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各ファンドレイジングアクション
助成・補助金

申請書に書ききれなかった情報は、団体のホームページやブログに書く

実行編
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こんな団体におすすめ

  • 助成金の採択率を高めたい

  • 団体が行う情報発信の改善を図りたい

助成元の団体担当者は、申請団体をより把握するために、団体のホームページやブログ、SNS等にも目を通すことがあるそうです。申請書には書けなかったけれどアピールしたい内容がある場合、団体のホームページやブログなどにまとめておけば、担当者が見てくれるかもしれません。

コツのステップ

  • 団体として定期的な情報発信を行う

  • 要点を押さえた申請書類を作成する

  • 書ききれなかった情報をホームページやブログに書く

助成元の担当者が団体のホームページやブログを確認するとき、おそらく各活動の具体的な内容だけでなく、活動の継続性や一貫性といったことを知りたいのではないでしょうか。

 

それならば、助成金を申請するときだけホームページやブログを頻繁に更新しても良い印象にはなりません。日頃から定期的な発信を心がけましょう。

 

また大前提として、助成事業の申請書類の項目は、その助成元の団体が採択先を決めるために知りたい情報で構成されていますので、項目に沿ってしっかり説明することが重要です。そのうえで、申請書類の内容の上乗せ・根拠にあたる部分を、ホームページやブログで補足すると考えてみてください。

 

事例

中高生の学習支援活動に取り組む団体

この団体では、中高生向けに無料の学習支援を行っている。勉強を教えている大学生や社会人のボランティアの中には、自身が中高生の時にこの団体の学習支援を利用していた人も一定数おり、団体としてはこうした支援の広がりも、団体が活動を通して生み出している価値の1つと考えている。

団体では来年度に新事業を実施するにあたって、助成金の申請をすることにした。申請書類の作成の際は、上記の支援の広がりに関することも含めて説明を考えたが、より助成元の担当者に理解をしてもらうために、先日実施した「ボランティア交流会」の報告を、団体のホームページの新着情報として掲載した。

 

チェックリスト

  • 日頃からホームページやブログで情報発信を行っていますか?

  • 申請書類の項目に沿って、必要な情報はまとめられていますか?

  • ホームページやブログを見ることで、申請書類にまとめられた内容の説得力は高まっていますか?

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