寄付DXシステムのコングラント、サービス開始から7周年を迎えました

導入事例
フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN



医療を受けることが困難なアジアの子供たちが、安心して健康を託せる環境をつくることを目的として設立されたのが、特定非営利活動法人フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANです。
昨年秋、ウェブサイトのリニューアルと同時にコングラントを導入し、支援者の拡大に成功されました。

今回、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANの杉本さまに、コングラントを選んだ理由や、活用するメリットをお伺いしました。

©Adri Berger(出典:https://fwab.jp/about/japan/




――フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANの活動について概要を教えていただけますか?

 

私たちは、アジアの小児医療の支援をしているNPO団体です。
現地に小児病院を設立し、そこで医療支援活動を行っています。

私たちの設立した病院の特徴は、「質が高くて心のこもった医療を提供する病院である」ということです。活動のキーワードに、“Compassionate care”というものがあるのですが、これは、「思いやりの心を持って対応する」という意味です。病院では、すべての患者さんに対して、我が子を思うのと同じような気持ちで接し、医療活動を行っています。

さらに、「現地の人の手で病院を運営する」ということも特徴です。
ずっと支援を続けるわけではなくて、現地の人の手で、高度な医療を提供する病院に育て上げるということを目標にしています。
私たちの最初の活動として、1999年に「アンコール小児病院」をカンボジアに設立したのですが、 2013年に現地化しました。
2015年には、ラオスのルアンパバーンに、「ラオ・フレンズ小児病院」を設立しました。今はこの病院の運営をメインに活動しています。

病院の運営をしながら現地スタッフの育成をして、将来的に現地の人々がこの病院を運営できるように活動しています。

――HPをリニューアルされたんですね。

 

去年の秋ごろにリニューアルしました。
そのリニューアルに合わせて、新しく、使いやすい決済システムの導入を考えていました。そのタイミングで、コングラントを選びました。

△フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANさまのホームページ
(出典:https://fwab.jp/

寄付決済は、わかりやすさが大事

――コングラントに決めていただけたきっかけを教えてください。

 

元々、他の決済システムを使っていました。しかし、そのシステムでは、寄付をする時にIDとパスワードの作成が必要なんです。

そうすると、軽い気持ちでちょっと寄付をしてみようと思った人が、IDとパスワードを作らないといけないということで諦めてしまい、寄付になかなか繋がらないケースが多くありました。

さらに、その決済システムだと、スマホやタブレットでは少し見にくい構成になっていたんです。

私たちのウェブサイトは、スマホかタブレットから閲覧する人がほとんどです。

その点、コングラントの決済画面は、とてもシンプルで見やすく、気に入っています。


さらに、料金面でも、コングラントは魅力的でした。

私たちはやはりNPO団体なので、頂いた寄付のなるべく多くを本来の支援活動に回したいという気持ちがあります。ですので、あまり手数料にお金をかけたくありませんでした。

手数料、デザイン性、利便性を総合的に評価した結果、コングラントに決めました。



――実際にコングラントを利用してみていかがでしたか。

 

コングラントを利用開始してから、クレジット決済での寄付がすごく増えました。 昨年よりも目に見えて増えてきています。
また、今回コングラントを導入したタイミングで、 マンスリーサポーターの制度を見直し、大々的に募集し始めました。
マンスリーサポーターが増えたのは、私たちにとっては大きなメリットでした。

あと、コングラントの決済画面の右上に、Google 翻訳がついていて、言語を変えると英語とか中国語とかで表示できるようになっていますよね。
日本語ネイティブじゃない方が団体に興味を持ってくださった時に、英語表示にすると、決済まできちんと進むことができたというのも大きなポイントだったかなと思います。
海外では、クレジットカード決済が主流の場合が多いです。
海外の方達にアプローチするツールとしても、コングラントは非常に使えるというのが分かりました。
実際に、海外の方にページをご案内し、寄付に結びついたケースがあるので、その辺もすごく良かったかなと思っています。

活動を知ってもらうために、様々な工夫を

――寄付募集で工夫されていることはありますか。

 

色々な寄付募集ができるように選択肢を増やしていることですね。
クレジットでスムーズに決済ができるようにしたり、クレジットを使いたくない方向けに銀行振り込みもできるようにしたり。
あとは、古本を売って寄付になったりなど、お金以外での寄付も受け付けています。

ただ、まずはなるべく多くの方に、私たちの活動を知ってもらうことが大事だと思っています。
そのために、ウェブサイトをリニューアルして見やすくしたり、SNSや動画配信等を活用したり、世界中の方々にタイムリーに色々な情報を発信して伝えるための工夫をしています。

あとは、オンラインが苦手だけど、応援したいと言ってくださる方もたくさんいらっしゃるので、年次報告書に力を入れたりもしています。きちんとした紙の報告書を作成し、支援者の方に送っています。また、対面での活動報告も大切にしています。

――本格的に寄付をしようと考えている方、本格的にコングラントを導入しようと考えている方に何かアドバイスがあればお願いします。

 

コングラントの良いところは、すごくシンプルでわかりやすい点、導入もすごく簡単な点です。
パソコンやスマホが苦手な方でもすぐ入力事項が分かりますし、やりやすいのかなと思います。後は、マンスリーサポーターも気張ることなく、スムーズに集めることができる点も気に入ってます。

――今後の寄付募集の目標はありますか?

 

今、力を入れようと思ってるのは、やはりマンスリーサポーターです。

折角、コングラントで募集を開始したので、今年の5月よりマンスリーサポーターのキャンペーンを開始しました。


既存の、今までずっと支援を続けてくださってる方も、マンスリーサポーターという形で入っていただけたらいいかなと思っています。


――本日は本当にありがとうございました!引き続き、コングラントでも精一杯サポートさせていただきます。


 

フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANさまのホームページは、下記のリンクからご覧になれます。

https://fwab.jp/

 

また、コングラントで作成したファンドレイジングページは下記のリンクです。

▷都度寄付:https://congrant.com/project/fwab/2248

▷マンスリーサポーター:https://congrant.com/project/fwab/1658

 

インタビュー対象者:
フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN
杉本さま
 
インタビュー・執筆・編集:林、遠藤

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