広報誌からの寄付への導線を整備しよう
こんな団体におすすめ
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団体の関係者に紙での広報誌を送付している
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広報誌を見た人からの寄付を増やしたい
広報誌に寄付募集ページのQRコードが掲載されていたり、広報誌と一緒に寄付の払込取扱票が同封されていたりといった工夫がされていると、広報誌を読んで「団体を応援したい!」と思ったときに、実際に行動を移しやすくなります。
団体で作成している広報誌にそうした工夫がされていなければ、寄付をしてもらえる機会を逃してしまっているかもしれません。改めて広報誌を確認してみましょう。
コツのステップ
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どんな人たちが広報誌を読んでいるか確認する
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ターゲットにとって「団体を応援したい」という気持ちの喚起につながる情報を考え、広報誌に掲載する
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ターゲットにあった寄付の方法を案内する
どういった目的で広報誌を発行しているかは団体ごとでさまざまだと思いますが、広報誌を読んだ人から寄付を募りたいのであれば、寄付につながる情報を掲載する必要があります。活動報告を掲載している広報誌は多くありますが、活動報告以外にも
・活動をする中で直面している課題
・新たに挑戦したいと思っていること
といった内容も、寄付への喚起につながるかもしれません。
また、案内する寄付の方法についても
・寄付募集ページへのQRコードの掲載
・振込口座の記載
・払込取扱票の同封
といくつかの方法がありますが、中には「広報誌を送るたびに寄付の案内をするのは、相手にとって迷惑でないか」と思う方もいるかもしれません。
もちろん寄付を強制するような文面で案内するのはNGですが、「支援したいと思ったときに、その方法がわからなかったり、手間だったりすることで支援を控えてしまわないように」と考えれば、むしろこうした案内はわかりやすくしておくべきであると言えるでしょう。
事例
若者支援に取り組む団体
この団体では、団体の会員や地域の教育関係者など向けに広報誌を発行しているが、寄付の募集については、広報誌の最後のページに振込口座の情報を記載しているだけだった。しかし、多くの方に広報誌を読んでもらっていることを活かして、広報誌経由での寄付の増加を目指すことになり、
・寄付募集ページのQRコードの追加
・払込取扱票付きの寄付募集チラシの同封
といった工夫をすることにした。
これらの工夫をしてみた結果、広報誌経由での新規の寄付が数件あったが、広報誌を読んだある方から「先日の広報誌を見て、団体が活動していくために寄付を必要としていることを改めて知った」という意見をいただいた。団体としても、寄付を募集していることは明確に発信しないと周囲には意外と伝わっていない、ということを改めて実感した。
チェックリスト
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単に寄付方法を案内するだけでなく、寄付への気持ちが喚起されるような情報も広報誌に掲載していますか?
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ターゲットに合った寄付の方法を案内できていますか?
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