寄付DXシステムのコングラント、サービス開始から7周年を迎えました
ふじのくに未来財団さまは、社会課題解決に取り組む静岡県内のNPOや各種団体と、それを応援したい地域の皆さまとを結ぶ活動をしている公益財団法人です。
お試し期間でコングラントの機能を実感された後、ライトプランを導入していただき、以後多くの寄付を集めています。
今回はコングラント導入に至った経緯やコングラントを実際に使用した感想をお伺いました。
ーはじめに、団体の概要を教えてください。
ふじのくに未来財団は、みなさんから広く寄付を集めて、静岡県内の社会課題解決に取り組むNPOや団体を助成しています。静岡県からNPO活動センターの運営管理を受託して、中間支援組織としての機能を持つ一方で、寄付を集めて地域に還元する市民コミュニティ財団としても活動しています。
―今回のコングラント導入の背景にあった寄付集めの課題を教えてください。
寄付が大きな財源なので、寄付集めは当初から色々工夫してきました。クレジット会社もこれで三社目でして、いろいろな方法を試してきたのですが、扱いにくかったり、手数料が高く折り合いがつかないなど、うまく運用できていませんでした。そのためクレジット利用を中断していたのですが、昨年各地で起きた豪雨被害を目の当たりにして、災害支援費用を迅速に集めるにはクレジットカード決済は必須であると改めて認識し、早急な導入に向けてNPO対象の新たなクレジットカード決済サービスを探していました。
―コングラント導入の決め手は何でしたか?
いくつかのクレジット決済会社を比較検討して、コングラントを選ばせていただきました。
プラン・費用等の内容について、コングラントが一番分かりやすく詳細に書かれていて、どのようなツールか想像しやすかったのが一つのポイントです。
さらに、導入の決め手となったのは
①寄付種別の異なる3つのページに対応していること
②支援者の寄付管理ができること(Salesforceへのインポートが簡単にできること)
③経済的負担が最も小さかったこと
の3点がありました。コングラントのライトプランが私たちの希望にピッタリと合いました。
さらに、最大2ヶ月間のお試し期間があったのも大きな魅力でした。お試し期間の間に、寄付ページのカスタマイズのしやすさや、支援者管理機能の使いやすさ、トラブル時にも迅速に対応していただけるサポートの充実さなど、費用に対する機能の質が最も良いと実感しました。
お試し期間を経て、迷うことなくコングラントの導入を決めましたね。
△コングラントでは、団体のステージや用途に合わせた4つのプランを用意しています。
―実際にコングラントを導入してみた感想は?
寄付ページの作成・公開までのスピードをとにかく早く行うことができました。
コングラントの導入とほぼ同時期にコロナが発生したことによって、公立学校ではICT格差による教育格差が大きくなっていました。コングラントを導入し、実際にクラウドファンディングの寄付ページをすぐに作れる状況だったので、1、2日で急遽寄付ページを作成し公開しました。ページの内容も簡単にカスタマイズできるので、自分たちの想いをサイト上に形にすることもできました。
結果、地域の皆様の「今、子供たちにオンライン授業を届けたい!」という想いを受け取る窓口として機能し、1か月を待たず目標金額を達成できました。
コングラントを導入しておいて、本当に良かったです。
△実際に作成されたクラウドファンディングページ。
一ヶ月で目標の100万円を達成されました。
―今回のクラウドファンディングでは短期間で目標の金額を達成されましたが、
寄付者さんとのコミュニケーション面で工夫された点はありますか?
1つはコングラントの寄付ページに、情報を集約したことです。
情報が色々な箇所に分散してしまうと、皆さまにせっかくの情報が伝わらないかもしれないと考え、いただいたメッセージや、メディアからの取材、追加の支援の内容などを随時寄付ページに載せていました。
Facebook、メーリングリストなども活用していますが、寄付ページさえ見ていただければプロジェクトの内容は全て把握できるという形にして、広報の際は常に寄付ページへ誘導をしました。
その結果、本当に多くの方にコングラントの寄付ページを見ていただきました。「地域の子どもにオンライン環境を」という地域の方の思いを受け、支援を届けることができ嬉しかったです。
非営利団体の方々はたくさんいらっしゃると思いますが、導入できる体力のある団体さんは積極的に導入していくべきだと思います。
―コングラントの利用において、難しい点はありましたか?
私たちにとって初めてのクラウド型のツールでしたが、難しい操作はなく、いただいたマニュアルをダウンロードして使いこなすことができました。
不具合があった際にも、サポートチームにすぐに対応していただけて助かりました。
―コングラントの導入を考えている方にアドバイス
試用期間があって一回試せるということが自分たちにとって、とても大きなメリットでした。寄付ページ作成や公開の体験を試用期間からまずやってみることをおすすめしたいです。
クラウドファンディングもいろいろな種類が増えてきていますが、その利用は多くのNPOにとってはハードルが高いと思います。コングラントは寄付型とクラウド型を使い分けて利用することが可能であり、クラウド型の寄付募集終了後もページを残しておくことができます。
全体的に使いやすいですし、何かあればサポートの方が対応してくださいます。
導入コストも安く、費用対効果がとても大きいのでおすすめです。
―本日はインタビューありがとうございました!
引き続き、精一杯サポートさせていただきます。
ふじのくに未来財団さまのホームページは下記のリンクからご覧になれます。
また、コングラントで作成したファンドレイジングページは下記のリンクです。
クラウドファンディング:https://congrant.com/project/shizuokafund/1619
都度寄付:https://congrant.com/project/shizuokafund/1554