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導入事例
NPO法人みなしご救援隊犬猫譲渡センター


ペットショップ経営の経験から、殺処分される犬猫の原因の多くは、ペットショップにあることに気づいた、みなしご救援隊犬猫譲渡センターのセンター長である佐々木さん。「殺処分ゼロを目指して」から「無責任飼い主ゼロ」を掲げて、2004年に任意団体を立ち上げ、やむを得ず飼えなくなってしまった犬・猫や小動物の引き取り保護と里親探しをする活動をされてきました。 今回は、動物の殺処分の現状と、情報発信ツールをうまく使い分けて活動の働きかけをしていることについてお聞きしました。


ーはじめに、団体の概要を教えていただけますか?

動物愛護活動を始めたのは、2004年で、現在のみなしご救援隊犬猫譲渡センターの設立は、2012年になります。

ペットショップを経営していた頃、当時殺処分される犬や猫は25万頭いたのですが、この原因の多くがペットショップにあることに気づきました。ペットを飼うには、育てるための費用・しつけ・犬猫の特徴・近所への配慮などいろいろなことを考えたり、知識も必要になります。しかしながら、ペットショップ側はそれを十分に説明することなく売っていることが多いのです。結果、飼い主はペットをうまく育てられなくなり、保健所に持ち込まれたペットは殺処分されてしまいます。そこで、自分たちペットショップ側の大きな責任を感じ、飼えなくなった犬猫の引き取り・里親探しの活動を始めたことが団体設立のきっかけになります。

現在も、一般家庭でやむを得ない理由で飼えなくなってしまった犬猫及び小動物の引き取り保護をして、知識のある里親さんを探す活動をしています。

  

(現在は、自治体や行政の「殺処分ゼロ」というスローガンの元、殺処分される動物の数は年間2〜3万頭に減りましたが、引き取りの拒否をされる動物の数は増えています)

△みなしご救援隊犬猫譲渡センター様ホームページより

実績に安心。コングラントのクレジット決済を導入



ーどのような経緯でコングラントを導入したのですか?


HPをリニューアルした際に、寄付のしやすさを考えてクレジット決済の導入をしました。今までは、銀行振り込みか、センターへ足を運んでくれた方に直接寄付してもらうかのどちらかでした。クレジットカード寄付ですと、どこでも気軽に寄付をしてもらえます。

コングラントを利用したのは、信用できるNPO団体さんが多く登録されていたためです。また、手数料が安いこともNPO団体である私たちにとって、とても助けになりました。


ー実際にコングラントを使ってみてどうでしたか?


場所と時間に構わず手軽に寄付ができることで、寄付金が増えました。2年前に導入してから、クレジットカード決済の寄付だけで、80、90万円ほどの寄付が集まっています。

様々な寄付のバリエーションと、支援者がわかりやすいページづくり


ーみなしご救援隊犬猫譲渡センターさまが活動する上での工夫などありますか?


支援のバリエーションや、活動に関しても、いろいろなことをやってみることだと思います。特に、ページ作りは重要視していて、図を使ってわかりやすくするなどの工夫をしています。 

 

△みなしご救援隊犬猫譲渡センター様の寄付ページより
 様々な方法で寄付を募っていらっしゃいます。





ー銀行振り込み一つにしても、口座を複数備えることで寄付者さんは自分にあった金融機関から振り込みができるのですね。また、ページ内のイラストや配置がシンプルでとてもみやすいページになっていますね。


例えば、寄付の画面に関しては、何円の寄付でどんなことができるかをイメージ画像つきで載せているので、支援者様からも「わかりやすい」とのお声をいただいています。

△みなしご救援隊犬猫譲渡センターさまの寄付ページより


 

年齢層にあったアプローチで、無責任飼い主を責任ある飼い主へ

ー団体全てで現在7500人を超えるSNSのフォロワーを抱えていらっしゃるそうですね。SNSはどのように活用されているのでしょうか?

InstagramやTwitterは年齢層の低い方向けの情報を、Facebookとブログは年齢層の高い方向けの情報を発信しています。

里親探しは、ただ里親を探せばいいわけではありません。犬や猫の世話は、長期に亘るので、ペットの未来のことを考えて、ご高齢の方に任せることは避けています。なので、Facebookやブログでは、ペットを飼う上での注意点など、飼っているペットを大切にしていただけるような内容を発信しています。InstagramとTwitterでは、里親募集の情報や足りない資材の募集を呼び掛けをしています。

使い分けをすることで、犬猫を長くお世話することのできる里親さんの割合が増やすことができ、トラブルが減りました。

△みなしご救援隊犬猫譲渡センターさまのInstagram

ーうまく使い分けをすることで、ペットを飼っている方も、今後飼う方も責任ある飼い主へと導いているのですね。

メディアに取り上げられた時に、SNSを探して、支援をしてくださる方もいます。実際に支援につながらない方に関しても、SNSが動物愛護の現状を知る機会になっていると思っています。

ー最後に、今後の活動目標を教えてください。

飼育放棄される犬猫がいなくなり、無責任飼い主もゼロになることが私たちの目標です。

ー幸せな犬猫ちゃんが一匹でも増えるように、私たちもサポートさせていただきます。 本日はありがとうございました。

みなしご救援隊犬猫譲渡センターのホームページは下記のリンクからご覧になれます。

http://minashigo-joutocenter.com/

また、コングラントで作成したファンドレイジングページは下記のリンクです。

https://congrant.com/credit/form?project_id=528

 

インタビュー対象者:
みなしご救援隊犬猫譲渡センター佐々木様
インタビュー・執筆・編集:高口・楠元 


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