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複数人で取り組むと効果UP

スタッフのストーリーを伝える

実行編
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  • 複数人で取り組むと効果UP

こんな団体におすすめ

  • 支援者により安心して団体へ支援をしてもらいたい

  • どのような想いをもって活動しているか支援者に知ってもらいたい

団体の代表だけでなくスタッフのストーリーや想いも伝えることで、既存の支援者や支援を検討している方の共感につながります。

 

各スタッフの、

  • ・「どのような経緯で入職したか」

  • ・「どういった想いを持って仕事をしているのか」

  • ・「自分の担当事業のやりがい」

といった内容をまとめてみましょう。

 

できるだけ多くのスタッフのストーリーを紹介できることが理想ですが、ご本人にウェブ記事を執筆してもらったり、もしくは広報担当者などがインタビューをしたり等、それぞれのスタッフに合わせた方法を考えてもいいでしょう。

 

 

 

コツのステップ

  • スタッフに目的を説明し、理解を得る

  • インタビューをする

  • ストーリーにまとめてスタッフに確認する

1 スタッフに目的を説明し、理解を得る

いきなりインタビューを始めるのではなく、まずはその目的をしっかり理解をしてもらうことが重要です。目的についての理解が不十分なまま進めてしまうと、そのストーリーがどのように公開されるのか不安を感じてしまったり、他の業務が忙しい中で、取り組みが後回しにされてしまう恐れがあります。


なぜ今回、あなたのストーリーを発信したいと思っているのか、またそれは何のために行うのか、しっかりと説明しましょう。


目的についての理解を得たうえで行えば、スタッフにとってもご自身の想いを言葉にすることは、日々の取り組みを振り返る機会にもなると思います。


インタビューをする

インタビューをする場合は、以下のポイントを特に意識してみてください。

 

  • インタビュアーは話し手にとって、忖度の必要がない相手に選定する

 

  • ・起「どのような経緯で入職したか」

 承「担当事業」

 転「どういった想い・やりがいを持って仕事をしているのか」

 結「今後の目標」

 等のように、読み手がストーリーに入り込みやすい構成を考える

 

ストーリーにまとめてスタッフに確認する

ストーリーにまとめた後は、認識の相違がないか、そのスタッフに確認を取りましょう。

 
 

事例

中高生の学習支援活動を行う団体

この団体では年4回広報誌を発行しているが、代表だけでなく、各スタッフがどんな想いをもって活動に臨んでいるかを支援者に知ってもらいたいと考え、スタッフ紹介の記事を掲載することになった。

 

スタッフにその打診をしたところ、はじめは不安そうな様子だったが、目的を丁寧に説明するとともに、代表がインタビューをする形式で行い、代表と一緒に想いを整理しながら記事にまとめることができた。後日広報誌を読んでくれた複数の支援者から感想をいただき、支援者との関係の深まりが図れたとともに、スタッフの自信にもつながった。

 

 

チェックリスト

  • スタッフそれぞれに合わせて、想いを引き出す工夫をしていますか?

  • スタッフのストーリーを発信する目的を説明し、スタッフの理解を得られていますか?

  • そのストーリーを読んだ人が、団体への支援を開始または継続しようと思ってもらえるような内容にまとめられていますか?

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