寄付DXシステムのコングラント、サービス開始から7周年を迎えました
コングラントは、第3回目となるマンスリー寄付挑戦プログラムを2023年11月から実施しました。
先日5月30日に全助成が無事に終了し、5団体が計160人のサポーターを迎えました。
▼マンスリー寄付挑戦プログラムの特設サイトはこちら
マンスリー寄付挑戦プログラムは、マンスリーサポーター募集において実績のある団体がノウハウを共有し、非営利業界全体でのファンドレイジング力の向上につなげ、受益者への課題解決がより促進されることを目的とした助成プログラムです。
本プログラムでは新規サポーター20名の獲得を目指し、以下の2段階の助成を実施しました。
一次助成:マンスリー寄付募集の先輩団体が届ける無料セミナー(8団体)
・日程:2024年2月17日(土) 10:00〜12:30、2月24日(土)10:00〜12:30
二次助成:マンスリーサポーター20人募集を目指す伴走支援(5団体)
・日程:2024年4月、5月似て週1回の伴走ミーティング
本助成プログラムの成果として、二次助成参加5団体にて計160名のマンスリーサポーターを迎えました。
先日6月11日に実施した最終報告会で各団体様から発表いただいた内容は
マンスリーサポーター募集に果敢に挑戦されたからこそ、マンスリーサポーター以外にも得られるものがたくさんあったのだと感じられるものでした。
私たち自身、サポーターの人数のみが成果の全てではなく、マンスリーサポーターを迎えるまでの議論や施策、実際のアクションから得た団体内の経験、支援者とのコミュニケーションなども重要であると考えます。
マンスリーサポーター募集の土台づくりを行いつつ、計画、実践、振り返りのプロセスを経て、今後の糧となるサポーター募集の経験を積むことができました。
最終報告会では「やってよかった!」と力強いお言葉もいただくなど参加団体様の満足度も大きい結果となりました。
下記にてそれぞれの助成を振り返ります。
◆一次助成概要
2月17日、24日に一次助成の「マンスリー寄付募集の先輩団体が届ける無料セミナー」を開催し、以下の3団体にご登壇いただきました。
・一般社団法人ここいろhiroshima
・特定非営利活動法人アイキャン
・一般社団法人ロングスプーン協会
(敬称略・登壇順)
参加者の平均満足度は、5段階中4.5。
たくさんの学びと気づきが生まれたセミナーとなりました。
◆一次助成参加団体
・一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会
・特定非営利活動法人子ども・若者センターこだま
・労働者協同組合コモンウェーブ
・社会福祉法人ワーナーホーム
・一般財団法人ちくご川コミュニティ財団
・一般社団法人Moonlight Project
・一般社団法人グラミン日本
・認定NPO法人CAPセンター・JAPAN
(敬称略・順不同)
◆二次助成概要
2024年4月から5月の2ヶ月間で、週1回各参加団体とコングラント社員との個別伴走ミーティングを実施。新たな20名のマンスリーサポーターの獲得を目指して挑戦しました。
◆伴走内容
ステークホルダーピラミッドからマンスリー募集のターゲットを設定、ターゲットに訴求できるような寄付募集ページの作成と広報計画の策定、声掛けリストに基づく呼びかけの実施などを行いました。
また、全助成団体が集まる場として、伴走が始まる前にはキックオフミーティング、伴走支援期間の途中で中間報告会、伴走支援期間終了後に最終報告会を実施し、各団体の進捗や学びの共有の時間を設けました。
◆アンケート結果
「2ヶ月間の伴走はマンスリーサポーター募集に役立ちましたか?」という質問には全参加者が5段階中5の評価。「本プログラムをお知り合いの団体さんに勧められますか?」という質問には、5段階中平均4.8といずれも高い評価をいただきました。
以下、いただいたお声を紹介いたします!
「マンスリーサポーターを集めることができたことで、改めて真摯に活動に取り組んでいかなければいけないと思いました。」
「コミュニティ財団という分かりにくい存在を理解してもらう方法を学びことができました。」
「マンスリーサポーター募集のメッセージを明確化できた」
「人は人を応援するということに気づいた」
「自分たちの団体の強みや特徴とは何かを知ることができました。第三者目線(コングラントさんや他の団体さんの)でたくさんの言葉をいただくことにより、確信や自信につながっていきました。」
「どれだけの人に私たちの活動が応援されているのか、を実感した。」
「クロージングと自分たちのやっていることを発信していくことの大事さを改めて感じました。」
「お金をいただくことに対するハードルが下がったように思います。また寄付を頂くことによる責任についても考慮するようになりました。」
「『稼ぐ団体』になっていいんだ、と殻を破りました。」
「自分自身の変化として、寄付のお願いを実際に声を上げてやってみようと思えた」
「寄付を募る苦手意識の変化と、一度の出逢いが次につながる可能性にどん欲になった気がします。」
「個別のメッセージをお願いすることによって、その背景にある、活動への想いを言葉にする機会になり、絆が強まった感じがします。」
「SNSに対してまわりの人にフォローをお願いしたり、全員がInstagramの勉強をしたり、直接寄付キャンペーンに関わらないスタッフも広報について関わっていることが今までにない変化。」
本助成プログラムが入ることで、活動の発信や応援者とのコミュニケーションをもっと積極的にやっていこうという意識の変化が生まれ、寄付募集の殻を破ることができた団体も多かったようです。
今後も本助成プログラムを広げていき、ソーシャルセクターのマンスリーサポーター募集に貢献していきたいと思います。
◆二次助成団体
・一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会
・労働者協同組合コモンウェーブ
・一般財団法人ちくご川コミュニティ財団
・一般社団法人Moonlight Project
・認定NPO法人CAPセンター・JAPAN
(敬称略・順不同)
過去のマンスリー寄付挑戦プログラム参加団体の1年後のマンスリーサポーター数の伸びの平均は以下です。
第1回 35人(2023年12月〜2022年12月の変化)
第2回 35人(2024年5月〜2023年5月の変化)
中にはマンスリー寄付挑戦プログラム後に168名ものマンスリーサポーターを迎え入れた団体もおられます!
プログラム終了後も参加団体がマンスリーサポーターを継続して獲得できるように
参加団体同士の繋がりの機会なども設けてまいります。
過去の参加団体がアドバイザリー団体として本プログラムに再び関わっていただくこともございます。いろいろな形でマンスリー寄付挑戦プログラムに関わり、仲間と繋がることで、今後もマンスリーサポーター増加の相乗効果を生み出していきます。
▼過去参加団体でもあるアドバイザリー団体
ロングスプーン協会
次回、第4回マンスリー寄付挑戦プログラムは2024年8月に参加団体を募集予定です。
詳細はマンスリー寄付挑戦プログラム特設サイトにて発表いたします。
ぜひご参加をご検討ください!