コングラントでは、セミナーと伴走支援で新たな20人のマンスリーサポーターの募集を目指す「マンスリー寄付挑戦プログラム」の第5回目を2025年4月より実施しております。
この度、6月4日(水)、6月11日(水)に一次助成の「マンスリー寄付募集の先輩団体が届ける無料セミナー」を開催し、以下の2団体にご登壇いただきました。
・特定非営利活動法人ADDS
・認定特定非営利活動法人離島経済新聞社
(敬称略・登壇順)
あたたかい空気の中、参加者の皆さまにも前のめりにご参加いただきました!
フリートークの時間には、分野や地域を超えて団体の皆さまが、マンスリーサポーター募集に向けた工夫や悩みを真剣に語り合う姿が印象的でした。
「団体同士がつながり、学び合いながら、マンスリーサポーター募集に挑戦する」――そんな本プログラムの大切な意義が感じられる時間となりました。
各セミナーの詳細は、ぜひ以下の開催レポートをご覧ください。
※セミナーの様子は、コングラント有料契約団体向けコンテンツ「動画で学ぶファンドレイジング」(コングラント管理画面内)に後日アップいたします。
今後は、いよいよ二次助成の選考がスタートします。
引き続き、団体の皆さまのマンスリーサポーター募集に向けた土台づくりを、全力でサポートしてまいります。
セミナー1日目には、特定非営利活動法人ADDSさまにご登壇いただきました。
特定非営利活動法人ADDSさま
・講師:伊礼曜子さん(特定非営利活動法人ADDS広報企画・寄付事業担当)
・ホームページ:https://adds.or.jp
・セミナータイトル:マンスリーサポーター125名獲得までのリアルストーリー 〜「きもち」と「おもい」が結びつく場所〜
<セミナー内容>
前回の第4回マンスリー寄付挑戦プログラムの参加を経て、120名以上の新しい「なかま」を獲得したADDSさま。その体験談を中心に、担当者としての心得・団体内の立ち回り・実践した施策の具体例とアウトカム・参加前後の団体内における変化についてお伝えいただきました。
<参加者の声>
・情熱と論理が組み合わさって、具体的なステップを余すところなく伝えてくださった素晴らしいセミナーでした。
・リアルな実体験を教えていただき、大変勉強になりました。漠然と今見えている団体の問題点が具体的にここだと見えた気がします。頂きましたアドバイスも実践できるようにしていきたいと思います。
・事業、財源、組織の好循環として寄付者の応援の声をスタッフ(組織)に伝えていたというお話が印象に残りました。私たちもslackを導入していますが、そうした場において寄付者の声を直接スタッフに共有する機会が少なく、はっとさせられました。組織の一体感やスタッフのパフォーマンス向上のためにも、しっかりと支援者の声を伝える場を作っていく必要性を強く感じました。
・関係者がいかに協力して活動の周知を図り、社会的な意義を様々なツールを用いて発信し、労力を注ぎ、アイデアを出し、試せることはなんでもチャレンジするという姿勢がなければ、マンスリーサポーターの獲得は容易ではないということがよく分かりました。また、マンスリーサポーターが、短期的な視点ではなく、長期的な視点をもって活動に注視する継続的な応援者であることを改めて認識することができました。
・勇気づけられました!動いた分だけ必ずなにか得るものがあると思えたので、まずは具体的にスケジュール落とし込み実行していきます。
セミナー2日目には、認定特定非営利活動法人離島経済新聞社さまにご登壇いただきました。
認定特定非営利活動法人離島経済新聞社さま
・講師:多和田真也さん(認定特定非営利活動法人離島経済新聞社 事務局長・ファンドレイジング担当)
・ホームページ:https://ritokei.com
・セミナータイトル:島と島国の可能性を広げる“信頼人口の輪”をつくるリトケイのファンドレイジング施策
<セミナー内容>
今年2月に認定NPOを取得したばかりの離島経済新聞社さま。マンスリーサポーターを含め、サポーター候補者との関わりしろをどのように設計できるか、検討を重ねながらブラッシュアップされてきた「長期的なファンづくり」のご経験をお話いただきました。
<参加者の声>
・課題解決型から価値創造型へのアプローチの変化が興味深かった。ボランティアをまきこむという考え方は私たちの方向性とも一致します。
・寄付者の流入経路や戦略施策、月別ユーザー数推移など分析をしっかりとされている点が印象的でした。半島半Xやうみねこ組のように、単なるサポーター名ではなく、興味をひいたり愛着を持てたりするネーミングセンスに惹かれました。
・周りを巻き込むことの重要性と、難しさを知ることができました。自団体だけではなく、いかに周囲の方を巻き込んで一緒に頑張ってくれる方を作れるか。が、プロジェクト成功の鍵なのかなと感じました。・価値創造型の活動であることや、活動対象が比較的ニッチであること、団体規模や寄付目標も前回と比較して少し自団体に近い印象だったので、自分達の活動に当てはめて考えやすかったです。とても自分達らしさや、今までの活動で得てきた様々な資源を最大限活用してらっしゃる印象で、自分達も、見落としているだろう様々な宝物をあらためて見直して活かしていきたいと思えるセミナーでした。
・寄付募集という観点ではないですが、離島経済新聞社さんの「メディアは希望を届けるもの」というお話も、矜持を感じてグッときました。
・私たちも価値創造型かなと感じているので、その背中を見せていただき私自身のモチベーションにつながりました。
マンスリー寄付挑戦プログラムは、今後二次助成の選考に進んでいきます。
マンスリーサポーター20人募集を目指す伴走支援(限定10団体)
・実施場所:オンライン(zoom)
・開催期間:2025年7月23日〜10月8日 ※8月1日〜9月30日までにマンスリーサポーター20人を集めることを目指します。
一次助成で選定された18団体の中から、二次助成の伴走支援を受けることができる団体が選定されます。