投稿を見て不快に感じる人がいないかを確認する
こんな団体におすすめ
-
SNSでの広報を強化したい
-
SNSで発信するときの注意点を知りたい
団体の活動や寄付募集に対する認知度を上げるには、SNSが一つの鍵です。
しかし、拡散性が非常に高いSNSは、何気ない投稿でこれまで築き上げてきた信頼を損ない、活動の存続に関わるトラブルを引き起こすリスクも潜んでいます。
特に、企業の公式SNS同様、非営利団体のSNSも個人のSNSより目に留まりやすく、より慎重に運用する必要があります。
投稿を見た人に不快な思いをさせないために、SNSのリスクマネジメントを徹底して、今一度活用方法を考えてみましょう。
コツのステップ
-
SNS投稿の際の注意点を理解する
-
注意点を踏まえて、投稿文を作成する
-
ダブルチェックを行う
1 SNS投稿の際の注意点を理解する
SNSでの情報発信を開始する前に、特に気をつけたい点としては、以下のようなものがあります。
・特定の人物や集団の批判をしない
・個人的な意見の投稿は避ける
・投稿する内容が事実かどうか、出典を確かめる
・個人情報が映り込んだ画像を投稿しない
・SNSが公共の場であることを意識する
・本人の承諾を得ていない情報は投稿しない
2 注意点を踏まえて、投稿文を作成する
1 で確認した注意点を踏まえて、実際にSNSで投稿する文章を作成しましょう。過度に不安になる必要はないので、客観的な立場から投稿文を推敲してみてください。なお、作成後はすぐに投稿せず、一旦下書きに保存して確認する、というやり方がおすすめです。
3 ダブルチェックを行う
団体のSNS担当者が一人で投稿を行うのではなく、必ず他のメンバーにも確認してもらうことを強くお勧めします。確認を行うメンバーも、1 で挙げた注意点を念頭に入れながら、誤字脱字がないかはもちろん、画像やリンクなどに問題がないかまで細かくチェックする必要があります。加えて、内容によっては団体内のメンバーだけでなく、外部の人にチェックしてもらっても良いと思います。
事例
NPO法人を支援する中間支援組織の例
団体では活動に関する情報をSNSにて発信しているが、あるとき文中で用いた言葉の認識の齟齬から、団体あてに苦情が届いた。
そこで、団体内ではどういった表現、用語を用いるか、投稿内容に関するルールやチェックリストを作成するとともに、一人で投稿文の作成からチェックまでを行うのではなく、投稿前に団体の他のメンバーによるダブルチェックを行うことにした。新たなルールや体制になって以降は苦情はなく、加えてSNS担当者も、「今まではどんな内容の投稿はよくないのかわからず、投稿をしていても不安だったが、ルールができたことで不安が軽減した」と話していた。
チェックリスト
-
SNS投稿の際の注意点は押さえられていますか?
-
投稿文は作成後すぐに投稿せず、いったん下書きに保存してチェックしていますか?
-
他のメンバーがダブルチェックをしていますか?
【PR】Yogiboから社会貢献団体に売上の5%が届くプロジェクト
社会貢献団体に発行する専用コードを使用して、支援者がYogibo商品を購入すると、
売上の5%が団体の支援につながります。