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各ファンドレイジングアクション
クラウドファンディング

「目標を達成しないとどうなってしまうか」を強調する

実行編
  • 各ファンドレイジングアクション
  • クラウドファンディング

こんな団体におすすめ

  • プロジェクトページの説明内容を工夫したい

  • プロジェクトの必要性の高さを多くの人に知ってもらいたい

「人は本質的に損をすることを避けようとする」という行動経済学の損失回避性を踏まえて寄付という行為を考えた場合、「あなたが寄付をしてくれると●●ができます」というよりも、「あなたが寄付してくれないと●●できません」というように、損失を強調したメッセージの方が効果的であると予想できます。

(※参考|日本ファンドレイジング協会『寄付白書2017』p62)

 

クラウドファンディングにおいても、より多くの人の関心や支援を集めるために「目標金額が集まらないと、●●ができない」といった説明を加えることも一案です。

 

コツのステップ

  • 「もしプロジェクトが実行できなかったらどうなるか?」を団体内で整理する

  • 誤った説明や誇張した説明になっていないか確認する

まずは、プロジェクトが実行できなかった場合のことを対象別に整理しましょう。

例えばそのプロジェクトの受益者はどうなるか、団体や地域や社会はそれぞれどうなってしまうのか、というように考えてみてください。


プロジェクトが実行できなかった場合の影響の大きさが確認できたら、続いてプロジェクトページの作成に進みます。このとき、団体側の思い込みが入っていないか、必要以上に誇張した表現になっていないかはしっかりと確認しましょう。多くの人に関心を持ってもらいたいあまり、実態よりもオーバーな説明をしてしまうのはNGです。

事例

障害福祉サービスを行っている団体

大規模な水災害の被害を被った障害者福祉施設の復旧のため、資金の一部をクラウドファンディングで募ることとなった。

 

プロジェクトページでは、この施設は長年地域の障害のある方の生活基盤であったことと、今回の災害によって安心した生活が大きく損なわれていることを説明した。さらに目標金額が集まらないと復旧が遅れ、利用者の心身の負担がより深刻になってしまうことも具体例を交えて述べた。

 

ボランティアを含め団体として一丸となって復旧に向け取り組んでいるが、そうした取り組みだけでは何がどのくらい足りないのかをプロジェクトページで丁寧に説明したことで、募集開始から多くの支援が集まり、目標額も達成することができた。

 

チェックリスト

  • 「プロジェクトが実行できないとどうなってしまうか」が整理できていますか?

  • 誇張や思い込みをせず、事実に基づいて上記を正しく説明できていますか?

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