クラウドファンディングのラストスパートに向けて、情報発信を継続する
こんな団体におすすめ
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クラウドファンディング終了直前まで、支援を集めたい
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クラウドファンディング期間中の情報発信を計画的に行いたい
クラウドファンディングでは、プロジェクト終了間際が最も支援が集まりやすい期間といわれています。しかし、プロジェクト期間中には特に何もせず、最終盤になって支援をお願いしても追い上げは見込めないでしょう。
最後に猛烈な追い上げで目標金額を達成しているプロジェクトは、実はその前からラストスパートに向けた種まきをしています。
コツのステップ
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プロジェクト期間中の発信内容と分担を考えておく
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プロジェクト終盤にリマインドをする
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支援をしてくれた人に、プロジェクトの周知拡散を依頼する
1 プロジェクト期間中の発信内容と分担を考えておく
プロジェクト期間中の情報発信が少ないと、プロジェクトに対する意気込みが伝わらず、支援につながりません。期間中の情報発信が滞ることがないよう、発信する内容や分担はあらかじめ決めておきましょう。
2 プロジェクト終盤にリマインドをする
期間中の情報発信が重要とはいえ、SNS等で積極的に発信しても支援が集まらない状況が続くと、発信を続けることがきつくなる、という気持ちもよくわかります。
ただここで理解いただきたいのが、SNS等での投稿に対して「いいね」や「シェア」がされなかったとしても、その投稿を見て「こういうプロジェクトがあるんだ」と認知している人は一定数いる、ということです。
そうした方に対しては、プロジェクト期間の終了が迫ったところで「残りあと〇日」といったリマインドが有効です。SNSで広く発信するだけでなく、個別に連絡が取れる方は個別の連絡も行ってみてください。
3 支援をしてくれた人に、プロジェクトの周知拡散を依頼する
期間中の情報発信に追われて、プロジェクト期間の早い段階で支援をしてくれた方とのコミュニケーションに手が回らない、といったケースがしばしばみられます。
クラウドファンディングにおいて、支援者はそのプロジェクトが目標金額を達成することを望んでくれている同志です。プロジェクトの進捗を伝えつつ、知り合いへの周知もお願いしてみましょう。詳しくはこちら。
事例
ひとり親家庭の支援をしている団体
この団体では、ひとり親家庭向けに食料品や学用品の支援を行っているが、さらなる支援の拡大に向け、クラウドファンディングで資金を募ることになった。
団体では以前もクラウドファンディングを行ったことがあるが、そのときは期間中のSNSでの情報発信を1人の担当者が行っていたため負担がとても大きかった。加えて発信した情報に対する反応もなかなか実感できず、情報発信の頻度も徐々に少なくなっていってしまった。
そこで今回は、期間中にどんな情報発信をするかを事前に検討し、
①応援メッセージ
②目標達成状況の報告
③取り組みの様子の紹介
の3つについて発信すると決め、それをスタッフ間で分担した。それによって以前に比べて期間中に情報発信に追われることもなくなり、その分支援をしてくれた方とのコミュニケーションもしっかりと行うことができた。
チェックリスト
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プロジェクト期間中に発信する情報と分担について、プロジェクト開始前に決めていますか?
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プロジェクト終了が近づいたところで、リマインドの連絡を行っていますか?
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すでに支援をしてくれた方に対して、ラストスパートに向けた周知の協力をお願いしていますか?
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