支援先団体紹介
NPO法人アクセプト・インターナショナル
アクセプト・インターナショナルは、ソマリア、イエメン、ケニア、インドネシアなどにおいて、元テロリストやギャングなどの紛争当事者を受け入れ、彼らが人生をやり直す支援を通じてテロや紛争のない世界を目指す日本発の国際NGOです。
2011年に発足し、2017年に法人化して以来「アクセプト(受け入れる)」という姿勢のもと、ニーズが非常に高いにも関わらず見捨てられた分野・対象・地域にて支援を展開してきました。
こうした活動は国内外で高い評価を受けており、2020年度にはパリ平和フォーラムにて「地球規模課題を解決するソリューション」として私たちの取り組みが日本から初選出されました。
テロや紛争により、世界中で年間およそ15万人の命が奪われ、難民問題などさまざまな被害が発生しています。こうした問題に対して、世界各地で軍事的な取り組みがなされてきました。しかし、問題は解決していません。それどころか「やられたらやり返す」という憎しみの連鎖に陥り、問題は長期化・広域化・複雑化しています。
こうしたテロ・紛争の当事者になる人々は、私たちと同じ人間であり、その多くは若者です。彼らが武器をとった背景には、家族を殺されたことへの復讐、収入がなく困っていた、住んでいた地域がテロ組織に支配されたなど、そうせざるを得なかった事情があります。
軍事的な取り組みだけでは解決ができないからこそ、私たちは「アクセプト(受け入れる)」という姿勢が必要であると考えています。
具体的には、テロや紛争の問題が深刻なものの、取り組みが少ない場所において、過激化リスクの高い人々を対象とした過激化防止と、一度テロ組織に加入してしまった人々へのカウンセリングや基礎教育・職業訓練、長期的なフォローアップなどを通じた更生・社会復帰支援などを行っています。
また、テロ組織から抜け出す若者を増やす取り組みもあわせることで、紛争解決に向けた歯車を回すことを目指しています。
現在、主にソマリア、ケニア、インドネシア、イエメンにて活動しています。
1.ソマリア
テロ組織「アル・シャバーブ」からの投降兵や逮捕者に対し社会復帰支援を実施。
2.ケニア
テロ組織が勧誘対象のひとつにしている若者ギャングたちに向け、過激化防止事業を実施。
3.インドネシア
テロに加担した元受刑者に対して、現地NGOとともに脱過激化を促すプロジェクトを実施。
4.イエメン
武装勢力などからの投降兵や帰還兵に対して社会復帰支援を実施。
私たちは、現場レベルでテロ組織の勢力を縮小することで、テロや紛争の解決を目指しています。
今回のPEACE WALKで皆様からいただいたご寄付は、ソマリア、ケニア、インドネシア、イエメンなどにおいて、テロや紛争の解決に向けた取り組みに活用させていただきます。
彼らの過去に向き合い、新たな未来を歩む支援を行うために、どうかお力添えをお願いいたします。
また、私たちの活動にご賛同いただけましたら、チャリティウォーク終了後も継続的にご支援いただけますと幸いです。
▼「アクセプト・アンバサダー」として継続的に参加
https://accept-int.org/donate-lp/
▼単発のご寄付で参加:ソマリア2022大干ばつ緊急支援プロジェクト
https://accept-int.org/emergency_somalia/
▼インターン・プロボノ・職員として参加
あなたのご支援により、若者たちの生き直しが実現されるのみならず、彼らが傷つけていたかもしれないたくさんの命を救うことができます。
「テロや紛争のない世界」の実現のために、ご協力のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。
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