クラウドファンディング支援者を団体の継続的なファンにする
こんな団体におすすめ
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クラウドファンディングで獲得した新規支援者を次につなげたい
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団体のファンを増やしたい
プロジェクト達成までは密にコミュニケーションを図っていたのに、達成後急にやりとりが希薄になる団体も少なくありません。
クラウドファンディング終了後は獲得した新規支援者を一過性のものにせず、寄付のリピートや継続寄付等、その後も団体を応援してくれる関係性を作ることが、クラウドファンディングの成果を次につなげるために大切です。
コツのステップ
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プロジェクト完了までの報告とお礼の方法を決める
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プロジェクト後の連絡についての了承を得る
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ステップアップ導線を考える
1 プロジェクト完了までの報告とお礼の方法を決める
まずはしっかりとプロジェクトの報告やお礼を行うことが大切です。寄付をもらった直後にひとまずメールでのお礼をし、プロジェクト終了後に改めての事業の報告とお礼をする団体が多いです。
報告の仕方については、詳しくはこちらをご覧ください。
2 プロジェクト後の連絡についての了承を得る
クラウドファンディングに寄付をいただいたときの情報を流用し、勝手にメルマガに登録したり、報告書を郵送したりしてしまうと人によっては不快に感じる場合があります。事前に了承を得るか、もしくは改めて登録フォームへ誘導するなどの配慮をしましょう。
事前に了承を得る場合は寄付の決済前画面やお礼メールに、「ご寄付をいただいた方には団体の活動報告を行うため、当団体のメールマガジンに登録させていただきます」などとメッセージを付けるのがおすすめです。
3 ステップアップ導線を考える
クラウドファンディングに寄付してくださった方とどのように関係を深めるか、ステークホルダーピラミッドをもとに、施策を検討してみましょう。
ステークホルダーピラミッドについて詳しくはこちらをご覧ください。
具体的には以下のような施策が考えられます。
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・メルマガの登録を促す
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・マンスリーサポーターや会員への登録を促す
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・イベント参加を促す
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・SNSの登録を促す
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・広報誌を送る
クラウドファンディングで団体のことを応援してくれた方は、引き続き何らかの形でご支援いただける可能性は大いにあります。
特に、クラウドファンディングで獲得した新規寄付者を継続寄付者につなげることができると、団体の基盤強化につながります。
寄付後のお礼や報告・導線設置に注意して、次につながるような対応をしましょう。
事例
障害福祉サービスを行っている団体
新たな施設の建設資金の一部をクラウドファンディングで募り、目標金額を達成することができた。しかし、団体としては閉鎖的ではなく、地域の方にも開かれた施設にしたいという思いがあったため、プロジェクト終了後にお礼の手紙を送り、施設が完成するまでの様子を定期的にSNSで発信した。
さらに施設完成後には、希望者へお披露目会への招待やお名前を記載したプレートの設置を行ったり、広報誌の送付等を行ったりすることで、関係の継続と深まりを目指した。
チェックリスト
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クラウドファンディングの報告とお礼は行いましたか?
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寄付者との次の接点は考えられていますか?
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