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導入事例
放課後スペースviva!しゅくだいカフェ

「放課後スペースviva!しゅくだいカフェ」は、大阪市東淀川区の子どもたちに、放課後に集まるサードプレイスを提供しています。 コングラント導入後すぐに40人のマンスリーサポーターを獲得し、今では約70人のサポーターの支えを受けて活動しています。 今回は、「放課後スペースviva!しゅくだいカフェ運営委員会」委員長の本川さんにお話を伺いました。


ー 「放課後スペースviva!しゅくだいカフェ」さんの活動について教えていただけますか?

放課後の子どもの居場所づくりと、「夜の2時間革命」と呼んでいる家族の団らん時間づくりの主に2つの目的を達成するために活動をしています。
居場所づくりというのは、大阪市東淀川区の子どもたちが放課後に集まるサードプレイスを提供しようということです。放課後スペースviva!がある東淀川区東淡路周辺は、子どもたちが放課後に遊べる場所が少ないんです。そんな子どもたちのための「家庭・学校に続く第3の居場所」として活動しています。
「夜の2時間革命」というのは、しゅくだいカフェで宿題を終わらせて家に帰ってもらい、夜はしっかりと家族のコミニケーションを取ってもらおうという取り組みです。 子どもが宿題を残して帰ってくることで、平均2時間しかないと言われている家族の団らん時間を、「宿題やったの?」「明日の準備おわってるの?」というような会話で支配してしまうという問題があります。 子どもが思春期に差し掛かる年齢までの「家族が揃う夜の2時間」をしっかりとコミュニケーションに使い、子どもの心を育む時間、そして、親にとっても癒しの時間にしてほしいのです。

ー活動を始めたきっかけは何だったのですか?

小学生がコンビニの前で携帯ゲームで遊んでいたり、細い路地で家に当たらないように気を付けながらキャッチボールをしている姿をよく見かけていたんです。大阪市東淀川区は子どもが思いっきり遊べる広い場所が少ないので。
そんな子どものための居場所を提供したいと思い、始めました。

ー コングラント導入の経緯を教えてください。

活動開始当初は、個別に「応援してもらえたらありがたいです」と伝えるくらいで、「寄付募集」という形では行っていなかったんです。そんな時に佐藤さん(弊社社長)からコングラントを紹介されて。 それまでも継続的な寄付の募集をしたいという思いはあったんですが、ツールを知らないこともあって行ったことはありませんでした。 せっかくの機会でしたので、導入してみました。

ーページを作った反響はどうでしたか?

マンスリーサポーターのページを作った当初は、「こういうのを始めました」という情報を発信しました。SNSで投稿したりダイレクトメッセージで登録をお願いしたりしました。あとは、ポスターやチラシでも応援をお願いしましたね。そうすることで、40人ほどはすぐに集まりました。

ーどういった方がサポーターになってくださったんですか?

知人はもちろんなんですけど、それ以外には活動をよく知っている方々ですね。利用している子どもの親御さんや、私がやっている新聞販売店で新聞を購読してくださっている方々ですね。
毎月しゅくだいカフェに関するコラムを書いたミニコミ紙を発行したりしているので活動をよく知ってくださっていて、「応援します」と言ってくださるので、コングラントのページから申し込んでいただきました。

ー 他には、コングラントをどのように活用していますか?

今は、寄付募集ページのQRコードがついたカードを使っています。 チャリティーイベントで出会った方にしゅくだいカフェやその背景にある社会課題の話をしたりする機会があるんですが、説明を聞いた後というのは心が温まっているんですよ。 寄付は、心が温まった時にすると思うんです。その時を逃さないようにしていますね。 
その時に、単発で1000円や2000円を現金でお渡しくださる方もいらっしゃるんですが、それよりは月500円でも継続的な寄付をしてくださるとありがたいじゃないですか。 そこで、QRコードがついたカードを渡して、月額サポーターになっていただけるようにしています。

ー 月額500円~という設定には何か意図があるのですか?

利用している子どもが「この居場所は誰のお金でできているのか」と思った時に、「たくさんの人の善意でつくられている場所なんだ」と伝えたいと考えたんです。 子どもの居場所づくりという活動をしているのに、そこに受益者負担をとるというのは違和感があって子どもたちには無料で利用してもらってます。
その運営資金を経営者の知人や法人の方にお願いするという方法もあると思いますし、まとまった金額も集まると思います。 ですが、5人から5万円ずつ頂いて活動しているんじゃなくて、500人から500円ずつ頂いて多くの方の善意で活動している方が、子どもにとっても嬉しいじゃないですか。 だから、小さい額をたくさんの方から集めようと500円からにしました。

ー 実際にそういう形で、ご支援が広がっていますね。
  寄付をしてくださった後、支援者様とのコミュニケーションは行っていますか?


自社の読者にお渡しする活動報告を毎月発行しているんですけども、それをPDF形式でサポーターの方には配信しています。 時々、サポーターの方が「楽しそうですね」などの返信をくださったりもします。 継続的に応援していただくためには、サポーターの方に子どもたちの顔を思い浮かべてもらえるようにしないといけないと思います。 毎月一回は、活動を思い出してもらったり、そこで過ごしている子どもの顔を見てもらったりできるようにしています。

ー 毎月ですか、すごいですね。
  元々そういったコンテンツは作ってこられたのですか?


新聞販売店だからできているのかもしれないですね。
今までしゅくだいカフェ以外にも様々なことをやって来ていたので、そういうコミュニケーションのルートは確立できていました。

ー今後、コングラントを利用して達成したい数値目標はありますか?

月13、14万円ほどまかなえるように月額サポーターを増やしたいですね。 現在、家賃・水道費・光熱費と少数いる有償ボランティア分の費用がいるのですが、少し足りていない状況です。 あと、今年から「コドモキッチン」という、子どもが楽しみながら料理のスキルをつけることができるプログラムを始めるんですよ。 その運営の資金も集めたいです。

ー 「コドモキッチン」、楽しそうですね!

ドラクエっぽくしています(笑) 包丁やピーラーを使って切る系のスキルを身につけると剣士の称号が与えられたり、火を扱う調理ができると魔法使いになれたり、、、 プログラム化しているんです。 子どものモチベーションってすぐきれるじゃないですか。 そこで、細かく目標を設定しています。

ー コングラントを導入して良かったなと思うことはありますか?

寄付は、心が温まった時にすると思うんです。 その時に目の前でアクションを起こせて、すぐに行動してもらえるのがコングラントの良いところですね。 先ほど言ったQRコード付きのカードのように、機を逃さないというところです。 今までは、そういうツールがなかったんですよ。 「鉄は熱いうちに打て」という感じですね(笑)

ー 導入を考えている方へのメッセージがありましたらお願いいたします!

寄付文化というものは、問題を全く知らない他人のお金でやるのではなく、同じ問題意識を持つみんなの力を合わせて今すぐ行動できるものですよね。 その文化が遅れている日本でも、オンラインにすることによってより行動しやすくしてくれたのがコングラントだと思います。 これをうまく利用しないともったいないと思いますね。 あと、先ほども言ったように、心が温かい内に寄付してもらえる、この強みを生かさない手はないと思います。

ー 本日はご協力いただきありがとうございました!

しゅくだいカフェのHP
https://syukudai-cafe.net/

放課後スペースviva!しゅくだいカフェさんの月額サポーター募集ページ
https://congrant.com/project/viva/127
インタビュー:荒木雄大・青木亮太
編集:諧幸枝・青木亮太

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