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導入事例
特定非営利活動法人deleteC


「がんを治せる病気にしたい​」、そのシンプルで強い想いから発足したdeleteC様。deleteCの『C』はCancer(がん)の『C』。その活動内容は、斬新で面白い。思わず参加したくなる仕組みで、がんを治せる病気にするための活動に取り組まれています。今回は、団体立ち上げから今までの活動や、寄付募集について伺いました。


ーはじめに、団体の概要を教えてください。

deleteCは2019年2月に活動を始め、同年9月にNPO法人格を取得しました。
私たちが目指しているものは、「みんなの力で、がんを治せる病気にする」です。「誰もが参加できる」デザインアクションを通じて寄付・発信を行い、「がんを治せる病気にする日」を1日でも早く手繰り寄せることに貢献します。


ー具体的にどのような活動をされていますか?


具体的にはプロジェクトに参加する企業・団体・自治体・個人が自身のブランドロゴや商品、またはサービス名から「C」の文字を消したり、deleteCのロゴやコンセプトカラーを使うなどし、オリジナル商品・サービスを制作・販売・提供します。購入金額の一部はdeleteCを通じて、医療者が推進するがん治療研究に寄付します

2019年10月にdeleteCコラボ商品の「C.C.レモン」のCを消した商品を発表し、2020年1月18日にはラグビートップリーグにて「deleteCマッチ」と題して、選手とともに募金を呼び掛けるなど、その取組みの輪は広がりつつあります。現在では、賛同企業50社、寄付者500名を超える方々に支援をいただいてます。

そして、昨年末deleteCの初の寄付先となるがん治療研究を公募。選出したテーマの情報コンテンツを制作し、2020年2月1日に「deleteC 2020 -HOPE-」を開催しました。寄付実行とともに広くメディアに発信。がん臨床試験の専門的知見を有する医師のほか、プロジェクト参加企業、deleteC医療リサーチチームといった多様な視点を持つメンバーで選考委員会を構成し、厳正なる審査のもと、寄付先を決定いたしました。選出したテーマの動画・プレゼン資料などの情報コンテンツを制作・発表し、deleteCが選定するメディアにて幅広く情報発信しています。

 
「C.C.レモン」とのコラボ商品
※こちらの商品は既に販売終了となっております。
(出典:
https://www.delete-c.com/)

deleteC初の寄付先を発表 「deleteC 2020 -HOPE-」(2/1開催)の様子
(出典:https://www.delete-c.com/report20200201
)


手渡しの募金だけでなく、WEBでも気軽に寄付できる仕組みが必要




ー次は寄付募集についてお伺いします。
 団体を設立して、間もなくしてからコングラントを導入していただいたと思うのですが、
 導入前は寄付の募集はしていましたか?


発足時はクラウドファンディングに取り組んでおりました。
その後、寄付受付の間口を広めるために、オンラインの寄付手段を探し始めました。



ーコングラントは、どういうきっかけで導入されたのですか?

当時は任意団体だったので、任意団体でも使えるオンラインの寄付募集ツールで、ユーザビリティが高くて、管理しやすいものを探していて、それがコングラントでした。

 

しっかりお金を集めていかなければいかない中で、誰もが気軽に参加できる形にしていくために、手渡しだけでなくオンラインなどタッチポイントを増やしていく必要があります。

ですから、オンラインでの寄付を集める仕組みが大切になるのですが、法人格のない任意団体が導入できるオンライン決済ツールってなかなかないんです。コングラントはとても魅力的でしたね。


※コングラントは非営利活動を行う企業や任意団体でもご利用いただけます。


ーコングラントを導入してみていかがでしたか?


団体のスタートの時から利用させて頂いてるので、分かりやすい変化はお伝えできないのですが、コングラントがあったから寄付を集めることができて、活動の選択肢が増えました。やっぱりそれが団体の活動を続けていく上で大きかったですね。

コングラントはシンプルで使いやすいので、これから本格的に寄付の募集を始めたいと考えている団体さんがいたら「使ってみたらどうですか?」とアドバイスしたいです。
寄付募集ページもすぐに作れるし、寄付の管理もしやすいです。継続寄付も簡単に始めることができました。


さらに寄付への障壁をなくしていく



最後にこれからコングラントに期待することはありますか?

 

コングラントさんの決済は今でも十分シンプルで分かりやすいのですが、より気軽に寄付できる仕組みになればいいなと思っています。

というのも、やっぱり日本では寄付文化があまり根付いていなくて、それは「仕組みづくり」がまだまだ足りてないからだと思うんです。


ネットショッピングのように決済面で何も気にせず衝動買いをしてしまうように、寄付をする時も、いかに障壁をなくせるかが大事だと思っていて。その障壁を、気持ち的にも、仕組み的にもなくしていきたいですね。


deleteCは、商品購入を通して気づいたら寄付している仕組みで、これって誰でも気軽に出来るからこそ、多くの方にやってもらえるんです。


コングラントさんとも、寄付したいと思った瞬間にすぐ寄付できる仕組みを一緒に考えていきたいですね。コングラントさんもせっかくCがあるので、これは一緒にやっていくしかないですね(笑)

ー確かにcongrantのC消せますね!
 是非一緒に寄付しやすい仕組みをつくっていきましょう。本日はありがとうございました!



deleteCさまのホームページは下記のリンクからご覧になれます。

https://www.delete-c.com/
また、コングラントで作成したファンドレイジングページは下記のリンクです。
寄付募集ページ:https://congrant.com/project/deletec/1446
        https://congrant.com/project/deletec/802

インタビュー対象者:

特定非営利活動法人deleteC 稲垣様・山畑様

インタビュー・執筆・編集:荒木・畑山

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