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潜在・既存支援者の分析
既存寄付者の分析
複数人で取り組むと効果UP

ターゲットは「直近度」「頻度」「金額」の3要素で考える

準備編
  • 潜在・既存支援者の分析
  • 既存寄付者の分析
  • 複数人で取り組むと効果UP

こんな団体におすすめ

  • 自団体へ寄付等の支援をしてくれそうなターゲットを明確にしたい

  • これまで想定していた支援者のターゲットを見直したい

寄付などの支援を集めていくにあたり、どういった人たちをターゲットとするか考えるため、これまで団体に支援をしてくれた人たちのデータを見返すことがあると思います。そのときに、金額の大きさだけでターゲットを考えてしまうと、適切なターゲットが把握できず、ファンドレイジングに関するさまざまなアクションを実行しても、期待するような成果につながらないかもしれません。

コツのステップ

  • 金額の大きさだけでなく、「いつ支援をしてくれたか(直近度)」や「何回支援をしてくれたか(頻度)」も確認する

  • 直近度、頻度、金額の大きさを踏まえて、ターゲットを決める

ターゲット選定にあたって、金額はもちろん重視すべき点の1つですが、5年前に1度だけ10万円を寄付してくれた方と、ここ3年毎年1万円を寄付してくれている方では、どちらが団体を熱心に応援してくれているか考えてみると、金額の大きさだけでは判断ができないことがわかると思います。


それぞれの支援者の方について、金額の大きさだけでなく、直近度と頻度も踏まえて、特に熱心に支援をしてくれている方たちを確認していきましょう。そのうえで、そうした人たちに共通する点(年代、所属、職業等)が見つかれば、自団体としてのターゲットが絞り込めるかもしれません。


※参考|RFM分析

RFM分析とは、顧客分析に用いられる手法で、Recency(最近の購入日)、Frequency(来店頻度)、Monetary(購入金額ボリューム)の3つの指標で顧客をグループ分けする考え方で、団体の寄付者分析においても活用ができます。


手順①|R(直近の寄付日)、F(寄付の頻度)、M(寄付の金額)のランク表を作成する

ランクは3~5段階程度が望ましいとされています。例を参考に、団体の状況を踏まえて各ランクの基準を設定してみましょう。

例)

手順②|ランク表をもとに寄付者をグループ分けする

グループの分け方も、団体の状況によって検討してみてください。

例)

事例

食物アレルギーのある子やその保護者をサポートする団体

食物アレルギーの問題の理解促進を図る活動を行うために、クラウドファンディングを行うこととなった。プロジェクトの詳細を検討するにあたり、どのような人たちをターゲットにするか決めるため、これまでの支援者リストを改めて確認したところ、一定期間継続して寄付をしてくれている方たちの中に、学校や保育園での給食調理や外食関係の仕事等、食事に関係する仕事に就いている方たちが一定数いることが分かった。

そこで、食に関係する仕事をしている方をターゲットと考え、寄付募集チラシを作成し、同業のお知り合いの方への周知を依頼した。

チェックリスト

  • これまで支援をしてくれた人たちについて、金額の大きさだけでなく、直近度、頻度も把握できていますか?

  • 金額の大きさ、直近度、頻度を踏まえてターゲットを選定できていますか?

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