「右脳で入って左脳で落とす」
こんな団体におすすめ
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クラウドファンディングでの資金集めに挑戦してみたい
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クラウドファンディングで思うように支援が集まらない
取り組みの必要性や重要性を強調したいあまりプロジェクトページの冒頭から核心に迫るような難しい説明をしてしまうと、ページを読み始めた人の中には内容が理解できず離脱してしまう人もいるかもしれません。
そうなると、いくらその先に読み手を惹きつける内容が書かれていても、その文章を読んでもらえることはありませんし、結果としてこのプロジェクトへの支援にもつながりません。
コツのステップ
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解決したいと考えている問題の存在や深刻さを説明し、共感を喚起する
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そうした問題は、何をどうすることで改善に向かうと考えているか、納得してもらえる説明を考える
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①→②の順にプロジェクトページの文章を構成する
「右脳で入って左脳で落とす」とは、言い換えると「共感」→「納得」の流れで読み進める構成にする、ということです。
団体が取り組む問題について、そもそも問題の存在を知らない人もいるかもしれません。まずは問題の存在や深刻さを具体的なエピソード等も交えながら説明し、その上で問題の解決までの道筋を示すことで、読み手の理解が深まります。
なお、文章だけの説明でなく、写真や図での説明も効果的ですが、受益者に関する内容については、プライバシーへの配慮や「受益者が読んで不快に感じることはないか」といった点は十分に考慮する必要があります。
事例
動物愛護に取り組む団体
多頭飼育崩壊により劣悪な環境におかれた動物を保護し、地域の人とふれあってもらう犬猫カフェを新たに作るためにクラウドファンディングを行うことになった。 プロジェクトページを作成するにあたり、犬猫カフェの特徴やスタッフ体制などといった説明の前に、活動する地域だけでも年間どれくらいの多頭飼育崩壊による保護があって、どれくらいの数の犬や猫が新たな飼い主を求めて暮らしているのかといった説明をすることで、問題の深刻さを理解してもらう構成とした。併せて、保護されたときには病気に感染していたが、スタッフによるケアや治療代の寄付などによって元気になったある猫のことを写真つきで紹介し、この問題への関心を持ってもらうことを目指した。
チェックリスト
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プロジェクトページの書き出しは、読みやすい内容になっていますか?
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共感だけでなく、納得につながる内容も含まれていますか?
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説明文や写真などは、受益者への配慮がされたものになっていますか?
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