得意な分野を活かせるプロボノ・ボランティアを募集しよう
こんな団体におすすめ
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同じ目標に向かって活動する仲間が欲しい
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団体の外部の人からの新鮮な意見を聞きたい
NPOを支援すると聞くと、多くの人が寄付を思い浮かべると思います。
しかし、支援したい・応援したいと思ってくださる方に寄付に限らず、ボランティアという形でその人が得意な分野を活かして団体をサポートしてもらうことで、団体をさらに拡大させることにつながります。
そのためには、団体を応援したいと思ってくれる方の得意分野を最大限に活かせる機会を準備しておくことが重要です。
コツのステップ
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募集内容を整理する
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募集記事を書く
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募集ツールを活用しながら、募集する
1.募集内容を整理する
ボランティアを募集する前に団体内でどの分野の、どの作業で人手が足りていないか、何のサポートを誰にお願いしたいのかを5Wで整理しましょう。
募集したい作業内容、形態が決まったら、ボランティアを募集する文を作成しましょう。ここでは、募集する文を作成する時に押さえおきたい3つのコツをお伝えします。
応募者の多くは、おそらく団体のビジョンや活動に興味をもって、応募をしてきます。そのため、どのような社会を目指してい
て、何を課題として捉えて、どう解決しようとしているかを伝えるのは非常に重要です。
⑵団体の雰囲気が伝わるように工夫する
団体の活動に興味を持っても、一人で知らない環境に入っていくのには勇気がいります。
写真や動画等、団体の活動の様子や雰囲気が分かり、不安の軽減につながるような掲載を考えましょう。
⑶活動に参加することで参加者が得られることを書く
活動に参加したら、「同じ課題に対して熱量を持った仲間に出会える」、「〇〇な経験が得られる」など活動に参加することを通
して得られることを記載しましょう。
募集内容と募集形態が決まったら、実際に募集してみましょう。
ここでは、募集ツールをご紹介いたします。
⑴団体のHPで募集する
⑵求人サイトに掲載する
①CANPAN (ボランティア募集記事を書くのが不安&コストをかけたくない団体さま向け)
CANPANは日本財団が運営するサイトで、ボランティア募集を行うことができます。
【おすすめポイント】
- ・無料で掲載することが可能
- ・掲載記事は、項目が用意されてるので、項目を埋めることで募集記事を書くことが可能
②activo(ボランティア募集&認知を獲得したい団体様向け)
activoは国内No.1の集客力を誇るボランティア求人サイトです。
【おすすめポイント】
- ・一定の制限までは無料で求人を募集することが可能
- ・ユーザー数が多いため、掲載することで団体のPRに繋がる
⑶ボランティア募集をサポートしている団体を活用
例)大阪ボランティア協会
大阪ボランティア協会は、ボランティア、NPO、企業市民活動を支えるNPO団体です。NPO法人に関
する様々なサポートを行っています。手厚いサポートがあるため、ボランティア募集を初めて行う団体におすすめです。
【おすすめポイント】
- ・ボランティアコーディネーターがボランティア募集についてサポートしてくれる
- ・募集内容や募集方法などをボランティアコーディネーターに相談可能
事例
アフリカで教育支援を行っている団体
団体で販売しているアフリカ布の商品の梱包作業のボランティアを募集している。 最初はなかなかボランティアが集まらなかったが、ボランティア募集サイトに掲載したことで継続してボランティアが集まるようになった。 ボランティアに来てもらってから、HPやSNSでボランティア活動中の様子の写真や活動内容を発信することで初めての人でも参加しやすい工夫を行っている。
チェックリスト
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ボランティア募集内容は、5Wを用いて整理できていますか?
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ボランティア募集の記事は、応募者の不安軽減への配慮や活動を通して得られることの説明といった、応募者の立場に立った内容になっていますか?
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ボランティア募集にあたり、ツールの活用は検討できていますか?
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