SNSでの周知拡散は、クラウドファンディング開始から数日後に実施する
こんな団体におすすめ
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これからクラウドファンディングに挑戦したい
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クラウドファンディングを成功するためには何が必要か知りたい
寄付者は当然、信頼できるプロジェクトを支援したいと思っています。クラウドファンディングの場合、信頼できるプロジェクトだと思ってもらえるかは、
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・どのくらいの寄付が集まっているか?
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・どのくらい支援している人がいるか?
で決まるといわれています。
つまり、全く寄付が集まっていない状態でSNSで呼びかけを行っても、寄付者を獲得するのは難しいということになります。
クラウドファンディングを開始する際は、まず家族や友人等の身近な人から寄付をお願いし、支援がある程度集まってからSNSでの発信・拡散を行うのが効果的です。
プロジェクト公開前に、支援してくれそうな身近な人に詳細をお知らせしておくと、良いスタートダッシュをきることができます。
コツのステップ
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スタートダッシュの目標を決める
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プロジェクト開始前に既に繋がりのある支援者にスタートダッシュの協力を依頼する
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一定の目標額に届いたところで、SNSでの発信を開始する
1 スタートダッシュの目標を決める
クラウドファンディングに成功している団体の90%は、プロジェクト初日で目標金額の30%を達成している、と言われています。ただし、スタートダッシュの目標を設定する際は、団体の実情に合った、無理のない目標を立てることが大切です。
また、この目標額はSNSで新たにプロジェクトのことを知った人からの支援は含めず、あらかじめ支援の依頼をしていた身近な人たちからの支援による目標だと考えてください。
2 プロジェクト開始前に既に繋がりのある支援者にスタートダッシュの協力を依頼する
あらかじめ、プロジェクトの開始までに身近な人にクラウドファンディングへの協力を依頼しましょう。その際には、目標金額と期間についても共有するべきです。また、1で述べたようにクラウドファンディングではスタートダッシュが肝心であることを伝え、初日に支援してもらうよう依頼しましょう。
3 一定の目標額に届いたところで、SNSでの発信を開始する
団体内で決めたスタートダッシュの目標設定を達成したら、SNSで積極的な呼びかけをしましょう。この時点で、ある程度の寄付者数と寄付額が集まっていることになるので、プロジェクトの信用度が上がっているはずです。
事例
子どもの放課後の居場所の運営をする団体
新たな地域で拠点を立ち上げるにあたり、必要な資金をクラウドファンディングで集めることになった。ボランティアにクラウドファンディングへの協力を募ったところ、数名が快諾してくれた。
有志のボランティアたちとも検討した結果、スタートダッシュ目標を、「初日に目標額の30%達成」に定め、それぞれの知人やボランティアOBへ個別の声掛けを行ったり、メルマガでプロジェクトの予告とスタートダッシュに向けて初日に支援をお願いしたいことを伝えた。その結果、初日に30%には届かなかったものの、各メンバーが目標達成に向けて追加の声掛けを行い、3日目に30%を達成。それを受けて団体のSNSで30%達成の御礼とプロジェクトへの支援や拡散の依頼を行った。
チェックリスト
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全体の目標金額に相応のスタートダッシュ目標が設定できていますか?
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支援を依頼する身近な人たちはリストアップされていますか?
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SNSで投稿する内容やスケジュールは決まっていますか?
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