SNSのダイレクトメッセージを使って広報しよう
こんな団体におすすめ
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SNSでより効果的な広報を行いたい
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特に若い世代の寄付者との関係構築をしっかり行いたい
ダイレクトメッセージ(DM)とは、SNS等で個人宛に直接メッセージを送ることを指します。SNSのDMを使った広報のメリットとしては
①メールと異なり、アドレスを一つ一つ入力して送信する手間が省けること
②受け取り相手に、内容を確認・返信してもらえる可能性が高いこと
③より密接な関係構築につながること
等があげられます。
DMで寄付をはじめとする団体の活動への協力依頼をしてみましょう。ただし、クラウドファンディングや寄付キャンペーンを行う時にだけ、寄付依頼のDMを送るのはNGです。普段からの支援者とのコミュニケーションの積み重ね(=関係構築)が重要です。
コツのステップ
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DM送信対象をリストアップする
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DMの文章を作成する
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送信する
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コミュニケーションをとる
1 DM送信対象をリストアップする
DMで紹介する寄付やイベント、団体の取り組みに関心がありそうなフォロワーを探してリストアップしましょう。フォロワーのプロフィールを確認することで、社会課題への関心度や年齢層を知ることができます。
また、SNSの検索機能で団体に関連するキーワードを検索し、ターゲットになるSNSユーザーをフォローすることで、DMの送信対象を増やすこともできます。
2 DMの文章を作成する
次に、寄付や活動への協力依頼の文章を作成しましょう。内容に関しては寄付募集、イベント、ボランティア募集、団体情報、SNSでの拡散依頼など、さまざまなものが考えられます。
3 送信する
文章が完成したら、DM送付を開始しましょう。SNSのDMでは一斉送信ができないため、一件ずつ送付することになります。送信数が多い場合は、団体内のスタッフでうまく分担して送信しましょう。
4 コミュニケーションをとる
DMは送信した後の対応が非常に重要です。送りっぱなしにならないよう、こまめにフォロワーからの返信を確認しましょう。忙しい時には、フォロワーからの返信にリアクション(コメントにハートなど絵文字をつけて対応すること)をつけることでもコミュニケーションをとることができます。
事例
国際協力に取り組む団体のDM例
①「国際協力」というキーワードで検索。国際協力に興味関心があるSNSユーザーをフォローし、リストアップした。
②イベント宣伝のため、以下のような内容のDMを作成した。
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③団体のスタッフで分担して、リストアップした対象者にDMを送信した。
④反応があった場合には、コメントで丁寧に返信をし、参加登録の方法などの質問にも対応した。
これらの結果、DMによる広報で10名のイベント参加者を獲得し、イベントの参加者やDMをみた人から、寄付を集めることにも成功した。
チェックリスト
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DMを送信するターゲットは明確ですか?
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DMの文章は団体の魅力を伝えるものになっていますか?
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支援者と丁寧なコミュニケーションができていますか?
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