キーワードで上位表示を狙うため、SEO対策をする
こんな団体におすすめ
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団体の認知度をあげたい
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自団体のサイトへの流入を増やしたい
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略称で、ネットで特定の言葉で検索した際に検索結果で上位に表示されることを目指す施策のことです。
みなさんも、検索の上にあるページをクリックすることが多いと思いますが、SEO対策は上位表示をすることで見てもらう回数を増やし、目的にあった人にページをみてもらおう!という取り組みです。
例として、「ネット寄付,システム」で上位表示を狙ったコングラントのブログを紹介します。
先ほどのワードを検索した時に表示されるものが下の画面です。(2021年12月時点)写真の赤い部分が、SEO対策で成果の出る箇所です。コングラントは過去、上位表示を狙った記事をつくり、この記事は3位表示になっています。
検索エンジンには独自の検索アルゴリズムがあるため、検索者と検索エンジンのどちらからも「検索ニーズに応えるページである」と評価されなければ上位表示されません。
SEO対策をすることで、団体が有名でなくても寄付募集ページが多くの人の目に留まり、寄付増加や団体の認知度向上に期待できます。
コツのステップ
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キーワードを選定する
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キーワードを含む寄付募集ページをつくる
1 キーワードを選定する
まずは、団体の寄付募集ページを訪問する人はどんなキーワードで検索すると想定されるかを考えます。候補を3,4個出しておきましょう。
次に、そのキーワードを検索する人がどれくらいいるかを確かめます。検索回数の測定には以下のツールがおすすめです。
・キーワードプランナー(中級者向け)
本格的にSEO対策をしたい方におすすめのツールです。
・Keyword Surfer(初心者向け)
Google Chromeの拡張ツールです。この拡張ツールは、検索をかけるとそのワードのボリュームや表示されるページの推定閲覧回数、記事内でワードが表示されている回数をみることができます。
キーワードの検索回数が多すぎると上位表示を狙うことが難しく、反対に少なすぎると、検索をかける人が少ないのでそもそも表示される回数が少なくなってしまいます。検索回数は1000以下を目安に選定しましょう。
検索の多いワードを2から3個組み合わせてみる、または一つ狙いたいワードを決めてそのワードの関連語を2個ほど追加してキーワードとすることもお勧めです。
2 キーワードを含む寄付募集ページをつくる
寄付募集ページのタイトルと記事内で、選定したキーワードを使うことで、検索エンジンから「キーワードを使っている良質な記事」と認識されやすくなります。
しかし、一番大切なことは、寄付募集ページとして支援者の共感を呼ぶページをつくることです。寄付募集ページを一通りつくってから、キーワードのチェックを行ってみてください。
寄付募集ページ作成後、キーワードを組み込んでいくには、「言い換えの範囲内」で行うことでSEOと団体の伝えたいことの折り合いをつけることができます。
例えばキーワードが「多胎育児」であれば、寄付募集ページ内で「双子や三つ子の育児、双子以上の育児」と表しているところを「多胎育児」という言葉に置き換える、といった具合です。
SEO的には、
a.タイトル
b.説明文のはじめの70~120文字
c.本文
に、それぞれキーワードを入れておくとより効果的です。
また、SEO対策をする際は、画像に情報を入れるのではなく、検索で判断されるようテキストに情報を落とし込むことが大切になります。
事例
ひとり親家庭に食料の配布を行っている団体
この団体では、「ひとり親、子育て、支援」をキーワードに設定した。そのため寄付募集ページのタイトルにはキーワードを全て入れ、最後に団体名を記載することで、団体名で検索される際にも寄付募集ページが上位表示されるよう工夫をした。
説明文にもキーワードを含めつつ団体概要を簡潔に記載し、SEO対策をしつつも団体の活動を一目で知ってもらえる内容にした。
チェックリスト
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キーワードをは3、4個選定していますか?
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記事内にキーワードがあり、かつ目的にあったコンテンツになっていますか?
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タイトルにキーワード、団体名を含んでいますか?
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