜひみなさまにやってほしいです。
私の知人の方をリストアップし、寄付のお願いやシェアのお願いをしました。
約400人ほどの方に個別のメッセージをお送りしました。

ー400人。。。すごいですね。

私たちは比較的戦略的にやっている方だと思いますが、最低限これぐらいやらないとだめだと思っています。
以前のクラウドファンディングで事前準備が大事だと嫌というほど感じたので（笑）

ーコングラントを使ってみて感じたメリットはなんですか？

対応クレジットカードの多さや銀行振込ができること、信頼性の高い決済フォームがメリットです。

クレジットカード決済はVisa・マスターだけでなく、アメリカン・エクスプレスやダイナースにも対応しています。
銀行振込での寄付も可能であるため、クレジットカードをお持ちでない層の方からも寄付を受け付けられます。
クレジット情報を入力するページの信頼度が高いため、寄付者の不安も小さく寄付に踏み切っていただけます。

あと、支援者の方が登録不要で寄付できることも強みですね。
以前、別のプラットフォームでクラウドファンディングをした時は、「これ登録しなきゃいけないの？」って何回も聞かれました。

どうしても寄付が完了するまでのクリックの数や手間が増えてしまうと、寄付をせずに離脱してしまう方が増えてしまいます。
寄付への手間を減らすというか、寄付しようと思ったときに最小の動作で寄付できるのが重要です。

CLACK様の寄付募集ページ （出典：https://congrant.com/project/clack/1567）

ーCLACKさんの今後の目標をお聞かせください。

現在、収益事業を企画していて、それと今の活動を組み合わせたモデルをつくりたいです。
現在の活動はある程度形になってきました。
IT企業に就職したり、高校生の間に受託開発で稼いだり、学童でプログラミングの先生として活動したり学んだスキルを生かしてお金をもらうという成功体験を積んでもらえています。

その形をパワーアップしつつも、ちゃんとお金が回っていく仕組み、他の団体が真似できるようなモデルを作っていきたいです。

CLACK様のホームページは下記のリンクからご覧になれます。
https://clack.ne.jp/

インタビュー対象者：
特定非営利活動法人CLACK理事長　平井様
インタビュー・執筆・編集：遠藤・青木