受益者の変化のストーリーを伝える
こんな団体におすすめ
-
これまで関心がなかった人に課題を伝えたい
-
団体の活動の意義をより具体的に伝えたい
受益者のストーリーを具体的に紹介すると、団体の活動が、誰をどのように支えることに繋がっているかの理解が深まり、活動の意義を理解してもらいやすくなります。受益者にどのような変化があったのか、ビフォーアフターが分かるようにストーリーを紹介してみましょう。
コツのステップ
-
ミッションをよく体現していると思われる事例を考える
-
受益者に同意を得たうえで、ストーリーにまとめる
受益者へインタビューやヒアリング等を実施し、ミッションをよく体現していると思われる事例を考えましょう。その受益者のストーリー全てがしっかりとミッションと結びついたものでなくても、受益者がふと言った言葉やちょっとした行動等、細かいことであっても、ミッションとの親和性が高いものがあれば見せ方を工夫して発信するのもよいでしょう。
また、受益者のストーリーを発信する際は、プライバシーへの配慮や受益者が不快に感じるような発信は避けるなど、十分な配慮が不可欠です。
事例
お年寄りの見守り活動を行う団体
この団体は、単身で生活するお年寄りの自宅を定期的に訪問し、体調の変化等がないか見守り活動を行っている。団体の寄付募集ページに、お年寄りからいただいた声を掲載したいと考え、何人かにインタビューを実施した。「団体の役に立てるのなら」とインタビューで様々なことを話していただき、ホームページ等への掲載も了承いただいたが、一方でそのまま記事として公開することで、その方が単身で暮らしているといった事情が広く知られてしまうことは防犯上望ましくない、と考えた。
そこで団体では、個人が特定されない形で、ヒアリング内容をもとに架空のストーリーを作成し、主催イベントで紹介した。
チェックリスト
-
団体のミッションを体現している受益者の事例を考えましたか?
-
プライバシーや受益者の心情に十分配慮したうえで、事例をまとめましたか?
【PR】Yogiboから社会貢献団体に売上の5%が届くプロジェクト
社会貢献団体に発行する専用コードを使用して、支援者がYogibo商品を購入すると、
売上の5%が団体の支援につながります。