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現状把握と目標づくり
団体の事業を整理する
複数人で取り組むと効果UP

他団体との違いや強みを明らかにする

準備編
  • 現状把握と目標づくり
  • 団体の事業を整理する
  • 複数人で取り組むと効果UP

こんな団体におすすめ

  • 団体の強みや特徴をもっと多くの人に知ってもらいたい

  • 私たちの団体だからこそ担える役割を明確にしたい

自団体と同じ活動領域で、活動する地域や事業内容等も似ているという団体はいくつかあると思います。その場合支援者の立場になると、他の団体との違いや他団体にはない強み等が明確になっていないと、どの団体に支援をすればいいか迷ってしまいます。

 

コツのステップ

  • ターゲットとする人が寄付を検討する際に、何を重視するかを考える

  • 重視する点について、他団体と自団体の情報を比較する

やみくもに他団体の情報を集めるのではなく、「ターゲットが何を重視するか」に関係する情報を集めましょう。そのためにはターゲットが定まっている必要がありますので、ターゲットについても検討をしておきましょう。

一方で、ターゲットやポジショニングは一度決めたら変えてはいけないものではないので、必要に応じて見直しも行っていきましょう。

※なお、ここでいうターゲットとは、団体に寄付をしてくれる支援者を想定しています。受益者をターゲットとして考えた場合は、事業における差別化、優位性の検討ができます。

事例

産前産後のケアを行う団体

団体の支援者のターゲットは「共働き世帯の40代男性」である。ターゲットは寄付をする際に何を重視するかヒアリング等を行って調べたところ、「ケアを必要としている女性に支援がしっかり届けられているか」といった点であることが分かった。


そこで、「活動実績(期間・回数)」「活動の幅広さ」「受益者の参加のしやすさ」の3点について、自団体と他の産前産後ケアの活動をしている団体とで比較したところ、「活動実績」については他団体の方が年数や回数が多かったものの、「活動の幅広さ」「受益者の参加のしやすさ」については、父親向けの学習会やオンライン交流会といった他にない取り組みとしてあることが分かった。そこで寄付募集ページを、その点を強調した説明に修正した。

 

チェックリスト

  • ターゲットが何を重視するかを踏まえた情報を集められていますか?

  • 誇張や憶測に基づく情報ではなく、正確な情報で比較できていますか?

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