トラブルを防ぐために、SNSの使用のルールを内部で決めよう
こんな団体におすすめ
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SNSをうまく活用して支援者との距離を縮めたい
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予想されるSNSトラブルを防ぎたい
みなさんは、SNSを使用することでトラブルになることに不安を感じていますか。
確かにSNSは気軽に情報発信やコミュニケーションが取れる反面、団体としてのルールが明確でないと、内容に一貫性がなく、有益でない情報の発信になってしまったり、トラブルにつながったりする可能性があります。
しかし一方で、対策を講じた上でうまく活用すれば、より多くの支援者に必要な情報を届けることができます。SNS上での思わぬトラブルや誤解を招かないためにも、団体内でのルールを作っておきましょう。
コツのステップ
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SNS運用の投稿以外でトラブルが起こり得るタイミングを整理する
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予想されるトラブルを防ぐためのルールを作る
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万一トラブルになったときの対応フローを決める
いきなりルールを考えるのが難しい場合は、SNSを運用する上で、投稿以外にトラブルが起こり得るタイミングを整理しましょう。
例)誤った情報を発信してしまった
ログアウトせず、個人のSNSと誤って運用
2 予想されるトラブルを防ぐためのルールを作る
起こり得るトラブルが整理できたら、ルールを作成しましょう。
例)投稿前に必ずダブルチェックをする
団体のSNSアカウントは退勤後、必ずログアウトする
3 万一トラブルになったときの対応フローを決める
さらに、万一に備えてトラブルになった際の対応フローを定めておきましょう。こうしたフローがあることで、初動対応の遅れや不適切な対応によるさらなる悪化を防ぐことができます。
事例
障害のある方の就労支援を行う団体
この団体では就労を目指す障害のある方にとって役立つ情報をSNSで投稿している。投稿に対してときどき質問や相談の返信があるが、あるとき普段対応しているスタッフが不在だったため、別のスタッフが質問に回答したところ、一部誤った内容が含まれており、団体の代表が謝罪する事態となった。団体では、SNS上で質問や相談があった場合の対応を見直すこととし、よくある質問についてはホームページに回答をまとめてそのページを伝えること、さらにそれ以外の質問については原則SNS上ですぐに回答することは避け、団体内で検討した結果をブログ記事として説明すること等の改善を図った。
チェックリスト
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SNS運用で起こり得るトラブルを整理しましたか?
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SNSに関するルールを明確にし、団体全体で共有しましたか?
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万一トラブルが発生した場合に備えて、対応フローを考えましたか?
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