期間限定のマンスリーキャンペーンをやってみる
こんな団体におすすめ
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マンスリーサポーター(継続寄付者)を集めたい
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期間を限定して、短い期間で多くのマンスリーサポーターを集めたい
安定した収入源の確保のため、マンスリーサポーター(継続寄付者)の募集はとても有効です。
しかし、マンスリーサポーターは毎月の寄付額が少額であっても、都度寄付等と比べるとハードルが高い寄付です。
そのためサポーター募集には、団体にとっても決して少なくない労力がかかるものであり、クラウドファンディングのように短期間で集中して行う方が効果が得られやすい場合もあります。
コツのステップ
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団体内で目標人数と期限を決める
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サポーターになってくれる可能性がある人をリストアップする
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支援者と目標を共有しながら進めていく
1 団体内で目標人数と期限を決める
まずは、マンスリーサポーターキャンペーンを行う期間と目標人数を決めましょう。
期間・目標人数の決め方としては、活動にかかる経費を計算し、どのくらいの金額が毎月どのくらい必要なのか整理しましょう。
例)現在の活動を維持するために毎月30,000円かかり、その活動を拡大していくために一年後には毎月60,000円必要になる場合
一年後の目標人数:マンスリーサポーター30人(平均単価2,000円)
→毎月2.5人ずつマンスリーサポーターになってもらう必要がある
期間と目標人数を決めたら、ホームページ上でお知らせ記事を作成するなど、マンスリーキャンペーン専用のサイトがあれば、この後の広報がしやすいでしょう。
2 サポーターになってくれる可能性がある人をリストアップする
単発寄付者、イベント参加者、SNSの投稿に毎回反応をくれる人など、普段団体の活動を応援してくれている人は、マンスリーサポーターになってくれる可能性がある人たちと言えると思います。
リストアップができたら、個別にダイレクトメッセージ等を送って、マンスリーサポーターを募集していることや協力をしてほしいことを伝えましょう。
直接お願いすることが難しい方の場合、投稿を拡散してほしいなど別の形の協力をお願いしてみるのもいいでしょう。
3 支援者と目標を共有しながら進めていく
さらにサポーターを集める際には、支援者と目標を共有することもおすすめです。目標人数とその進捗を共有することで、すでにサポーターになってくれた方も目標を共に追いかける仲間として、さらなる応援をしてくれるかもしれません。
目標を共有する際は、期限も共有する(期間終盤に、【あと〇日で〇人のサポーターが必要です】と呼びかける等)ことで、クラウドファンディングのような盛り上がりを作ることも可能です。
事例
路上生活者・生活困窮者の支援をしている団体
この団体では毎年年末年始の行政機関が開いていない期間に、生活相談や食事の支援を行っているが、ここ最近支援が必要な方が増えてきていることや、年明け以降も継続的なサポートが必要であることを受け、支援に必要な資金を集めるマンスリーサポーター制度を始めることになった。
団体のこれまでの状況や年末年始の支援に間に合わせるといった事情も踏まえ、まずは11月中に100名のサポーター登録を目標とし、これまでの寄付者やボランティア、イベント参加者に対して、サポーターとしての協力や、拡散の協力を呼びかけた。
その結果、サポーターに登録してくれたり、知り合いへ呼びかけてくれたり等、目標人数達成に向けて一緒に取り組んでくれた。
チェックリスト
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目標人数と期限は決めましたか?
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サポーターになってくれそうな人をリストアップし、個別にお願いをしましたか?
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支援者の方と目標は共有できていますか?
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