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各ファンドレイジングアクション
クラウドファンディング
複数人で取り組むと効果UP

メディアリストは地域で活用できるメディアがあるか確認する

実行編
  • 各ファンドレイジングアクション
  • クラウドファンディング
  • 複数人で取り組むと効果UP

こんな団体におすすめ

  • 地域の人たちに、団体の取り組みをもっと知ってもらいたい

  • 地域の人たちと一緒に、クラウドファンディングの取り組みを進めたい

クラウドファンディングを実施する際、新聞社やプレスリリース配信サービス等に掲載を依頼している、という団体もあると思います。しかし、各地域には、ケーブルテレビや地域に密着した情報誌や情報サイト、まちのお出かけ情報サイト等、各地域に根ざした広報媒体がいろいろとあり、そうした媒体で紹介をしてもらうことができれば、もっと多くの方に取り組みを知ってもらうことができるかもしれません。

コツのステップ

  • 地元に密着したメディアをリストアップする

  • 取り組みだけでなく団体の想いや実績等も説明し、団体のファンになってもらう

1 地元に密着したメディアをリストアップする
地域のタウン誌やメディアの情報に詳しいのは、やはりその地域に住む人たちです。団体の代表やスタッフが活動地域に住んでいる場合は、ある程度情報を把握していると思いますが、そうでない場合はその地域に住む知り合いに聞くのもいいでしょう。紙の情報誌からSNSやブログまで、いろいろな形態があるので手分けをして探してみてください。


取り組みだけでなく団体の想いや実績等も説明し、団体のファンになってもらう
紹介を依頼するときに注意すべきは、「クラウドファンディングの説明だけをしない」ということです。

 

特に初めてのアプローチの場合、メディア担当者にしてみれば、「この団体は信頼できる」という安心感がなければ紹介しようとは思わないでしょう。メディア担当者もおそらくはこの地域に対して愛着があり、地域をよくしたい、魅力を伝えたい、と思っているはずです。


それならば、同じく地域に貢献する活動をしている同志である、と思ってもらえるように、団体の設立の経緯やこれまでの取り組み・実績等についても丁寧に説明をしましょう。担当者が「この団体を応援したい!」と思ってくれれば、紹介してくれる可能性も高まりますし、クラウドファンディング以外のところでも団体を支援してくれるようになるかもしれません。

事例

地域住民の交流サロンを運営する団体

地域の空き家を借り受けて、お年寄りや子育て中のお母さんが、日中気軽に集えるサロンを運営している団体が、建物の修繕費用を募るためにクラウドファンディングに挑戦することとなった。

 

団体の代表は、サロンについてもっと地元住民に知ってもらい応援してほしいと考え、地域のタウン誌にお願いして今回のクラウドファンディングを紹介してもらうことにした。

 

その際、プロジェクトの説明だけでなく、代表自身が幼いころからこの地域で過ごし、地域のいろいろな人たちに支えてもらったという原体験から団体を設立したことや、空き家の持ち主がどういった想いで貸してくれているのかといったエピソードも伝えたところ、いくつかの媒体で紹介をしてもらえることになった。さらにあるメディアの担当者は、クラウドファンディング終了後も、地元企業の経営者を紹介してくれるなど、団体の活動をサポートしてくれるようになった。

 

チェックリスト

  • 紙やウェブなどさまざま形態のメディアを探すことができていますか?

  • メディアの担当者へ依頼をする際は、団体への共感にもつながるような説明をしていますか?

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