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寄付DXシステムのコングラント、サービス開始から7周年を迎えました
コングラントは、第4回目となるマンスリー寄付挑戦プログラムを2024年9月から実施しました。
先日1月8日に全助成が無事に終了し、5団体がプログラム期間中に計200人のサポーターを迎えました。
▼マンスリー寄付挑戦プログラムの特設サイトはこちら
マンスリー寄付挑戦プログラムは、マンスリーサポーター募集において実績のある団体がノウハウを共有し、非営利業界全体でのファンドレイジング力の向上につなげ、受益者への課題解決がより促進されることを目的とした助成プログラムです。
本プログラムでは新規サポーター20名の募集を目指し、以下の2段階の助成を実施しました。
①一次助成:「マンスリー寄付募集の先輩団体が届ける無料セミナー」
・詳細
開催日時:2024年9月18日(水)10:00〜12:30、9月26日(木)10:00〜12:30
②二次助成:「マンスリーサポーター20人募集を目指す伴走支援」(限定5団体)
・詳細
個別伴走ミーティング:2024年10月28日(月)〜12月27日(金)(伴走者と日程調整をし、週に1回程度の打ち合わせ)
全体ミーティング
・キックオフ会:10月28日(月)12:00〜13:00
・中間報告会:11月25日(月)10:00〜11:30
・最終報告会:1月8日(水)10:00〜11:30
本助成プログラムの成果として、二次助成参加5団体にて計200名のマンスリーサポーターを迎えました。
先日1月8日に行った最終発表会では、皆さんがサポーター集めに苦労しながらも、最後まで目標人数に向かって活動してきた軌跡を知ることができました。
私たちは、サポーターの人数のみがこのプログラムの結果だというのではなく、マンスリーサポーターを迎えるまでの議論や施策、実際のアクションから得た団体内の経験、支援者とのコミュニケーションなども重要であると考えます。
マンスリーサポーター募集の土台づくりを行いつつ、計画、実践、振り返りのプロセスを経て、今後の糧となるサポーター募集の経験を積むことができました。
最終報告会では「参加してよかった!」「初めてのことにも挑戦できた!」
と力強いお言葉もいただくなど参加団体様の満足度も大きい結果となりました。
下記にてそれぞれの助成を振り返ります。
◆一次助成概要
2024年9月18日、26日に一次助成の「マンスリー寄付募集の先輩団体が届ける無料セミナー」を開催し、以下の3団体にご登壇いただきました。
・一般社団法人ソウレッジ
・特定非営利活動法人School Voice Project
・一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会
(敬称略・登壇順)
参加者の平均満足度は、5段階中4.7。
たくさんの学びと気づきが生まれたセミナーとなりました。
▼詳しくはこちら
https://congrant.com/jp/news/2024100118.html
◆一次助成参加団体(24団体)
Re:live闘病サポートコミュニティ
一般社団法人Kids Code Club
一般社団法人Masterpiece
一般社団法人SSK
一般社団法人善き隣人バンク
おもがえっコ
学校法人フレンド恵学園
公益財団法人ほくりくみらい基金
ココまな
特定非営利活動法人ASHA
特定非営利活動法人ADDS
特定非営利活動法人Reframe
特定非営利活動法人ウィーズ
特定非営利活動法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい
特定非営利活動法人キリンこども応援団
特定非営利活動法人くさつ未来プロジェクト
特定非営利活動法人シングルマザーズシスターフッド
特定非営利活動法人シンママ応援団
特定非営利活動法人セーフティベース
特定非営利活動法人タダカヨ
特定非営利活動法人チームふくしま
特定非営利活動法人日本乗馬普及協会
特定非営利活動法人フードバンク愛知
認定NPO法人IVY
(敬称略・五十音順)
◆二次助成概要
2024年10月28日から12月27日の間で、週1回各参加団体とコングラント社員との個別伴走ミーティングを実施。
新たな20名のマンスリーサポーターの獲得を目指して挑戦しました。
◆二次助成団体(5団体)
・学校法人フレンド恵学園
・認定特定非営利活動法人ASHA
・特定非営利活動法人ADDS
・特定非営利活動法人シングルマザーズシスターフッド
・特定非営利活動法人フードバンク愛知
(敬称略・五十音順)
◆伴走内容
ステークホルダーピラミッドからマンスリー募集のターゲットを設定、ターゲットに訴求できるような寄付募集ページの作成と広報計画の策定、声掛けリストに基づく呼びかけの実施などを行いました。
また、全助成団体が集まる場として、伴走が始まる前にはキックオフミーティング、伴走支援期間の途中で中間報告会、伴走支援期間終了後に最終報告会を実施し、各団体の進捗や学びの共有の時間を設けました。
◆アンケート結果
「2ヶ月間の伴走はマンスリーサポーター募集に役立ちましたか?」という質問には全参加者が5段階中5の評価。
「本プログラムをお知り合いの団体さんに勧められますか?」という質問には、5段階中平均4.6といずれも高い評価をいただきました。
以下、いただいたお声を紹介いたします!
「コングラントの伴走者や一次助成の団体の言葉が、団体の活動やマンスリーサポーター集め活動を後押ししてくれた。」
「普段直接関わることのない他団体さまとの交流があり、気づきや学びを得る事ができた。」
「ファンドレイジングのプロの視点から的確なアドバイスと励ましを頂いたことが、大きな力になりました。」
「漠然としていた何を始めたら良いかも分からない状態からプログラムを通してどう考えどう動きどう実践していくか経験が得られたのが大きい」
「今回の伴走支援をきっかけに、団体内でも継続寄付者を大切にしよう、という機運が生まれ、寄付者とのやりとりを一時的にではなく継続的におこなうこと、また、長期的な目線で考えることの土台作りができたと思います。」
「コングラントの伴走者からアドバイスをもらって、呼びかけのチラシやテンプレを作成しました。結果、団体内での寄付のお願いに対する意識が高まったように思います。」
「共感からはじまりサステナブルな形でボランティア参加できたということを次のファンドレイジングの機会にもつなげていけるのではないかと思う。」
「個人的には、寄付してもらうことの難しさや大変さが身に染みました。ですが、今回のプログラム期間で、寄付をお願いすることの心理的ハードルがかなり下がりました。」
「寄付募集に対する苦手意識を克服できた。チームワークが良くなった。」
「マンスリーサポーターが増えていく過程自体が、団体のコアメンバーのこれまでの努力が報われる機会になり、自ずとこれからの活動に向けた活力へとつながった。」
本助成プログラムが入ることで、活動の発信や応援者とのコミュニケーションをもっと積極的にやっていこうという意識の変化が生まれ、寄付募集の殻を破ることができた団体も多かったようです。
今後も本助成プログラムを広げていき、ソーシャルセクターのマンスリーサポーター募集に貢献していきたいと思います。
過去のマンスリー寄付挑戦プログラム2次助成参加団体のマンスリーサポーター数の伸びの平均は以下です。
第1回 +60人(2022年12月〜2025年1月の約2年間の変化)
第2回 +44人(2023年5月〜2025年1月の約1年7ヶ月の変化)
第3回 +34人(2024年1月〜2025年1月の約1年間の変化)
中にはマンスリー寄付挑戦プログラム後に2年で200名以上ものマンスリーサポーターを迎え入れた団体もおられます!
プログラム終了後も参加団体がマンスリーサポーターを継続して獲得できるように
参加団体同士の繋がりの機会なども設けてまいります。
過去の参加団体がアドバイザリー団体として本プログラムに再び関わっていただくこともございます。
いろいろな形でマンスリー寄付挑戦プログラムに関わり、仲間と繋がることで、今後もマンスリーサポーター増加の相乗効果を生み出していきます。
▼過去参加団体でもあるアドバイザリー団体
一般社団法人ロングスプーン協会
一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会
(敬称略)
次回、第5回マンスリー寄付挑戦プログラムは2025年春ごろに参加団体を募集予定です。
詳細はマンスリー寄付挑戦プログラム特設サイトにて発表いたします。
ぜひご参加をご検討ください!