IT導入補助金2024申請受付中!
NPO向け寄付決済システムの
利用料(2年分)が最大1/2補助
今回は、地域が必要とする保健、医療、福祉、介護サービスを複合的に提供されている「社会福祉法人聖隷福祉事業団」さまにインタビューを行いました。
コングラントでは現在ライトプランをご利用中で、複数基金を通じて、医療や福祉施設への寄付を増やすための中間支援的使い方をされています。
本日はコングラントを導入されたきっかけや、寄付募集の工夫点を中心に伺いました。
―はじめに、聖隷福祉事業団さまの活動内容を教えてください。
私たちの事業は、1930年に結核患者さんのお世話をすることから始まりました。
全国に先駆けて未熟児医療、ホスピス、ドクターヘリ、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、それから訪問看護事業などを展開しています。
大規模の社会福祉法人として、地域が必要とする保健、医療、福祉、介護サービスを複合的に提供する事業団です。
―コングラントの導入を決めていただけた理由を教えてください。
導入を決めた理由としては3つあります。
1つ目は、「オンライン上で寄付受付・決済が可能な点」です。
以前のホームページですと、寄付金窓口の取次ぎ機能のみで、寄付の直接入金ができませんでした。実際に寄付いただくには手間と時間がかかるため、寄付を通して社会貢献したい方の気持ちを受け止める仕組みがありませんでした。コングラントでは、オンライン上で寄付受付・クレジット決済の導入が可能ですので、これまでより簡単に寄付ができる仕組みを作ることができました。
2つ目に、「複数基金に対応できる機能を導入できたこと」です。当事業団は、聖隷福祉基金と聖隷ホスピス基金の2つを実施しています。コングラントでは、複数の寄付募集ページが作成できるため、基金ごとにページの作成やオンライン決済の導入ができること。また、コングラントのページは操作性が良いため、事業団用にカスタマイズできることも魅力に感じています。
3つ目に、「費用」です。これまで、寄付システムの導入をしたことがありませんでした。まずはトライして経験値を積もうと思い、初期費用が抑えられ導入の敷居が低いコングラントを選びました。
―ありがとうございます。実際に寄付募集をされて、広報や寄付者とのコミュニケーションで工夫されている点はございますか?
コングラントを導入するにあたって、当事業団のホームページも、寄付ページに合わせて整えました。
まずは「何のために寄付を募るのか」使用用途を明確にし、ご覧くださる支援者様に、寄付の必要性が伝わるよう工夫を行いました。
△寄附をお考えの方へ ページ
―聖隷福祉事業団さまの寄付募集ページは、支援金の使用例や、実際の使用風景など、寄付金の使い道が明確に記載されていることで、凄くイメージがしやすいです。こちらも実際のお写真を使われているのですか?
はい。これまで寄付金で購入をさせていただいた物品を、実際の例として載せさせていただきました。
―これから本格的に寄付募集をはじめる方や、コングラントの導入を考えている方へアドバイスはございますか?
まず広報の面ですと、先程も述べた通り「何のために寄付を募るのかをしっかり打ち出し、使用用途を明確にする」ことです。
また業者を決める際は、自分たちの寄付目標を達成するために必要とする機能は足りているかをきちんと確認することが良いと思います。
―今後の団体さまの目標を教えてください。
寄付を通じて、支援者様と事業団の相互理解を深めていきたいと考えています。
企業ですと、株価など様々な評価基準がありますが、社会福祉法人の場合は、「寄付に値する社会貢献をしているか」が1つの評価基準だと考えています。また、それは「額」ではなく「数」だと考えています。
私たちは寄付を通じて相互の理解を深め、事業団の活動意義を知ってもらい、より多くの方が「応援したくなる」団体でありたいと思っています。そのためには、寄付を可視化することが大事だと考えています。
私たちは寄付という形で支援をお願いしているので、支援者様と相互理解を深めるためには、寄付の使い道をきちんと伝える必要があります。先述の通り、「寄付金で〇〇を購入しました」など寄付の使い道をしっかりと共有することを繰り返し、聖隷福祉事業団の信頼度を高めていきたいと思っています。
―本日はお忙しい中、インタビューいただきありがとうございました。寄付募集において常に支援者の方を考え、広報をされている点が印象的でした。コングラントでも引き続き、精一杯サポートさせていただきます。
社会福祉法人聖隷福祉事業団さまのホームページは下記リンクからご覧いただけます。