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現状把握と目標づくり
団体の財源を整理する
複数人で取り組むと効果UP

削減できる費用を考えてみよう

準備編
  • 現状把握と目標づくり
  • 団体の財源を整理する
  • 複数人で取り組むと効果UP

こんな団体におすすめ

  • 団体の活動資金について、もっと有益な使い方をしていきたい

  • 寄付者の想いを大切にする意識を、団体内でもっと高めたい

ファンドレイジングの取り組みによって順調に団体の収入を増やすことができても、支出が多いままでは資金不足は解消されません。寄付者も自分の寄付がもしも有益な使われ方をしていないとしたら、それは本意ではないはずです。資金を集めることだけではなく、もっと削減できる費用はないかも併せて考えながら、本当に必要な活動に資金が使われる状態を目指しましょう。

コツのステップ

  • 現在の支出の内訳を確認する

  • 削減の目的や犠牲にしてはいけないことを決める

  • 削減の目標を定め、取り組みを実行する

支出の見直しを行う際に避けるべきは、「支出を抑えることばかりを考えて進めてしまう」ことです。闇雲な削減の結果、業務効率が下がってスタッフの負担が増えてしまったり、団体のサービスの質の低下につながったりしては本末転倒です。

 

そもそも支出の見直しは目的ではなく手段であり、「何のために支出を減らすのか」や「支出の削減が、○○の悪化を招くのであればやらない」といった点はしっかり明確にしたうえで取り組む必要があります。

 

また、非営利団体向けのプランや無料で利用できるツール等もいろいろとあり、代表的なものとしては以下のようなものがあります。

 

Googleが提供する非営利団体向けプログラムで、一定の要件を満たせば、Google Workspace(GmailやGoogleドライブ等をビジネス向けに利用できるようにした有料プラン)の利用や広告出稿といった、通常は有料のサービスを無料で利用することができます。

 

非営利団体向けの取り組みとして、スケジュール管理や業務アプリ作成等が行えるサイボウズ製品を特別価格で提供しています。利用にあたっては審査が必要ですが、法人格のない任意団体も対象となっています。



こうしたプランやツールをうまく活用することで、用紙やインク等印刷にかかる費用や交通費、通信費等を削減することができた、といった団体の声もよく聞きます。こうしたツール等については新しいものが日々増えていますが、活動をしながらそうした情報を収集していくことは大変かと思いますので、外部の専門家や中間支援組織等からの情報も活用するといいでしょう。

 

事例

地域住民の交流サロンを運営する団体

団体が運営する交流サロン内で使用していた乳幼児向けのおもちゃや絵本のいくつかが劣化してきており、新たに買い替えるための費用が必要となったため、寄付と支出の見直しを行った。団体の支出を改めて確認したところ、コピー用紙やインク代、郵送費が想像以上に高いことが分かった。

そこで団体では、業務日誌や会議の議事録等すべて印刷して保管していた方法を改め、無料で使えるITツールを活用して印刷をしない運用にした。またサロン利用者や支援者向けに広報誌を年4回郵送していたが、広報誌の送付方法についてアンケートを行い、メール送付で問題ない方についてはメールでの送付にしたことで、印刷や郵送にかかる費用を減らすことができた。こうした取り組みによって削減できた分を、おもちゃや絵本の購入に充てることができた。

チェックリスト

  • 団体の支出の内訳は明確にできていますか?

  • 「何のために費用を削減するのか?」が団体内で共有されていますか?

  • 団体の支出の見直しを定期的に行っていますか?

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