寄付DXシステムのコングラント、サービス開始から7周年を迎えました

導入事例
被災地NGO恊働センター


阪神・淡路大震災がきっかけで設立され、「災害発生時に、災害救援活動をどこよりも早く行う」ことを意識されながら、日々活動を行っていらっしゃいます。また、災害救援活動だけでなく被災者の生きがい作りや防災啓発活動も行っており、多岐にわたる社会貢献をしていらっしゃいます。今回は、そんな被災地NGO恊働センターさんに、コングラントを利用してからもたらされた多くのメリットについてお話していただきました。







はじめに、団体の活動について教えてください。

 

災害が起きたときの災害救援活動が最も大きなミッションとなっております。

具体的には、災害直後に被災地に行き、災害ボランティアセンターや避難所の運営のサポートを行っております。

 

他の災害救援団体さんと少し違うところは、できるだけ長期的な支援もしたいと考えているところです。そのため、災害発生直後だけでなく、地域内での住宅移転における合意形成のための話し合いをサポートをしたり、過去の被災事例の経験談を伝えていくような少し時間が経過してから必要となる活動もしています。

また、防災の啓発の活動もそれに付随して行なっており、地域での講演会活動や、勉強会なども行なっております。

被災から復興の象徴!まけないぞうについて。


それから、実は阪神・淡路大震災の時から災害復興支援の一環として仮設住宅にお住まいの被災者の方を中心に
「まけないぞう」というタオルをゾウの形に縫ってもらった商品を作成してもらっています。そのようにして、被災者の方の「生きがい」や「働きがい」を作っていく活動もしております。現在の作り手の多くは、東日本大震災の被災者です。被災から十年たった今でも、大町や陸前高田市の方々が中心となって、作成してくれています。

 
△(出典:被災地NGO恊働センター様facebook )

寄付者にあった寄付の方法が選べる


ーコングラントを利用しようと思ったきっかけを教えてください!

 

もともと、寄付の方法として、クレジットカード決済システムを導入したいと思ってはいたんですが、私たちの団体に寄付をしてくださる方とお話をする機会で、「もう少し気軽に寄付ができたらなぁ」という多くの声をいただいたのが決め手でした。

実は、以前、他のサービスを使用してクレジット決済システムを導入しようと思ったのですが、私たちの団体が任意団体だったため、実現できませんでした。しかしながら、コングラントでは、任意団体でもサービスを利用することが可能だったので、導入させていただきました。

ークレジット決済を導入してみて、どのような変化がありましたか?

 

寄付してくださるまでの速度が、速くなりましたね。災害の情報をメールで受け取ってから、すぐに寄付をしてくださる方が増えて、そのスピード感は、以前にもまして上がったと思います。

他にも、今までは郵便振替で私たちに寄付をしてくださっていたのですが、クレジットカードのほうが郵便局に行く手間も省けて、「楽になった」と言ってくださる高齢の方も増えました。もちろん、郵便振替の方がいいという人もいらっしゃるので、どちらかに絞るのではなく、寄付者にあった寄付の方法が選べるということが大事なのだと思います。

△コングラントは、任意団体でもサービスを利用できたり、クレジットカードで寄付ができたりと寄付をする側とされる側の双方にとって優しい仕組みになっております。


ーコングラントのページの方で、寄付を集めるために工夫された点を教えてください。

寄付者に対して、寄付金の使い道のイメージをより具体的に持ってもらおうと、コングラントのホームページの方で、災害発生するたびに、活動内容を写真付きで発信したりしています。他にも、寄付者の人とメールでやりとりすることが可能になったので、積極的にお礼を伝えるようにしたのも、多くの寄付が集まった一つの要因かなと思います。

△(被災地NGO恊働センター様のファンドレイジングページ)

 
ーコングラントを利用してよかったと思った点を教えてください。


領収書をPDFで出すことができる点が、非常に便利です。手書きだと、基本的に全ての人に対して領収証を発行しなければならなかったのですが、コングラントには領収証が必要か不必要か、をチェックする欄があるので、無駄に領収証を発行する必要がなくなりました。また、メールでのやりとりが増えた分、こまめに返事もできたりするので、寄付者と円滑にコミュニケーションをとることができるようになりました。

 

ー被災地NGO恊働センター様の今後の目標を教えてください。


まずは、災害の時に先陣を切って動くというのが主な活動なので、平時からそういった時に支えてくれるような仲間を増やしたいなと考えています。また、防災事業や委託事業の活動量を増やすと、財務基盤は安定するのですが、その分、災害が起きた時にすぐに動けなくなるというジレンマを、多くの災害救援を行なっている団体が抱えていると思います。そのジレンマを解消し、災害が起きた時にすぐに動けるような体制づくりも同時に行っていきたいと考えています。

また、災害が多発する日本では、NPO団体やボランティアが絶対的に必要になってくると考えています。なので、その重要性を社会全体により認知してもらえるように、活動していきたいと考えています。

△(出典:被災地NGO恊働センター様facebook )

被災地NGO恊働センターさまのホームページは下記のリンクからご覧になれます。  

http://ngo-kyodo.org/
また、コングラントで作成したファンドレイジングページは下記のリンクです。

▷継続決済:https://congrant.com/project/ngokobe/632
▷都度決済:https://congrant.com/project/ngokobe/605

インタビュー対象者:
被災地NGO恊働センター
頼政様
 
インタビュー・執筆・編集:藤岡、遠藤

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