支援先団体紹介
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
テラ・ルネッサンスは『すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現』を目指し、2001年に京都で設立。
現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援や、紛争被害者への自立支援事業を実施しています。
2022年5月からはハンガリー事務所を開設し、ウクライナ難民・避難民支援を開始しました。
アジア・アフリカ・ウクライナ地域の元子ども兵や孤児、シングルマザー、地雷・不発弾被害者、難民・避難民など、紛争や災害の影響を受けた人々が、過去の傷を抱えながらも、自分たちの力で家族を養い、子どもたちを学校へ通わせることができるよう、職業訓練などを通した自立支援をしています。
2022年2月24日よりロシア軍によるウクライナの侵攻が開始され、多くの市民が被害に遭い、難民として近隣国への避難を余儀なくされました。
加えてウクライナ国内にも、今も避難生活を続けている国内避難民がたくさんいます。
特にウクライナ西部のザカルパッチャ州では、支援団体やボランティアの姿はほとんどなく、東部から避難してきた人々は過酷な環境での生活を強いられています。
テラ・ルネッサンスは、2022年5月よりハンガリーに事務所を開設し、ハンガリーに逃れてきたウクライナ難民の方々と、ウクライナ国内で避難を続ける国内避難民、そして避難民を受け入れているホストコミュニティの生活を支えるため、支援を開始しました。
「誰ひとり取り残さない支援」を目指して、特に支援の手が届いていない脆弱(ぜいじゃく)な難民・避難民に対する支援活動を行っています。
現在ウクライナでは、長引く戦況や、燃料や物価高騰の影響もあり、これから迎える厳しい冬を越えていくことに不安が高まっています。厳しい冬に備えた燃料や暖房設備・住居等の整備が必要です。
ウクライナ・ロシア危機が大々的にメディアに取り上げられる一方、十分な関心や支援が寄せられず、紛争・戦争によって命や暮らしを脅かされている人々がたくさんいます。
テラ・ルネッサンスの活動地であるコンゴ民主共和国では、1998年以降、コンゴ紛争により540万人もの人命が失われました。
2002年に和平合意が交わされるも、2016年から再び情勢が悪化したために、新たに1万7千人以上が犠牲になり、現在も660万人以上が国内外に避難しています。
しかし、戦後世界最大の犠牲者を出しながらも、その事実はメディアでほとんど取り上げられることがなく、「忘れられた紛争」と呼ばれています。
テラ・ルネッサンスは、2007年から今日まで、コンゴ民主共和国南キブ州・中央カサイ州において、元子ども兵、性的暴力を受けた女性たちの職業訓練、小規模ビジネス起業支援、食糧増産のための技術支援など、幅広い支援活動を継続しています。
コンゴでもウクライナ危機の影響で食糧、ガソリン価格が高騰し、それにより住民の生活は困窮した状態に陥っています。ウクライナ危機の影響が長引く中で、引き続き自立支援活動を行っていくには皆さまのご支援が必要です。
世界では今なお、多くの国や地域が紛争の影響を受けています。
テラ・ルネッサンスでは、ウクライナ・コンゴの他にも、ウガンダやブルンジにおいて元子ども兵や南スーダン難民、ストリートチルドレンなど紛争被害者や社会的弱者を対象に、自立に向けての職業訓練や収入向上支援を行っています。
また、カンボジア・ラオスでは、地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援などの支援活動を行っています。
そうした活動を通して、紛争の被害を受けた方々が、家族を養い、子どもたちを学校に通わせ、自分たちの力で生活をしていくことが出来るよう、自立支援に取り組んでいます。
皆さまからのご寄付は、アジア・アフリカ・ウクライナで紛争の被害を受けた人々への支援活動に大切に使わせていただきます。
テラ・ルネッサンスでは、「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現」を目的に、アジア・アフリカ・ウクライナ地域の6か国で、元子ども兵や難民・避難民、シングルマザーなどの、紛争被害者へ生活支援と自立支援活動を行っています。
▼ウクライナ難民・避難民への支援活動(「誰ひとり取り残さない支援」を目指して)
1)生活支援
◉食料・日用品の提供
ウクライナ西部やハンガリーの国境地域で週一回ペースでニーズを聞き取り、物資を支援しています。食料品や日用品、薬などの調達、運搬、供与までの一連の支援を行っています。
◉炊き出し拠点(キッチンポイント)の整備
生活支援として食料の提供を行うほか、キッチンポイント(炊き出し拠点)の整備・運営も行っています。
◉避難場所・倉庫の整備
難民・避難民の方々が、最低限の生活を避難所でも続けられるように、施設設備の支援を行っています。避難場所に洗濯機、乾燥機、シャワー室、ボイラーなどを設置しています。
◉子どもの教育・心理社会支援
避難所には多くの子どもたちの姿が見られます。長期の避難生活となると子どもたちの教育や心のケアなどの観点から、本や遊具などの支援も重要だと考えています。
2)CSCs(Cash for Social Contributions)~社会貢献型現金給付支援~※
◉炊き出し作業(週2回)
◉支援物資を保管する倉庫等の清掃・整理作業
◉手工芸・伝統刺繍の製作
※CSCsとは?:対象者の主体性を最大限尊重し、その人にできる社会貢献(モノ作りやサービスの提供)の機会を提供し、現金を給付する支援。それにより当人の生活を支えるとともに、周囲の人々にモノやサービスを提供する支援のこと。上記を仕事として難民の方々に提供し、収入を得ていただく。
▼コンゴ民主共和国における紛争被害者への自立支援活動
1)食料や衛生用品等の物資の支援
食料支援だけではなく、コロナ渦で収入が減ってしまった洋裁店の女性たちにマスク作りの仕事を提供し、彼女たちから買い取ったマスクを脆弱な人々へ無償で配布しています。
2)就業機会の提供
紛争被害女性を対象に、パイナップルジュース作り、石鹼作りの生活向上や販売促進支援、洋裁技術訓練を行っています。
◉石鹼作り訓練
支援地域で生産されるパーム油を使用して、石鹸を製造するための技術訓練および、それに必要な用具類の提供を行っています。持続可能なパーム油を使い、石鹸を生産、販売することで貧困層の人々の収入向上支援を行っています。環境に配慮したビジネスを起業することが期待されます。
◉洋裁訓練
紛争被害を受けた女性たちへ自立に向けた洋裁訓練を提供しています。修了生へは開業支援を行うことで、個人・または数人の小規模グループで洋裁店を営み始めることができます。洋裁店の運営や生計向上に向けて、個別訪問や助言、販促支援などを行っています。
今回のPEACE WALKで皆様からいただいたご寄付は、アジア・アフリカ・ウクライナで紛争の被害を受けた方々への支援活動に大切に使わせていただきます。
第一回PEACE WALKにご参加いただいた方からは「たくさん歩けなくても小さな一歩が少しでも何かのチカラになったら嬉しい」などの声をお寄せいただきました。
たとえ一人の力は微力でも、微力が何百、何千と集まれば、一つの大きな勢力になります。
ぜひ、テラ・ルネッサンスの活動を応援して下さい!
日常にある「歩く」という行為から、平和への祈りをカタチにするPEACEWALK。
皆さまの1歩1歩が、支援を必要としている人々への寄付となり、困難な状況の中でも懸命に立ち向かい、未来へ歩もうとしている方々の一歩をつくる支援となります。
1歩1歩を積み重ねながら、世界の現状を知り、考え、ひとりでも多くの方々に「ひとり一人に未来をつくる力がある」と共感してもらい、「平和をつくる仲間」が増えていくことを願っております。
私たちができることは、微力ではあるかもしれませんが、無力ではありません。
あなたの日常の一歩を、「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現」へ繋げませんか?
支援先団体一覧